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4人の勇者の転生物語  作者: ベル
1/1

勇者召喚

二作目です。

誤字脱字が多いと思います。

参考にさせて頂いてる小説があります。似ているところがあったりパクりだと思われるところがあるかもしれませんがご了承ください。

  



「勇者召喚」皆さんはご存知だろうか?


よくあるラノベやネット小説、ゲームなどである定番のやつだ。


ごくごく普通に生きてきた主人公の目の前に魔方陣が現れ、気づいたら王女や国王がいて

「勇者よこの世界を魔王から救ってください」

というやつだ。



          それを今僕たちは体験している



5分程前

ある高校の教室の一角で4人の少年はテストの結果で賭けをしていた。


「それじゃあ結果発表しよっか」


美少年といっていいほど顔が整っている少年_海童雅人が言った。


「.....この勝負、俺出る必要なくね?」


と言ったのがイケメンで運動神経抜群の大連寺瞬


「いいだろ別にスポーツ勝負ではいっつも勝ってんだから」


ボサボサ頭の格闘家の息子_吉井達也が言うと

背の低い童顔の_三門春斗が


「というより少しは勉強したらどうです?」


「むり。めんどい」


即答である。


「とりあえず始めるよ僕は496点」


「お前なんでそんなできんの逆にキモい」


「失礼だなぁ~瞬は何点?」


「.....89点」


「流石だな」


「僕が教えてあげますか?」


「やめて!俺に優しくしないで!惨めになる」


「はぁ..次達也」


雅人は呆れながら達也にまわした


「俺は398だ」


「惜しかったですね。あと一問で400だったのに」


「本当惜しいことをした」


「でも十分いい点取れてるからいいじゃん」


「お前に言われても皮肉にしかきこえんぞ雅人」


「そんなつもりじゃないよ達也。分からなかったとこ教えてあげるか?」


「たのむよ雅人せんせー」


「先生いうな。次春斗」


「僕は441です」


「流石だな春斗」


「勉強では達也さんに勝てますけど格闘技では負けますよ」


「達也は空手と柔道は俺より強いからな」


「空手大会全国一位なだけあるよね」


「それしか取り柄ないけどな」


雅人は頭がよく全国一位瞬は運動神経抜群で体操全国一位、達也は格闘技、春斗はというとなんと弓道が得意なのであるその実力は全国二位 とんでもない集団である


「とりあえず僕の勝ちってことで」


「ああ。それでばつゲームは何にする?」


賭けに勝つと誰か一人に罰をあたえることができる。

例えば瞬が勝つと誰かに学校の周りを三十週させるなどをする。ちなみに前の犠牲者は雅人だった。


「それじゃー瞬に対して.....勉強二時間ぶっ続けで♪」


「....どうか、どうかそれだけは勘弁してくれ!!」


「むり♪」


ヒソヒソ「雅人のやつ絶対前のあれ根にもってるな」


ヒソヒソ「まぁ学校三十週させられたらそうなりますよ」


そんな話をしていると地面に突然なにかが浮かんできた


「これって」


「魔方陣っぽいな」


「だな」


「ですね」


すると魔方陣がいきなり光だし気がつくと

目の前にはにはスカイツリーよりも高いと思われる壮大な城があった。


「うん。.....これってやっぱり」


「そうだろうな」


「おそらくそうですね」


「転移キター!っ叫びたいけどとりあえずこうしとっか」


「そうだね」


といって両手を上げた。なぜなら

4人は鎧を着て剣を持った騎士に囲まれていた。


手を挙げると騎手士城の中へ連れていかれた。


「このおっさんたちなに話てんの?」


「雅人、通訳頼む」


「ごめん分かんない。僕の知ってる言葉じゃない」


「当たり前ですけどね」


余談だが、雅人は五ヵ国語話すことができる


「何処に連れていくきなんだ?」


「おそらく王女か王様のとこだろ」


しばらく歩いていると広い部屋についた


「謁見室ってとこか」


おそらく間違っていないだろう部屋に入ると騎士たちが止まり始めて一人だけになっていた。


「なんか奥にいかにも国王っぽい人と王妃と王女いますよ」


「これで勇者認定されて魔王と戦うんじゃね?」


「ごめんこうむるけどね」


「でも逆らったら打ち首だろうな。」


王座の前で止まると近くの人が指輪を持ってきた


「なんだこれ?」


「付けろってことじゃない?」


「とりあえずつけてみましょう」


指輪をつけると


「聞こえてますか?わかりますか?」


と指輪を持ってきた人が言っていた。


「おお!スゲーちゃんと分かる!」


すると国王と思われる白髭の人が


「ようこそ我が国、ロゼリア王国へ。我が名はアトラスだ。お主らが召喚者か?」


声を聞いただけで膝をつきそうに成る程の威厳が含まれていた。この人が王で間違いない


