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見え隠れする本音と、過去の

鈴木優子との仮交際は、樋口彰にとって、これまで経験したことのない心地よさをもたらしていた。田中咲とのデートがまるで面接のようだったのに対し、鈴木優子との時間は、自然体でいられる。彼女の優しい笑顔と、飾らない会話が、樋口の凝り固まった心を少しずつ解きほぐしていくようだった。


二度目のデートは、鈴木優子の希望で水族館に行くことになった。日曜日、少しだけ肌寒い風が吹く中、二人は最寄りの駅から水族館へと向かって歩いた。


「わぁ、久しぶりに来ました!水族館って、癒されますよね」


鈴木優子は、入口の大きな水槽の前で、目を輝かせながらそう言った。彼女の無邪気な笑顔を見ていると、樋口も自然と笑顔になる。


「そうですね。僕も、小学生の時以来かもしれないです」


薄暗い水槽の中を、色とりどりの魚たちがゆらゆらと泳ぐ。幻想的な光景に、二人とも言葉を失い、ただ水槽の中をじっと見つめていた。


「この魚、すごく綺麗ですね。まるで宝石みたい」


鈴木優子が、ある魚を指さして言った。樋口は、彼女が指差す方向を見て、その魚の美しさに感嘆した。


「本当にそうですね。こんなに色鮮やかな魚がいるなんて、知りませんでした」


水槽の前をゆっくりと歩きながら、二人は他愛もない会話を続けた。仕事の話、休日の過ごし方、学生時代の思い出。鈴木優子は、樋口のどんな話にも興味を持って耳を傾けてくれた。


「樋口さんって、システムエンジニアのお仕事、すごく真面目にされてるんですね。プロフィールの経歴を見て、すごいなと思ってました」


「いえいえ、ただ長くやっているだけで……。鈴木さんこそ、看護師のお仕事、本当に大変だと思います。人の命を預かる仕事ですから」


「そうですね。でも、患者さんが元気になって、退院していく姿を見ると、本当にやりがいを感じます。樋口さんも、システムがうまく動いた時とか、達成感を感じませんか?」


鈴木優子の言葉に、樋口はハッとした。確かに、自分が作ったシステムが問題なく稼働し、社内の業務効率が上がった時などは、大きな達成感を感じる。今まで、そんなことを彼女に語ったことはなかった。


「はい。やっぱり、自分が作ったものが動いて、誰かの役に立っていると思うと、嬉しいですね」


樋口は、素直な気持ちを伝えた。鈴木優子は、にこやかに頷いた。


「きっと、樋口さんは責任感が強くて、誠実な方なんだろうなって、お見合いの時から思っていました」


彼女の言葉は、樋口の心にじんわりと染み渡った。田中咲との最初のデートで、自分の仕事の規模の小ささに劣等感を感じ、自虐的な発言ばかりしてしまったことを思い出す。しかし、鈴木優子は、樋口の仕事そのものに価値を見出してくれたのだ。


アシカのショーを見る時間になった。大きなプールを軽快に泳ぎ回るアシカや、器用にボールを鼻に乗せるアシカの姿に、観客席からは大きな拍手が沸き起こった。鈴木優子も、子供のように無邪気に笑い、拍手を送っていた。


その笑顔を見ていると、樋口の心は温かいもので満たされる。この人と一緒にいたら、きっと穏やかで、楽しい家庭を築けるだろう。そんな未来が、漠然とではあるが、見えてくるような気がした。


