第四十二話
「じゃ、早速」
プルルルルッ、プルルルルッ
電話の着信音が鳴り響く。
コウバイは着信音が鳴った瞬間、気力が無くなったように脱力した。
「はぁっ。今からだったのに。」
コウバイは悔しそうな顔で電話にでた。
「はい、何ですか?え、集令?はいはい分かりましたよ。ねぇそこの天使!この勝負はまた今度着けましょ。じゃ」
ここで逃がしたらダメな気がする。
急いでコウバイの間合いに入ろうとした。
「ふふっ、焦らないで」
コウバイは、そのまま真っ黒な空間に落ちていってしまった。
クソ、逃がした。
一瞬だった。
しかし、あたしらの今の力じゃ敵わないだろう。
逃がして正解なのか?
分からない。
「あっ、そういや。大丈夫かカタラ?」
「え、あぁ。大丈夫っすょ」
カタラがその場にグラッと倒れる。
「カタラ?!」
そうだ。
いつもの言動で忘れてたが、あの一撃を喰らっといて平気なやつはそうそう居ない。
ほ、本部に連絡?
でも、時間止まってるからダメか。
携帯用ベルの使い方分からなすぎてエリエちゃんに任せっきりだったし、どうしよう?
や、ヤバイよな。
このまんまじゃ、死ぬ?
死んだら、また。
・・・そんなのもう嫌だ。
今度はあたしから行動しなきゃ。
「カタラ、ちょっと待ってて。今エリエちゃん呼んでくるから。」
時間停止のお陰で、少しは衝撃が和らいでるはずだが、今解除したら反動で四肢欠損で済むか危うい。
連絡するなら、あの女の子か?
急がなきゃ。
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カタラさん、速すぎるよ。
清水寺からかなり遠くに来てしまったから、また戻らなきゃ───?!
「はぁっ、はぁ、エリエちゃん!!」
「あ、アカリさん?!」
目の前から何か物凄い勢いで来たかと思ったら、アカリさんだった。
アカリさんがこんなに焦ってるとこ初めて見たかも。
何かヤバイことが起こったとか?
「か、カタラが倒れて。いま、のまま時間解除したら多分体吹っ飛ぶ。何かあの女の子に伝える手段無いかな?」
「わ、分かりました。急いで連絡入れます!アカリさんはカタラさんの近くに戻ってあげてください。」
皆さんこんばんは。作者です。
よろしくお願いします!
追記:色々間違えていたので直します。すみません。




