第六十四話
私達は休みをもらった。
皆は一週間の休みをもらっていたが、私達はその分も働いていたため、昨日から一週間休みにしてくれた。
月曜日から休んで、今は火曜日だ。
・・・・暇。
やっぱ休みって暇すぎる。
何もすることがないと、ホントに廃人になりそう。
あ、確か秋ちゃんに白緑さんの情報渡しに行くんだっけ?
連絡するには天国と現世では無理だし。
やはりこの一週間で会いに行くしかないのか。
もはや休みという休みがないな。
大丈夫なのか確認の電話入れるか。
携帯用ベルで連絡を開始する。
まずはアカリさんからだ。
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ジリリリリリッ
「やばいどうしよう。エリエちゃんから電話かかってきた!」
「と、とりあえず無かったことにしましょう!シカトしてください!!」
「おい大丈夫かよこんなんで。」
「ーー神様から許可を貰いました。これでまた現世に行けますよ。」
エリエちゃんとロズくん以外のあたしたちは、密かに現世に行こうとしている。
この件は他言無用だ。
この件がバレては、あたし達だけじゃなく、会社までもが地獄送りになってしまう危険があるからだ。
秘密を知ってしまっている以上、行動しないわけにはいかない。
ヤクモ君にはあたしから説明した。
告げた際には、酷く動揺して、顔が青ざめていた。
「ロズくんの体の一部、ある?」
「あぁ。ナカハラとの戦闘後、病棟で寝ているロズの血を採取した。現世で俺が病棟で寝てるとき、あのヒスイってヤツと会話したが、何かの一部でも鑑定は可能らしい。つまり、鑑定はできると思う。」
「あとは情報ですね。ちゃんと覚えていますか?」
「ばっちり!あの後監獄に面会に行ってちゃんとメモ取ってきたから!」
「じゃ、行こ!」
「「「はい!」」」
早速、四人で魔方陣に乗り込んだ。
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あれ?電話でない。
アカリさん機械音痴だからな。
他の人にも掛けてみるか。
ジリリリリリッ
ん?
誰からだろう?
、、、ロズ?
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やはり、現世にいくまでの数時間は暇である。
その間、あたし達は不安に駆られていた。
「間に合う、でしょうか。ロズ先輩を救うの。」
「どうだろうか。アレになってしまう正確な時間が分からない以上どうしようも。」
「ま、間に合いますよ、きっと。ロズ先輩なら何とかなります!!」
「前例が私達の知る限り無いですから、どうも分かりませんね。」
沈黙と少しの会話で現世までの時間が過ぎ、あっという間に目的地だった。
そんなに時間が経った気がしない。
あたし達は魔方陣から降り、路地裏を抜けた。
皆さんこんばんは!作者です!
いよいよ、最終章ですね!!
今回もお楽しみください!




