プロローグ
はじめまして。題名が思いつかなくセンスないタイトルですが楽しんでいただけたら幸いです…
ジリリリリリリ…。
ジリリリリリリリ…!
時計の針は8を指している。
「やばい…!!遅刻するっ」
ベッドから飛びあがるとまたたく間に支度をして家から駆け出した。
「行ってきますっ」
〜〜〜
「やばいやばいやばい、バスに乗り遅れる」
そうつぶやきながら走る。
…その時前方に気づかず人にぶつかる
「すみません」
大丈夫、というように会釈が返ってきた。
「やばっ、すみません、急いでるんで失礼します」
再度慌てて頭を下げその場を去る。
「間に合ったぁ…」
学校に間に合うバスにのれて一安心。
「今日はもうこれで1日頑張った気分…朝から疲れた」
そう言い一番後ろの席に座る。
…そういえばさっきの人牛の顔だったなぁ…
「牛っ!?…あ…すみません」
思い出して声をあげてしまい恥ずかしながら謝る
…あれが噂の変質者って人?でも服着てるし態度落ち着いてたし究極の恥ずかしがりの人なのかな?にしては派手な被り物だなぁ…
そう思いながら窓を眺めたら、
「スライム〜!?!?あ……すみません」
立ち上がって大声を出してしまい消え入るような声で謝る。チラリと見られただけで笑われなかったけど恥ずかしい瞬間だった。
慌てて座り直し、もう一度窓を眺める。
目をこする。
幻想ではなく
よくゲームで出てくるような形のスライムが道を散歩していた。
「もしかしてまだ夢の中?」
そう考えているうちにバスは目的地についた。
ありそうでなさそうでありそうな設定ですが、ゆるく長くかけたらと思ってます。
よろしくお願い致します。