「はい。私らが召喚者だとおもわれます」


こういった場に慣れている雅人が言った


「そう固くならなくてもよい。疲れるだけだ」


王様はそう言うと椅子から下り、雅人たちの前まできて頭を下げた


「すまなかったなそちらの事情もわきまず呼んでしまって」


「国王様!いけません王が頭を下げるなど!」


大臣と思われる人が前に出てきた


「国王だからといって何でも許されるわけでわない。頭を下げずふんぞり返るだけの愚王に誰が付いてくる。恥を知れ」


そう言うと大臣は名にも言えず下がっていった


「頭を上げてください。僕たちは別に文句を言うつもりはありません。ねぇ」


「むしろ感謝してるくらいだ」


「俺は別に未練はないからな」


「僕は皆さんと一緒ならいいので」


「ほら誰も攻めないでしょう」


「すまん助かる」


王はやっと頭を上げてくれた。王様が頭を下げるとこっちの立つせがなくなるので居心地がすごく悪かった。


「では、何故そなたらを呼んだのか説明しよう。代々この国は勇者によって守られてきた。が先日先代勇者が歳で亡くなってしまってな急遽新しい勇者を呼んだのだが....」


言葉を詰まらせていた。理由はなんとなく分かるが


「何故か勇者が4人来た」


「なかなか鋭いのお主。そういうことじゃ今回はなぜか4人だったのだ」


「巻き込まえたからとかないのか」


瞬が無遠慮に言った


「それはない。勇者だけという設定でしているからな。だが考えられることが一つだけある。それは複数の勇者が一ヶ所に固まっていたためまとめて召喚されたことじゃ」


「つまり俺たち全員が勇者だと」


どんだけ豪華な集まりだったんだよ


「そういうことじゃ」


「でも同じ勇者ってそんなにいるものなんですか?」


「勇者にも種類があるのじゃ。剣の一振りで大地を切り裂くと言われている剣の勇者、魔法で全てを無に返すと言われる魔法の勇者、神の一撃をも防ぐという盾の勇者、死者をも蘇らせる治癒の勇者」


こりゃまたすごいどんなチートだよ。


「今回はその全勇者が現れたと」


達也が呆れたようにいった


「おそらくな」


「確かめる方法はないのか?」


「手に力を込めてみよ。剣の勇者なら赤、魔法なら青、盾なら黄、治癒なら緑の光が出る」


「じゃあせーので行こうか」


「了解!」


「わかった」


「はい!」


「せーの!」


すると4人の手から光が発せられた


「僕は青だね」


「俺は赤だ」


「俺は黄色」


「僕は緑です」


「じゃあ雅人が魔法、俺が剣、達也が盾、春斗と治癒か」


「なんか予想通りって感じだね」


「僕もそんな気がします」


「では、話の続きをしようお主ら勇者と判明したので一人ずつ家庭教師を着ける」


「何ですぐ守らせれば良いじゃん」


「お主らはまだ子供なのでな二十歳になるまでは仕事はない。それまでは学校にいかせる。だが今のまま行ったところで魔法も使えぬし勉強も付いていけまい。なのでこれから1ヶ月稽古と勉強をさせる。教えるのは同じ学校の優秀な生徒だ今のうちに仲良くなっておれ」


「分かりましたお気遣い感謝します」


「勉強......だと...」


「瞬、我慢しろよ?」


「異世界の勉強ですか楽しみです」


「それでは今日はお開きじゃバルコニーに家庭教師を待たせておる王女につれていってもらえ」


「分かりました」


「それではこちらですわ」


王女へついていきしばらく歩いているとバルコニーが見えてきた。そこには4人の美少女が待っていた。


「こちらが家庭教師に選ばれた4人ですわ」


「は、初めまして魔法の勇者様を教えることになったフィ、フィリア=ファー=レストといいますよろしくお願いします。」


フィリアはかわいいといった感じの美少女で背は普通で髪は銀髪で腰まであるのをポニーテールでまとめている。まさにボンッキュッボンッといった体型である。

すると雅人の目が怪しく光った。


ヒソヒソ「おい。雅人のやつ」


ヒソヒソ「ああ多分な」


ヒソヒソ「目が光りましたね」


ヒソヒソ「例のあれだな」


ヒソヒソ「たった一つの欠点のあれですね」


「ん?なに話てんの?」


「「「いやなにも!」」」


「あやしいな~」


「あの次良いですか?」


「ああすいませんどうぞ」


「はい!私は盾の勇者様を教えることになったティオナ=テオ=リターンと言います!よろしくお願いします!」

と元気に挨拶したティオナは長身で髪が短いボーイッシュな感じだ。胸は....触れないでおこう。


「は~い。私は治癒の勇者様を教えることになりました。メルデ=フォン=アルトって言いま~すよろしくお願いします」


メルデさんはなんというか...エロい感じだった胸が凄く大きい


「私が剣の勇者様を教えさせて頂きます。エレナ=フォン=ミドルといいいますよろしくお願いします」


エレナは大和撫子といった感じの大人しそうな子だった。

 

