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ブラッドフォード大公国

久しぶりに冒険者として依頼を受けて討伐することができた。


なんだか僕たちは最近、たまたまだけど国家的な危機を救って、いろいろなことが起きている。


そして、それをきっかけに、いろいろな人と知り合うことができているが、多くは国のお偉いさんばかりだ。


今のところ、きな臭い情報はないんだけど、国家権力と知り合うと言う事は重要なことだと思う。


そして俺が今現在だけどオーリス王国、ダイラス連邦、魔族の国のサイラス王国、そしてライオネル公国の公爵の地位にあるわけだ。


なったばっかりな公爵の地位だけど、その国の貢献度から言っても僕の意見を無視できるものではないと思う。


こういう事は大切だと思う、どうしてかと言うと村人が何を言っても聞いてもらうことができない。


もし何かの情報をつかんでいても、村人の1人が正論を言ったって信用性はない。


しかし俺は今まで誘拐犯たちを追うことで、功績を上げてきて国との信頼ができている。


それが重要なことだと思う。


オーリス王国が、友好関係を結んでいる国は、ダイラス連邦とセラフィーナのいるライオネル公国だけ。


この時代では3国が有効国を結ぶと言うことも、珍しいことではある。


でも、まだ足りない。


邪悪なことを考える奴らや国は多くいる。


そして今回の誘拐犯たち手を組んでいたのが、ブラッドフォード大公国だ。


しかし大公国の主犯格は、牢屋に入っている。


今は第二王子が、即位しようとする時期だ。


と考えていると、アリシアが紅茶を持ってきてくれた。


「アリシア、ありがとう」と言うと、アリシアは何も答えないで俺の横に座った。


「クリス、何を考えているの?」


「今、考えているのはね、ブラッドフォード大公国の事なんだ。」


「ブラッドフォード大公国って誘拐事件の主犯格の国だよね」


「そうだよ…」


「私も知らない間に誘拐されたから、本当はブラッドフォード大公国には、良い印象がないんだよね…」


「でも、助け出されたときには、ベッドの上で目が覚めたら下着だけだったのよね、あの時、私の下着、見たよね。」


とアリシアが脅してきた。


「うん、ごめんね」


「クリスに、間近で下着を見られたから、もうお嫁に行けないから、クリス、もらってね」


と言う言葉がアリシアから出てきたので、俺は言葉を返すことができなかった。 冗談なのかなと考えていたら、


「でも、クリスが助けてくれたんだから、しょうがないか!」


「クリス、本当にあの時は、ありがとうね」と言って俺の手をぎゅっと握ってきた。



アリシアが俺の手を握ったまま、


「クリス、ブラッドフォード大公国の王様ってどんな人?」


「そうだね、王様と第一王子と第三王子が悪事を働いていたのを、体が弱かったため関係していなかった人が、第二王子なんだ。その王子の名前なんだけど、確かバーナードだったかな。 本当にあれからは会っていないけどいい人だと思うよ。」


「今、僕が考えているのはブラッドフォード大公国とも友好関係が気づけないのかなと言うことなんだ」


「でも、今から動く時にも問題が山積しているかもわからないけど、今、現在で問題が1つあるんだ」


「その問題っていうのは、セラフィーナ王女ね」とアリシアが言ってくれた。


「 そうだね、セラフィーナは誘拐されてブラッドフォード大公国に拉致されていたんだ。 それも、性的な暴行を受けて」


「だからオーリス王国がライオネル公国と友好関係にあるから、さらにブラッドフォード大公国と友好関係をオーリス公国と、こじれ安くなると思うんだ。」


「だから動く前に、ライオネル公国に行ってセラフィーナに会う必要があるんだ。」


「もちろん、僕は、セラフィーナが了承しなければ進める事はしないよ」


「そうだね、それがいいよ」


「明日にでも連絡をとって、またセラフィーナに会いに行こうかと思うんだけど、アリシアはどうする?」


「行くわ、何かの手伝いができるかもわからないから」


「じゃぁ、他のメンバーが、どうするか聞いといてくれる」と言ったのでアリシアは部屋から出て行った。


そして、そんなに時間が立たずにアリシアは戻ってきて、全員が行くと伝えてきた。





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