表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/75

Noha(ノア)・Mobala(モーバラ)

※『天使にヘヴィメタルを。』を初めてお読みの方は、『第一話』からお読みいただくことを推奨します。



微グロ注意

私は自殺しました。

「おら、飲めよ。さっき外から持ってきたヤツw。」

「いや、やめっ」

口に手を突っ込まれ、無理矢理喉に入れられれました。

「お"っ。」

服にかかる泥水。

苦くて、臭い味が口いっぱいに広がる。

戻しそうだ。

「吐いたら、分かってるよね?」

私の裸の写真を見せながら、私を嘲笑っているアイツら。

集団でしかいじめられないの?

あぁ、もうやだ。

死ねば、楽になれるのかしら。

家に帰れば召使い。

学校に行ってもアイツらの玩具。

ずっとだ。

もう、良いよね。


==================


目が覚めると、見慣れない光景が広がっていました。

真っ赤に染まった空。

永遠に苦しんでいる人達。

私は、選択を誤ったようです。

「愚民どもがっっ!おら、死ねよっ!!」


ドカッ、バキッ...


「うっ、あ”っ、痛い。助けっ」

悪魔に殴られ続けて、火の海に入れられ、両手両足を切断され、永遠と痛みが続く。

何年目でしょうか。

数えていません。

五十年は苦しみました。

死んでも死にきれず、痛みが、苦しみが、憎悪が、これから先ずっと続いていくのかな。

そう、思っていました。


==================


殴られていたら、いきなり景色が変わったんです。

私はテーブルの前に拘束されていました。

目の前にいる悪魔が話しかけてきました。

「あ。目、覚めた?」

優しい声の中にある、悪魔のドス黒い嘲笑。

とっても怖かったです。

目が覚めてすぐに、何やら料理が運ばれてきました。

焼いてない、何かの生肉。

臭い。

気持ち悪い。

「この肉、何か分かる?」

私は首を横に振りました。

「実はね〜。君をいじめてたヤツの肉なんだぁ。いじめだって。素敵だね!」

目の前の体は、もう原型を留めていなくて、切断されて、ぐちゃぐちゃでした。

いじめていたヤツってどいつだ?

顔がぐちゃぐちゃで、脳ミソが飛び出ている。

誰か分からない。

臭いとグロさで、吐きかけました。

肉に目をやると、微かに動いています。

続々と運ばれてくる、人肉。

中には、内臓もありました。

「あ、うっ───た」

頭蓋骨から声がしました。

ここは地獄なので、死ねないのでしょう。

心の底から気持ち悪かったです。

「早速、キミに食べてもらおうと思うよ!良かったね、復讐できて!」

ちっとも良くない。

アレの肉なんて食べたくもない。

私の体は恐怖で震えていました。

悪魔は、私を満面の笑みで見つめてきます。

全て運び終わった後、悪魔が私に近づいてきました。

「ほら、食べて!」

私は首を横に振ります。

食べたくないし、手足がないので、そもそも食べられません。

悪魔もそれに気づいたようです。

「あ、そっか!食べられないんだね。じゃあ、オレが食べさせてあげるっ!」

そう言うと、悪魔は生肉を私の口に、無理矢理入れてきた。

「───っ、あ”ぁ”っ、むぐっ。おぇっ。おぼっ、ごっ、」

筋肉を噛まれた感覚が有るのか、頭骸骨が、料理が、痙攣して変な音を出している。

手で口を覆われて吐けない。

生臭くて、嫌な食感。

気持ち悪い。気持ち悪い。気持ち悪い。気持ち悪い。気持ち悪い。気持ち悪い。気持ち悪い。気持ち悪い。気持ち悪い。気持ち悪い。気持ち悪い。気持ち悪い。気持ち悪い。気持ち悪い。気持ち悪い。気持ち悪い。気持ち悪い。気持ち悪い。気持ち悪い。気持ち悪い。気持ち悪い。気持ち悪い。気持ち悪い。気持ち悪い。気持ち悪い。気持ち悪い。気持ち悪い。気持ち悪い。気持ち悪い。気持ち悪い。気持ち悪い。気持ち悪い。気持ち悪い。気持ち悪い。気持ち悪い。








誰か、助けて








これは私が書きたかったシーンの一つです!本当は後に出そうと考えていましたが、我慢できなかったので、投稿します。ぜひ、お楽しみください!

追記:『天へヴィ。』の一番上に過去編が来るように編集しました!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