Noha(ノア)・Mobala(モーバラ)
※『天使にヘヴィメタルを。』を初めてお読みの方は、『第一話』からお読みいただくことを推奨します。
微グロ注意
私は自殺しました。
「おら、飲めよ。さっき外から持ってきたヤツw。」
「いや、やめっ」
口に手を突っ込まれ、無理矢理喉に入れられれました。
「お"っ。」
服にかかる泥水。
苦くて、臭い味が口いっぱいに広がる。
戻しそうだ。
「吐いたら、分かってるよね?」
私の裸の写真を見せながら、私を嘲笑っているアイツら。
集団でしかいじめられないの?
あぁ、もうやだ。
死ねば、楽になれるのかしら。
家に帰れば召使い。
学校に行ってもアイツらの玩具。
ずっとだ。
もう、良いよね。
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目が覚めると、見慣れない光景が広がっていました。
真っ赤に染まった空。
永遠に苦しんでいる人達。
私は、選択を誤ったようです。
「愚民どもがっっ!おら、死ねよっ!!」
ドカッ、バキッ...
「うっ、あ”っ、痛い。助けっ」
悪魔に殴られ続けて、火の海に入れられ、両手両足を切断され、永遠と痛みが続く。
何年目でしょうか。
数えていません。
五十年は苦しみました。
死んでも死にきれず、痛みが、苦しみが、憎悪が、これから先ずっと続いていくのかな。
そう、思っていました。
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殴られていたら、いきなり景色が変わったんです。
私はテーブルの前に拘束されていました。
目の前にいる悪魔が話しかけてきました。
「あ。目、覚めた?」
優しい声の中にある、悪魔のドス黒い嘲笑。
とっても怖かったです。
目が覚めてすぐに、何やら料理が運ばれてきました。
焼いてない、何かの生肉。
臭い。
気持ち悪い。
「この肉、何か分かる?」
私は首を横に振りました。
「実はね〜。君をいじめてたヤツの肉なんだぁ。いじめだって。素敵だね!」
目の前の体は、もう原型を留めていなくて、切断されて、ぐちゃぐちゃでした。
いじめていたヤツってどいつだ?
顔がぐちゃぐちゃで、脳ミソが飛び出ている。
誰か分からない。
臭いとグロさで、吐きかけました。
肉に目をやると、微かに動いています。
続々と運ばれてくる、人肉。
中には、内臓もありました。
「あ、うっ───た」
頭蓋骨から声がしました。
ここは地獄なので、死ねないのでしょう。
心の底から気持ち悪かったです。
「早速、キミに食べてもらおうと思うよ!良かったね、復讐できて!」
ちっとも良くない。
アレの肉なんて食べたくもない。
私の体は恐怖で震えていました。
悪魔は、私を満面の笑みで見つめてきます。
全て運び終わった後、悪魔が私に近づいてきました。
「ほら、食べて!」
私は首を横に振ります。
食べたくないし、手足がないので、そもそも食べられません。
悪魔もそれに気づいたようです。
「あ、そっか!食べられないんだね。じゃあ、オレが食べさせてあげるっ!」
そう言うと、悪魔は生肉を私の口に、無理矢理入れてきた。
「───っ、あ”ぁ”っ、むぐっ。おぇっ。おぼっ、ごっ、」
筋肉を噛まれた感覚が有るのか、頭骸骨が、料理が、痙攣して変な音を出している。
手で口を覆われて吐けない。
生臭くて、嫌な食感。
気持ち悪い。気持ち悪い。気持ち悪い。気持ち悪い。気持ち悪い。気持ち悪い。気持ち悪い。気持ち悪い。気持ち悪い。気持ち悪い。気持ち悪い。気持ち悪い。気持ち悪い。気持ち悪い。気持ち悪い。気持ち悪い。気持ち悪い。気持ち悪い。気持ち悪い。気持ち悪い。気持ち悪い。気持ち悪い。気持ち悪い。気持ち悪い。気持ち悪い。気持ち悪い。気持ち悪い。気持ち悪い。気持ち悪い。気持ち悪い。気持ち悪い。気持ち悪い。気持ち悪い。気持ち悪い。気持ち悪い。
誰か、助けて
これは私が書きたかったシーンの一つです!本当は後に出そうと考えていましたが、我慢できなかったので、投稿します。ぜひ、お楽しみください!
追記:『天へヴィ。』の一番上に過去編が来るように編集しました!