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持つべきものは・・・

恋の痛みなんて

なんでもなかった。


その痛みうけて

なんぼの世界。


心の傷はそう簡単には失せないとは、

彼女の場合、恋愛に関しては、

95%否定する。













あの頃、

「年上のだんせい」に対して、

あこがれがあった。


年上と聞くだけで、

尊敬したり憧れたり、

それだけで、ひかれてしまうものがあった。


彼女もふつーの女の子である。


当時の彼女もまた、

10代の女の子が憧れてしまうな人と付き合っていた。


5歳上の働いている方。

学生だったものだから、

ばりばりの社会人に弱い。



あまりメールくれないのも、

電話もしないのも、

どうってことなかった。


彼、お仕事で忙しいしね。

学生のバイトじゃあるまいし、そんなに私にかまってくれないわよ。


いいのいいの

免疫つけとかないと…

ね。



わかっているけど、

ついつい何しているのかな?

とか

今度いつ会える?

とか

いってしまう。


19歳と24歳のその

20歳を超えるか超えないかの

壁は

以外にも厚かった。


19歳の私はただ

社会人

ってことに

なにかポイントを見つけてしまって、

実際彼のことをどうこうとは、

思っていなかったのかもしれない。


でも好きだったよ〜〜。

今でも思い出すと、お顔がにやけて、紅くなるくらい!!


待ち合わせの場所。


いっつも彼は早く来ていて、

それだけで、


大人ってすばらしい・・・


はて、

彼のお家にはぜったい泊まったことがなかった。


まして、週末にお部屋に行ったことがない。


彼が携帯電話をさわって、なにやらチェックなどをしている姿はまれに見るくらい。


デートだってなぜに私の行動範囲の方?


後からわかった、

私は三叉のさんにんめの女の子だったってこと、

振り返れば、

あ〜〜と思い当たる節は

とってもある。


泊らせなかったのも、週末にお部屋にいかないことも

すべて他の人が気づかれないように。

携帯もあまりちょこちょこやるのも窺わしい。

そりゃあ、デートの場所も気を使うさ、ね。


うすうす気づいて、

これは居たたまれないと

おもって、消えていこうとした自分。


でも、

おとなのだんしは、

ひとりやふたりやさんにんも、

抱えきれるほどの

包容力があるのね〜〜。

























っておい。


感心してしまうくらいな

19歳の私。


さすがに

さんばんめは今の私には辛いから・・・

といって、

別れたっきり。
































っていうのは、

おとぎ話で。



あれから何年かたって、

メールをしてみたの。





いまでも彼とは

まったく

おにいちゃんみたいなお友達です。


なにかとあれば雑談をする、お友達。


あれよこれよと彼の恋愛話を聞いていられる

歳にも私は

なったみたいだし。


私のコメディのような恋愛話も聞いてもらって、

お互いあーじゃないこーじゃないと

討論し、

恋愛以外の話もするし。


男心もわかるし、

向こうだって女心もわかるでしょう。


当時10代の私は絶対に

彼は

お酒をすすめなかった。

そこんとこは大まじめな彼。


「みさこと飲みに来られるってあの頃思ってもみなかったよーー。」


って、再会した時にゆっていた。


その発言からして、

私はただの遊びだったって、

証明された。


ま、

もう、いいんだけどさあ。


だって、付き合ってた頃、

みさこと飲みに行こうなって、

ゆってくれてたじゃん。






彼にはいまでも

お手上げです。




















持つべきものは、

弁護士、

会計士、それに

医者の

友達ですよ。

プラス

なんでも話せる

男友達。または

女友達。



みなさん

いくつクリアしてます?

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