ショーが終わった後、二人は水族館のショップでお土産を見て回った。鈴木優子が、可愛い海の生き物のぬいぐるみを見つけ、手に取った。


「これ、可愛いですね!私の部屋にも置きたいな」


樋口は、迷わずそのぬいぐるみを手に取り、レジへと向かった。


「鈴木さん、これ、僕からのプレゼントです」


「えっ!いいんですか?ありがとうございます、嬉しい!」


鈴木優子は、満面の笑顔でぬいぐるみを受け取ってくれた。その笑顔は、樋口にとって、何よりも嬉しい報酬だった。


水族館を出た後、二人はカフェでお茶をすることにした。温かいコーヒーを飲みながら、会話はさらに深まる。


「樋口さん、結婚したら、どんな家庭を築きたいですか?」


鈴木優子が、真剣な眼差しでそう尋ねてきた。核心に迫る質問に、樋口は少しだけ戸惑った。


「そうですね……。お互いを尊重し合って、どんなことでも話し合えるような、温かい家庭を築きたいです。それと、子供も欲しいですね」


樋口は、素直な気持ちを伝えた。それは、栗原に話した結婚観と、ほぼ同じだ。


「そうなんですね。私も、温かくて、笑いの絶えない家庭に憧れます。子供も欲しいです」


鈴木優子の言葉に、樋口は安堵した。お互いの結婚観が一致しているのは、とても重要なことだ。


「もし、樋口さんと結婚できたら、きっと楽しいだろうなって思います」


鈴木優子が、少しだけはにかんだようにそう言った。その言葉に、樋口の胸は高鳴った。彼女も、同じように自分との未来を考えてくれている。


「僕も、鈴木さんと結婚できたら、きっと幸せになれると思います」


樋口は、照れくさそうにそう答えた。


デートは、最高の雰囲気で幕を閉じた。鈴木優子と別れた後も、樋口の心は温かい幸福感に包まれていた。彼女とは、きっとうまくいく。そう確信できるような、素晴らしい一日だった。


鈴木優子との仮交際が順調に進む中、樋口は栗原との定期面談に臨んだ。


「樋口様、鈴木様との仮交際、順調に進んでいるようですね」


栗原は、いつものように冷静な口調でそう言った。しかし、その目には、わずかに安堵の色が浮かんでいるように見えた。


「はい。とても居心地が良くて、毎回楽しい時間を過ごさせていただいています。結婚観も、お互い似ていると感じました」


樋口は、素直に鈴木優子との関係の良さを報告した。


「それは何よりです。鈴木様からも、樋口様のことを高く評価されていると伺っております」


栗原の言葉に、樋口は嬉しくなった。やはり、鈴木優子も同じように感じてくれていたのだ。


「今後ですが、このまま交際を続けて、お互いの気持ちが固まってきたようでしたら、『真剣交際』への移行をご検討ください。真剣交際に入ると、他の方との仮交際は全て終了し、お相手の方と一対一で向き合うことになります」


栗原からの説明に、樋口は真剣に耳を傾けた。真剣交際。それは、結婚への最終段階だ。


「もし、真剣交際に進んだとして、何か注意すべき点はありますか?」


樋口がそう尋ねると、栗原は少しだけ表情を和らげ、言葉を選びながら話し始めた。


「そうですね……真剣交際に入ると、お互いのプライベートな部分や、デリケートな話題にも踏み込んでいくことになります。例えば、家族構成、親御さんのこと、将来のライフプラン、お金のこと……。そういったことも、しっかりと話し合う必要があります」


「家族のこと、ですか……」


樋口は、少しだけ眉をひそめた。鈴木優子との間では、まだ家族の話はあまり出ていない。


「はい。特に、樋口様はご両親がご健在でいらっしゃいますから、お相手の方にもその旨をお伝えし、ご両親にもお会いしていただく機会を作る必要があるかもしれません」


栗原の言葉は、樋口の心を少しだけざわつかせた。両親。そして、家族。それは、樋口にとって、少しデリケートな問題だった。


樋口の両親は、穏やかで優しい人たちだ。しかし、樋口が子供の頃から、父親は仕事が忙しく、あまり家にいる時間がなかった。母親は、そんな父親の代わりに、樋口の世話を焼いてくれたが、どこか寂しそうに見えることがあった。


そして、樋口には、一つ年上の姉がいる。姉は、樋口とは正反対の明るく社交的な性格で、学生時代からモテていた。早くに結婚し、今は二人の子供に恵まれ、幸せな家庭を築いている。


樋口が結婚を急かされるようになったのも、姉が先に結婚し、孫の顔を見せたことが大きい。両親は、樋口にも早く結婚してほしいと願っているのだろう。


「家族のこと、ですね……分かりました」


樋口は、少しだけ歯切れ悪くそう答えた。


「何か、ご不安な点でもございますか?」


栗原は、樋口の表情の変化に気づいたのか、そう尋ねた。彼女の視線は、いつになく優しさに満ちているように見えた。


「いえ、特に……ただ、僕の家族は、ちょっと複雑なところがあるので……」


樋口は、言葉を濁した。栗原は、それ以上は踏み込まず、静かに頷いた。


「もし、何か困ったことがあれば、いつでもご相談ください。私たちアドバイザーは、そういったデリケートな部分も含めて、お二人のサポートをさせていただきます」


栗原の言葉に、樋口は少しだけ心が軽くなった。彼女は、やはりプロだ。どんな状況にも対応してくれるだろう。


面談が終わり、樋口は結婚相談所を出た。鈴木優子との関係は順調だ。しかし、真剣交際、そして結婚へと進むには、もっと深く、デリケートな部分にも向き合わなければならない。家族のこと。それが、樋口にとって、越えなければならない壁のように感じられた。


