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Battle front  作者: 生わさび
3/11

2、不利な戦闘

誤字、脱字や何らかのミスを犯す可能性があります。

その場合は遠慮なくご指摘お願いします。

「システムオールグリーン、各スラスター正常に稼働。いけるよ!」

「レーダーマップを表示して。」

「了解!ってあれ? 出ない・・・。」


敵がここまで来られたのはこれが原因だった。この地区のレーダーは時々動作不良を起こす。今回の敵のジャミングも動作不良だと警備班は思い、警告をしなかったのがこの結末だ。


「やっぱり・・・。 この基地の見取り図は出せる?」

「ちょっと待って。」


するとレーダーマップ画面に基地の見取り図と現在地が映し出された。

本来の様に3次元マップではなかったが、今の状況では十分だった。


「さっきの爆撃から考えて敵の戦略はどんな風だと思う?」

「んー、私は爆撃機に人型が引っ付いてる可能性を考えると基地内部の人型を囮にして沿岸部から増援が来ると思うよ。」


正しいな考えだった。


「じゃあ敵の人型はどこにいると思う?」

「行きそうなところは人型用格納庫、弾薬庫、兵舎だけど多分無力化を目的にしてるから格納庫だと思う。」

「分かった格納庫に行こう。」

「了解!」



 指令室にて、


「被害状況知らせ!」


中佐の声が響いた。

指令室は慌ただしくなり、数歩離れただけで声が聞こえないほどだった。


「中佐っ。」


男性の声が聞こえた。

目の前には男性と若い女性がいた


「お、健介、舞っ。」


浅見・健介 23歳 戦闘大尉


「俺はどこに行けばいいですか?」


早くも健介は出撃する気満々で質問した。


「敵は人型を囮にして増援を出すはずだ。健介は人型の殲滅をしてくれ、他の人型も向かわせる。舞は私と敵の増援に備えて、沿岸部の索敵をする。ただ人型用格納庫を襲撃される可能性があるから十分に注意するように。」

「中佐。」

「なんだ?」

「今夜も飲みましょうね。」

「・・、もちろんだ。」

「またですか・・・、中佐、大尉。」

「あ、そうだ舞も来い、楽しいぞ。」

「え、あっはい。」

「決まりだな。もし来なかった許さないからな。二人とも。」

「了解!。」


声は聞きづらかったが、二人の意思は十分に伝わった。



 格納庫周辺通路にて、


「もうすぐ着くよ・・・あ、待って! エネミーの反応が出た。」

「当たってたな、こいつの武器は?」

「右手は120mmライフル24発と溶切断銃剣、左手は40mm機関砲120発とシールド型パイルバンカーだよ。敵の人型はenemy-5だから機関砲で倒せるよ。」

「分かった。3つ数えて出るぞ。」

「了解!3、2、1、GO!」


敵は50m程の距離にいた。こちらを向いていたが壁際から様子を見て、先手を取ったこちらが圧倒的に有利だった。


「これならっ!」


機関砲のトリガーからカチッっと押した音がした、だがそれだけだった。


「あっ弾入れてなかった!」

「えっ!?」


すぐさま格納庫の壁に隠れたが既に起動しているこちらがいる以上優先してを狙ってくるはずだ。


「なんで分かんなかったの!?」

「で、でも大丈夫。格闘用戦闘プログラムに移行すればいいから。」

「お、おう・・・」

「トリガーは右手が銃剣の熱を上げて左手はパイルバンカー発射だから。 敵は右手が65mm機関砲で左手が実体剣だから機関砲を潰せば格闘戦に持ちこめるよ。」

「分かった。」


その瞬間敵が目の前に現れた。


「わっ!」


敵は剣を振り下ろしたが何とか紙一重で銃剣によって受け止める事が出来た。


「危なっ!」


剣と剣が重なったところからは火花が散った。

すると、敵は機関砲をこちらに向けた。


「避けて!」

「え?」


バンッ、バンッ!


「うわああああ!」


銃弾が機体の腹部に当たり、コクピットが揺れた。

幸いにも腹部の装甲は厚かった。


「っ!、ふざけてんじゃねーぞ・・・。」

「え?」


パーンッ!


明らかに機関砲ではない音が一瞬静寂をもたらし、「ガタンッ」という音が聞こえた。


左から出たパイルバンカーが敵の機関砲を貫き、地面に落ちた。


「このポンコツがあああああああ!」


パーンッ!


再び突き出したパイルバンカーが敵のコクピットを直撃した。抜かれた時には赤黒い液体が付いていた。 敵はそのまま動かなくなった。


「はあ・・はあ・・・。」

「何が起こったの?・・・。」


あまりにも素早い出来事にAI?でさえも驚いた。

血圧が上がり、光が消えた右目からダラダラと血が流れているのに気が付いた。


「ックソ、・・・」


戦闘が終わって力が抜けた身体を背もたれが支えてくれた。


「大丈夫?」

「いや・・、今度からは弾を詰めてね・・・。」

「あ、うん。」


気を抜いたその時、


「あ、後ろ!」

「っ!?」


他にも敵がいたのだ。銃声を聞きつけ来たのだろう。

この距離ではどうすることもできない。


敵はこちらに銃口を向けた。全てが終わったと思った。


バンッ、バンッ、ダーンッ!


敵の右側から謎の火花が散り、コクピットに弾が貫通したのが見えた。


すると通信が入った。


「こちらtype-15、浅見大尉である。type-16、応答せよ。」

「味方・・か・・・。」

「返答しないとだよ。」

「・・・。」

「あれ、寝ちゃった?」

浅見の扱い薄かったかな・・・?

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