第五十四話
五キロ先の山のなかって、以外と近いと思ってしまっていた僕を後悔している。
戦う前からヘロヘロで、もう動きたくない。
やっとこさ着いた森林は、樹海かと思うぐらい深い森でビックリ。
こんな森のどこに住んでいるのだろう。
「い、今どこらへんですか?僕、もう、」
「あー、後少しです。ここをちょっと行くと見えて」
ドガン!!
衝撃音で、カラスが一斉に逃げていく。
「この強い打撃音は、王女!!」
強い打撃音と共に、何かが吹っ飛んできた。
何、あれ?
───!!
「皆、よけっ」
ザシュッ
「チッ、あいつ良くも吹っ飛ばしやがって。此処等に居るのも雑魚だしさぁ。やる気あんの?」
そいつは、アルマズさんの背中に勢いよく傷をつけ、その背中にのった。
アルマズさんは痛そうに唸っている。
早く銃を、
「遅っ」
ドゴッ
「あ"っ」
腹に強い衝撃が走る。
移動速度が速すぎて見えなかった。
くそ、負けてられない。
「え、まだ立ってんの?結構思いっきりやったよ?」
「オラぁ!!!」
ギャガガガガガッ
「誰だテメー。俺の後輩踏みやがって!!」
「あ?うるせー。ま、冥土の土産に教えてやろう。あ、ここが冥土かw 」
そいつは服を整え直してこう言った。
「あの方の下僕。四天王が一人、ナカハラレイジだ。覚えとけ。」
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全員で倒しにかかる。
が、避けられ、攻撃を入れられている。
一応全員避けられてはいるが、いつ攻撃が体に触れても、おかしくない。
そんな中、僕は多分狙われていない。
腹の一撃で、何もできないと思われているのだろう。
実際、歩くのもやっとだ。
だが、今はアルマズさんだ。
きっと、今治療しないと助からない。
「アルマズさん、歩けますか?」
「、、、」
返事はない、が息はしている。
アルマズさんを背負って、とりあえず安全な場所を探そう。
「行かせるかよっ!」
ナカハラが殺しにかかってくる。
が、ノアちゃんが止める。
「そっちこそ、やらせません。ロズ先輩!!急いで!!!」
「邪魔だ!くそ女。」
皆が頑張ってる音が聞こえる。
アルマズさんに応急処置をし終わったら、僕も参加しよう!
「頑張って下さい、アルマズさん!」
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「邪魔だ!くそ女。」
守るために近距離まで来てしまったが、ミスだった 。
近距離は得意じゃ無い。
このままじゃ、
「女の子にくそとは。マナーがなっていないですね。」
目の前に立ちはだかってくれたのは、給仕服を着た女の人だった。
皆さんこんばんは!作者です!
今回は展開が早いですね。
今回もよろしくお願いします!




