国会を茶番にした男4(傀儡王)
東京五輪延期にいたるみごとにぐだぐだな猿芝居。主演を演じたのは安倍総理。それを引き立てる脇役はたくさんたが、中でも一番は森元総理だろう。
延期はないと推し進める彼を、首相の鶴の一声で延期に決める。JOCも東京都も被害者面ができる。そのためにわざわざG7でもアメリカに安倍が決めろといわせる。
こんなわかりやすい芝居を見せられては、料金返せ!と叫びたくなる。東京まで出て行くのは大変なのでチケットもボランティアも関わっていないが、いつもの通り、具体的なことは決めずに、いきなりの延期発表。こんなのは英断でもなんでもない。あいかわらず、まったく根回しができない。『トップ』というより『とっぴ』という言葉が相応しいだろう。
チケットの払い戻しはあるわけない。正規の転売サイトで売るぐらいならできるだろう。それでも、ものによってはだぶつく可能性もある。もっとも大量購入した人は余裕のある人だろう。が、企業にとっては大問題だ。スポンサーとしてチケットを配っているメーカーはそれがさばけるまでスポンサーを降りられない。新たにスポンサーを募集しても、スポンサー分のチケットがなければ魅力がないと感じるだろう。また、パッケージやキャラクタもスポンサーを降りれば、作り直しだ。
こういった詳細をまったくつめずに、延期をしないと引っ張って、いきなりはしごを外すようなことを平気でする。この猿芝居。主役の猿は総理だ。そして、その猿を操っているのは森元総理だろう。
ただ、見た目では逆に思えるのは私だけだろうか。