週末。樋口は、自宅でプラモデルを作っていた。細かい部品をピンセットで掴み、接着剤で貼り付ける作業に没頭する。集中していると、他のことを考える必要がなくなる。それが、樋口がプラモデルに熱中する理由の一つでもあった。


カチッ、カチッ、と部品が組み合わさる音が、部屋に響く。作業に集中していると、ふと、昨夜の出来事を思い出した。


残業で会社を出たのが、夜の10時を過ぎた頃。最寄り駅に着くと、人影もまばらな時間帯だった。駅前の交差点を渡ろうとしたその時、樋口は、見慣れた顔を見かけた。


カレー屋の無愛想な女性店員だ。


彼女は、スマホを片手に、誰かと話しているようだった。普段の店員服ではなく、白いブラウスにデニムというラフな格好。眼鏡をかけているせいか、普段よりも少し幼く、それでいて知的な印象を受ける。


樋口は、彼女の姿に思わず立ち止まった。しかし、彼女は樋口に気づく様子もなく、電話の相手に何かを強く訴えかけているようだった。


「だから、もうやめてほしいって言ってるでしょ!勝手に決めつけないで!」


彼女の声は、普段の無愛想な態度とは打って変わって、感情的だった。苛立ちと、少しだけ悲しみが混じっているようにも聞こえた。


誰かと揉めているのだろうか。樋口は、思わず彼女の様子を伺ってしまう。彼女は、感情的な言葉をぶつけながら、電話を切った。そして、大きくため息をつくと、顔を覆い、しゃがみこんでしまった。


「大丈夫ですか?」


樋口は、思わず声をかけていた。彼女は、ハッと顔を上げ、樋口の姿に気づくと、一瞬で顔色を変えた。驚きと、警戒の色がその目に宿る。


「……何、ですか」


普段の無愛想な態度とは違う、刺々しい声だった。樋口は、突然声をかけたことを後悔した。


「いえ、あの……大丈夫かな、と。何か、お困りでしたら……」


「余計なお世話です」


彼女は、そう吐き捨てると、すぐに立ち上がり、樋口に背を向けた。そして、足早に駅の方へと去っていった。


樋口は、呆然と彼女の後ろ姿を見送った。なぜ、あんなに感情的になっていたのだろう。そして、なぜあそこまで拒絶されたのだろう。


「困惑」という言葉が、今の樋口の心境を的確に表していた。


カレー屋で彼女と会う時も、常に無愛想で、どこか近寄りがたい雰囲気をまとっていた。しかし、昨夜の彼女は、普段のそれとは全く違っていた。感情を露わにし、傷ついているように見えた。


彼女は一体、どんな悩みを抱えているのだろう。なぜ、あんなにも感情的になっていたのだろう。そして、なぜ自分は、彼女にそこまで興味を惹かれるのだろう。


鈴木優子との仮交際が順調に進んでいる今、別の女性のことなど考えるべきではない。そう頭では理解しているのに、樋口の心は、あのカレー屋の女性店員に囚われていた。


「もしかして、あの時のクーポンも、何か意味があったのかな……」


樋口は、自宅の引き出しから、あの時もらったクーポン券を取り出した。手書きの文字で「次回トッピング無料」と書かれている。


無愛想な彼女が、なぜ自分にだけクーポン券をくれたのか。今思えば、あれもどこか不思議だった。


樋口は、プラモデルの作業を中断し、スマホを手に取った。カレー屋の店名を検索してみる。店員の名前は知らないが、彼女の顔ははっきりと覚えている。


彼女の名前は何だろう。年齢は。一体、どんな人なのだろう。


鈴木優子との順調な交際。そして、真剣交際を意識し始めた矢先。樋口は、婚活とは全く別の場所で、不思議な魅力を放つ女性に遭遇した。そして、その女性が抱える影のようなものに、無意識のうちに引き寄せられている自分に気づき始めていた。


「恋愛」と「婚活」。それぞれの道が、樋口の中で少しずつ交錯し始めている。


翌週の休日。樋口は、鈴木優子との3度目のデートを楽しんだ。今回は、樋口が腕を振るってカレーを作る、という約束だったが、鈴木優子が「私の手料理も食べてもらいたい!」と言ってくれたので、お互いの家で手料理を振る舞うことになった。


