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Battle front  作者: 生わさび
4/11

3、悲しい現実

誤字、脱字や何らかのミスを犯す可能性があります。

その場合は遠慮なくご指摘お願いします。

「なんで助けてくれなかったの?」

「怖かったんだ、俺は・・・。」

「私も怖かった。もちろんあなた以上にね。 じゃあここで問題、私はその間何を食べたと思う?」

「・・・?」

「正解は肉よ。でもただの肉じゃない。言葉を使い、理性を持った肉をね。」

「っ! お、俺はっ・・!」

「まあいいわ、あなたに言いたかったのはそれだけだから。じゃあね。」

「ま、待ってくれ! たのむ・・・」




基地内部 医務室にて、



「・・・ん、夢・・?」

「あ、伍長。」


一瞬声の主を探したがすぐ右にいたのに気付いた。舞だった。 右側が死角になっていた。


「・・・、あっ敵は、敵はどうなったの!?」


基地が襲撃されたことを思い出した。


「落ち着いて下さい、伍長!」

「殲滅したよ。」


明らかに違う声がした。


「誰だ?」

「おっと、これは失礼。」


そう言って仕切りのカーテンが開かれた。


「俺は浅見健介、階級は戦闘大尉でtype-15のパイロットだ。よろしくな。」

「ああ、あの時助けてくれた。ありがとうございました。」

「いや、礼はいいんだ。それよりも問題は、」


そう言って健介は険しい顔を浮かべた。


「どうやってenemy-5を倒した?」


輝一には訳が分からなかった。


「どうと言われても普通に倒しただけですけど。」

「え。」

「え。」


舞と健介がこちらを不思議そうに見てきた。 ますます訳が分からなかった。


「あのな、お前と戦ったenemy-5は指揮官機だった、それも凄腕の。俺だってミスったら殺される相手さ。それをお前は格闘装備だけでそいつを倒した。」

「いえ、機体の性能とAIのお陰です。」

「そ、そうか。」


すると健介は数秒間を置いてから話し出した。


「なあ、戦闘科に移る気はないか?」

「え?」

「 確かにtype-16は他よりも性能が良いかも知れない、しかしあそこまでの性能を出すには人の操縦で、しかもエース並の技量がいる。 すぐ決めろとは言わない。少し考えてくれないか?」

「え、あっはい。」

「あっそうだ。舞に礼を言ってやれ。お前の事ずっと看病してたんだぞ。それじゃあな。」


そう言って健介はカーテンを閉めて行ってしまった。

その一方で舞はそっぽを向いて顔を紅くしていた。


「鳴海。」

「はいっ!?」

「ありがとうね。」

「え、あ いえ、どう・・致しまして・・。」


そして下向いたまま固まってしまった。


「? どうしたの?」

「ファッ!」


肩を叩いてみたところ、いきなりビクッと動きだした。


「だ、大丈夫?」

「あっはい、すいません・・・。」


やはりいつもと何か違った。


「あの・・・。」


舞が話を切り出した。


「ん?」

「もし、良ければなんですけど・・・。」

「うん。(これはまさか・・・)」


確実に来たと思った。


「私の事名前で呼んでくれませんか?」

「え、あっうん。(そっちかいっ・・・)」


少し悲しくなった。


「・・・舞。」

「はいっ!」

「人生って難しいね。」

「え。そう、ですね・・・。 ?」

「 はぁ・・・。」

「ど、どうしたんですか?」

「まあ、いろいろとあるのよ・・・。」

「?」


付き合った事ない歴20年目に突入する今、これが最後の望みであった。


「あの・・・。」

「何・・・?」

「私とつきっ」


その瞬間カーテンが一気に開いた。


「おーい黒川~!、飲むの忘れて無いだろうな?」

「ちゅ、中佐・・・。」

「お、舞もいるじゃんか。手間が省けた、今日8時までにラウンジに集合! 遅刻した者はビール一気の刑だ。異論は認めん!じゃ。」

「え、ちょ、おまっ。」

「私達、未成年なのに・・・」

「まあ、平和が何よりだけど。」



「はぁ・・・。」

「はぁ・・・。」

どうせなんで茶番にして見ました。

AIについては次回で



疲れた・・・

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