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大公国の未来

体が弱いと言う第二王子を特徴を聞いたので、センサーで探してみる。


王子は上の階の大きな部屋にいた。


どうも今の時間から寝ているようだ。


幸いなことに部屋には、王子一人しかいない。


俺は寝ている王子に、少しだけ体をヒーリングしてあげて、精神魔法で夢を見させることでした。


子供たちが立ち下げて親から離されて、ひどい目にあわされたり、性的な暴行を受けたり、殺されたりするようなシーンを捜索して夢として第二王子に見せた。


王子は寝ているけど、すごく寝汗をかいている。


そして王子はゆっくりと目を開けた。


目を開けた王子は俺と視線を合わせた。


「なぜ、私の部屋にいる?」


「今、あなたに見せた夢は、この城で行われている本当のことです。」


王子は、先ほど見た夢を本当だとは思っていなかったみたいだが、俺の言葉で気がついた。


「あなたが私に夢を観てたんですか?」


「このままでは、あなたの国は滅んでしまいます」


「あなたは、神ですか? 私は目が覚める前に私の体を治すのを感じました。 今までこんなに体が軽かった事はありません。 こんな元気な体にしてくださった、あなたに感謝することと、この国の未来をつなげていくことを誓います」


「先ほど夢だと思っていたことが本当に現実に起こっていると言う事は、うすうす私の耳にも届いていました。でも今まではどうすることもできなかった!  悔しくて残念でしょうがなかった。あなたが手をお貸し下さるなら、私はあなたが望むように行動したいと思います、神よ 」


王子はベッドから降りて跪いた。


誰が神だよ!


「私は、今からどうすればいいですか?」


そして俺は今からやることを王子に話した。


自分の父親や兄弟を精神魔法で麻薬のせいにして、機能不全にしなければいけないことを詫びた。


「いいえ、神よ、父や兄弟たちは、その罰に対する以上のことをやっています。神が悔やむ事はありません。」


頭まるで俺を神のように言ってくる、今は否定しないほうがいいかなと思って、そのままにしておいた。


そして3つの貴族の件も報告しておいた。


なんだか第二王子は、神を信奉しているのかなと思うくらいだった。


そして第二王子が着替えて動き出そうとしていたので、王様と第一皇子と第3皇子に精神魔法をかけた。



そして俺は、アレクとロゼッタとパトリシアの3人を連れてオーリス王国の屋敷の自分の部屋に戻ってきた。


解放された女の子たちは、全員が衰弱状態だったが、大きな怪我も直している元気そうだった、今は食堂で少しずつ食事をとっていると言うことだ。


食堂を見渡していると、あちらこちらで食事をとっている子供がいるけど、配膳している1人にシャーロット王女がいるのに気がついた。


俺はシャーロット王女の近づいて、「何をしているんですか?」と聞くと、「見てわかりませんか、お手伝いですよ」と言ってお皿を運んでいった。


一通り見てもらって大丈夫だと思ったので、俺は自分の部屋に戻った。


そしてパーティーメンバー全員を集めた。


「みんな、ご苦労様」


「本当に疲れたわよ」とイザベラ


「屋敷に来てからの方が大変だったわね」とソフィア


今、俺の部屋に食事が運ばれてきている。


そこにシャーロット王女も食事を運んできてくれて自分も座った。


「みんな疲れたでしょ、いただきましょ」とシャーロット王女が言った。


俺たちは無言で食べだした。


そこに護衛を伴った王様がドアから入ってきた。


俺たちは立とうとしたが、王様が手で制した。


「すいません王様、今から報告に行こうと思ったんですけど」と俺が言うと、


「何を言う、公爵殿、これだけの大仕事をしたのに…、また貴殿に助けられてしまった。」


シャーロット王女だけが、もぐもぐ、もぐもぐ食べていた。


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