似てる。パート2
すがわらさん再登場。
『あれ〜、交換大会してるうーー。』
あなたが、さっさとトイレ行くから!!
さあ、
私の番号を聞こうとした、
トップバッターは誰でしょうか?
Aさんです。
Aさんは私に、
『よかったら、私と交換してくれませんか。私の部署、みさこさんみたいな頼れる人いなくて…もしめんどくさくなかったらメール送った時には読んでください。』
なんて、謙虚な子なの??
「頼れるなんて、そんなあ。」
みさこさんでれでれですよ。
私がこの子の先輩だったら、
なにか、また、変わっていたかも?!?!
いやいや、
すがわらさんだって、
すんごくいい子です。
とりあえず、社交辞令なので、
3人と番号交換。
じゃあ、
じゃあ、聞いとこうかな?!くらいの
勢いで。
すがわらさんは、
きもちよーく酔っていたみたいで、
心配症のヨシ君と、帰りの電車が一緒なので、
ヨシ君にお任せして。
他2人は、
2人で同じ線。
私と、Aさんも、
運よく、2人で同じ線。
きれいに3つのグループで帰れました。
女子たちで帰れるときは、
合コンの雑談をぴーちくぱーちくの世界だけど。。
Aさんとはそうならなかった。
Aさん『美那、酔ってましたね。』
『でもあのよしクンって人と、美那は付き合ってないんですよね〜。不思議です。』
この子、やっぱりかわいい。
仲良くても、
付き合ってそうでも、
たった2人で会っていても、
デート何回もしていても、
関係持っていても、
付き合ってない2人なんて、いくらでもいますよ、世の中。。。
帰り、15分くらいの電車でしたが、
話すことは、
すがわらさんの話のみです。
彼女も幸せ者です。
私たちに心配してもらえて。
私が乗り換えのとき、
Aさん『今日は、美那が絶賛する先輩とお話できて、うれしかった〜。会社であったら、挨拶させて下さい!!』
なんて、かわいいこなの?!!
でれでれ中
「私も、話せてよかったー!また、会社でね!気を付けて帰ってね。」
『みさこせんぱいも!』
全然
みさこせんぱい
が気にくわなくない。
なんででしょう。
とぽとぽ
あ、そういえば、
番号交換したんだった。
もう、頭は、Aさんでいっぱいだった。
携帯なんてすっかり忘れてた。
すがわらさんとAさんにメールしよう。
って、
おもったらあ。
メールあり。のサイン。
誰ええ?!?!
あ、
darlingだ。
今日のことは、
darlingに言ってあるけど、
メンズがいるのは知らない。
どうしよう。
あなたの会社の
最寄り駅と同じ会社のメンズが来ましたって。
言った方が、いいのかな?!?!
まあ、それは後で考えよう。
「二人とも、今日は
ありがとう。
最後のスィーツおいしかったね!
すがわらさん、無事着きました?!
Aさんも帰り、ご一緒させてもらって、
ありがとうね!!
では、
よい週末をーー。
みさこ」
って、
メール送信後に、
電話。
えーーーーー、
ヨシくん。
「もしもし?」
『あ、ヨシです。』
知っています。
携帯の画面にそう出ていますーーー。
「すがわらさん、大丈夫でした?」
ってかさあ、
いいなあ、
すがわらさんの立場。
心配してもらってさあ。
『うん、帰りの電車座ったとたん寝てて、自分の降りる駅になったら、すくって起きて、いつものように、ばいばーいって。』
すがわらさん
ほんと幸せね。
まあ、この電話は、
すがわらさんの事後報告と、
今日は、楽しかった、ありがとうの
挨拶電話のみです。
なんか、
わくわくしてきました。
あれ〜〜。
面白くなりそうう。
AさんとB君もどうなるか楽しみだけどーー!!
月曜日。
すがわらさん『せんぱい、先週はありがとうございました。私、酔ってました。イタイこと言ってませんでした?』
「いや、大丈夫だよ。」
『ヨシたちも楽しかったみたいで、ほんとありがとうございました!!』
いえいえこちらこそ。
人間観察たのしかったです。
特にあなた。
「いえいえ、こちらこそ、楽しかったよ!」
『またなんかあったら誘いますね〜〜。』
あ、
とりあえず、
笑顔のみの
回答を。
こころのなかで
(またよろしくお願いします。)