まずは鈴木優子の家で、彼女の手料理をいただくことになった。明るく清潔感のある部屋で、樋口は少しだけ緊張した。


「樋口さん、どうぞ。たいしたものは作れませんが……」


鈴木優子が運んできたのは、見た目も華やかな和食の数々だった。肉じゃが、きんぴらごぼう、そして彩り豊かなサラダ。どれも、家庭的な温かさを感じる料理だ。


「わぁ、美味しそうですね!僕、和食大好きなんです」


樋口は、素直な感想を伝えた。一口食べると、じんわりと優しい味が口の中に広がる。


「美味しいです!本当に美味しいです、鈴木さん」


樋口は、心からそう言った。鈴木優子は、嬉しそうに微笑んだ。


「良かったです!樋口さんに美味しいって言ってもらえて、嬉しいです」


食事中、二人はそれぞれの料理の腕前について語り合った。鈴木優子は、普段はあまり料理をしないが、時間がある時は凝ったものを作るのが好きだという。


「樋口さんの作るカレーも、ぜひ食べてみたいです!スパイスから作るんですよね?」


「はい。次は、僕が腕を振るいますね」


樋口は、次のデートへの期待感を込めてそう答えた。


食事が終わり、片付けを手伝おうとする樋口を、鈴木優子は笑顔で止めた。


「大丈夫です!座っててください」


そして、一人でテキパキと食器を片付け始めた。その様子を見ていると、鈴木優子の優しい気遣いや、家庭的な一面が、ひしひしと伝わってきた。


「きっと、彼女と結婚したら、温かい家庭を築けるだろうな」


そう確信できるような、穏やかな時間だった。鈴木優子といると、心が安らぐ。それが、樋口にとって何よりも大切だと感じていた。


しかし、その穏やかな気持ちの裏で、樋口の心には、ある疑問が渦巻いていた。これは、「恋愛」なのだろうか、と。


鈴木優子とは、居心地が良い。一緒にいて楽しい。結婚相手として、何の不満もない。むしろ、理想的な相手と言えるだろう。しかし、「好き」という、胸が締め付けられるような、衝動的な感情は湧き上がってこない。


それは、果たして「恋愛」と言えるのだろうか。それとも、結婚相談所での「婚活」だからこそ、こういった感情の動きになるのだろうか。


樋口は、自分の感情が分からなくなっていた。


「もしかしたら、僕が恋愛感情というものを、もう忘れてしまっただけなのかもしれない」


長らく恋愛から遠ざかっていた樋口は、そんな不安すら感じ始めていた。


鈴木優子の家を出て、樋口は一人、夜道を歩いた。


すると、突然スマホが鳴った。栗原沙耶からのメッセージだった。


「樋口様、ご登録いただいているお相手の中から、新たに樋口様にお見合いを希望されている方がいらっしゃいます。システムをご確認ください」


樋口は、歩く足を止めて、スマホの画面を見た。鈴木優子との交際が順調に進んでいるこのタイミングで、新たなお見合いの申し込み。


複雑な心境で、システムを開いた。


そこに表示されたのは、意外な人物のプロフィールだった。


名前:井上いのうえ 真奈美まなみ

年齢:26歳

職業:IT企業営業職(樋口の職場の後輩)

学歴:私立大学卒

年収:350万円程度

趣味:カフェ巡り、旅行、韓流ドラマ鑑賞


樋口は、思わず目を見開いた。

井上真奈美。

自分の職場の後輩。

結婚したばかりの、あの井上真奈美だ。


「え……?どうして、井上さんが……?」


樋口は、目を疑った。真奈美は、つい最近結婚したばかりだ。しかも、社内結婚。なぜ、彼女が結婚相談所に登録しているのだろう。そして、なぜ、自分にお見合いを申し込んできたのだろうか。


真奈美のプロフィール写真は、いつも会社の廊下で見るような、明るく屈託のない笑顔だった。しかし、その笑顔の奥に、何か複雑な感情が隠されているような気がして、樋口は胸騒ぎがした。


樋口は、頭の中で、結婚相談所のルールを反芻した。既婚者は登録できないはずだ。もし彼女が結婚しているなら、システムで弾かれるはず。


「まさか、離婚したとか……?」


そんな考えが頭をよぎり、樋口の心はざわついた。もしそうだとすれば、あまりにも早い。そして、なぜ自分に。


樋口は、システムに表示された真奈美のプロフィールを、何度も何度も見直した。そこには、「独身」と明確に記載されている。


やはり、彼女は結婚相談所に登録している。そして、樋口にお見合いを申し込んできた。


職場の後輩。結婚したばかりだと思っていた女性からの、突然のお見合い申し込み。樋口の婚活は、思わぬ方向へと転がり始めた。


鈴木優子との穏やかな交際。

そして、カレー屋の無愛想な女性店員との、何度かの不可解な接触。

さらに、職場の後輩からの、予想外のお見合い申し込み。


樋口彰の周りで、様々な「恋愛フラグ」が、まるで乱立するかのように立ち始めた。

これらは一体、何を意味するのだろうか。

そして、樋口は、この状況にどう向き合っていくべきなのだろうか。

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