「じゃあ僕たちの番だね。僕は魔法の勇者で海童雅人といいます雅人が名前です。これからよろしくお願いします。それとフィリアさん教えて貰うの楽しみにしてます」


「こ、こちらこそ楽しみにしてます」


ヒソヒソ「さっそくいったぞ」


ヒソヒソ「だな」


「ほら瞬」


「ああ。俺は剣の勇者の大連寺瞬だ。よろしく」


「俺は盾の勇者の吉井達也だ。よろしく頼む」


「僕は治癒の勇者の三門春斗といいます。メルデさん、皆さんこれからよろしくお願いします」


「自己紹介も終わったことですし、もう暗いので今日は解散しましょう。勇者の方々はこちらへ来てください」


「それじゃあフィリアさんまた明日」


「はい。また明日」


「皆さんもさようなら」


勇者4人は王女に連れられ城の中に入っていった。


「皆さんにはしばらくの間この城の中で生活してもらいます部屋は一人一部屋使ってもらいます。ここがシュン様の部屋で隣がマサト様そのむかいにタツヤ様とハルト様になっています。明日はメイドが起こに来るのでそれまでごゆっくりしてください」


「わかった色々ありがとな。おやすみ」


「はい。お休みなさいませシュン様」


「様は付けなくていいよ」


「分かりましたシュンさん」


「ん~まっそれでいいや」

王女様は一礼すると歩いていった


「さてこれから話し合いでもする?」


「そうだな聞きたいことあるし」


「俺もあるな」


「僕もあります」


「それじゃ僕の部屋で話そっか」


ドアを開けると学校の教室二つ分程の広さだった。そしてどれも高級そうな家具ばかりでベッドもキングサイズだった。


「....マジで?」


「これで客室だぞ。王様どんな部屋すんでんだよ」


「とりあえず中はいろうか」


ベッドに座ると物凄く柔らかかった


「おいこのソファーすげーぞ」


「凄い柔らかいです」


どうやら見た目だけではなく質も最高級らしい


「それでなにを聞きたいの?」


「お前フィリアのことどう思ってんの?」


「ばれた?」


「ばればれでしたよ」


「獲物を見つけた肉食獣の目してたぞ」


「うんまぁ一目惚れかな?凄くあの子が欲しくて我慢出来ない感じ」


「出たないつもの」


「いつもって女の子に興味もったの初めてだけど」


「いつも気に入った物は自分の物にしていってるじゃねーか」


「まぁそうだけど」


雅人は欲しいものがあると自分の物にしようとする悪い癖がある。そんは物ではなく立場だったり地位だったりするが雅人は無駄にハイスペックなので少し努力するだけでなんでもすぐ出来てしまう。そしてそんな雅人が大会などに出てしまうと一週間しかやってないのに優秀などということがあり自信を喪失し辞めてしまう人たちが続出したのだ。しかも質が悪いことにとってしまうとすぐ飽きるらしくそのまま辞めるということが続いていた見てられなくなった瞬たちが止めに入ったから今は落ち着いている。


「またすぐに飽きちゃうんじゃないですか?」


「それはないとと思う。なぜかあの子には興味が尽きないんだ」


「まあ勝手に頑張れ雅人。俺は寝る」


「うん頑張る。おやすみ達也」


「それじゃ俺たちも寝るか春斗」


「そうですね。おやすみなさい雅人さん」


「うんおやすみ」


それで解散となりすぐ眠りについた


一方フィリアたちは


「いやー格好いい勇者たちだっね!」


「本当にね。とくにハルト君かわいくてつい欲しくてなっちゃたわ」


「ね~にしてもフィリア良かったじゃない!」


「え!何が?」


「何がじゃなくてマサトさんのこと!凄くフィリアのこと気に入ったみたいで!」


「そうそう凄い眼差しでフィリアのこと見つめてハァ~あんな眼差しで見つめられてみたいわ~」


「確かああいう人タイプだったでしょ?」


「た、たしかにそうですけど。マサト様は私のことなんか見てくれませんよ」


「絶対大丈夫だって明日少しアタックしてみたら」


「むりです!ぜったいむりです!私もう帰るのでさよなら!」


「あ~あ逃げちゃった。それじゃ私たちもかえろっか」


「そうねそれじゃまた明日」




読んで頂きありがとうございます。

皆様に満足して頂けるような作品を作れるよう頑張りたいです。

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