一切合財、削除。
私的恋愛って、
愛されるより、
愛する方だね。
うん、知ってるとばかりに、
ティム(犬)がうなだれた。
でもさあ、
愛するって、そう簡単じゃないのよね…
ティムはもくもくと
ビーフジャーキーを食べる。
あたしさあ、愛されたこと
あるのかなあ…
darlingほんとに私を
すきなのかなあ…
愛って何だろうう?
ねー聞いてるの?!
ティムはびっくりして、さっさとどっか行っちゃった。
ティムはソ○○バ○○のお父さんじゃないから、
意見をゆってくれませんよ。
もうわかった。
おとなしくしてる。
どこも出かけない。
週末は実家に帰る。
こうして、ティムとお話してる。
プロポーズされる、女子の条件の一つに、
携帯電話の電話帳の男子の番号を
削除せよ。
とあった。
よし。
これだ。。
私に足らないのは、
愛される女の部分だ!!
↑これ革命的。
あら?
私はプロポーズをひょっとして、
待っているのか?
うーん。
どーーーだろう?
でも、とにかく、
いまは、
ウエディングドレスよりも、
darlingとの
デートのコートだ。
よし、
削除じゃ。
一切合財
削除じゃーーーーー。
じゃーー
ティム『う”−−−−ワン!』
彼女には、
そのティムの『う”−−−−ワン!』
が、
『レディーーーーゴウ!』
に聞こえるに違いない。
(30秒経過)
ごめんティムやっぱりできない。。。
ティムーーー!!
助けてええ
ティム『ワン(もっとしっかりせい)!』
ですよね。
『ねえちゃん、ティムと会話してるの?』
うん、ちょっとね。
『上戸彩か?!?!』
ばれた?
じゃあ、弟よ、君は、背の高いblackのお兄ちゃん役よ。
dalingを
想う心と
うらはらに
我つね悩む
電話帳