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人のことを嫌わないある男子の夢  作者: ごまそう
1章 高校生活スタート
3/19

3話 入学式まで

今回もよろしくお願いします

この高校は、構造が複雑だ。案内板を設置して欲しいくらいだ。担任すら、理解しきっていないところがどうやらあるらしい。

おいおい、この担任大丈夫か。そんなことを思いながら、体育館への道を歩く。


教室から、遠い。遠すぎる。


「これ、迷子になるやつだ」

独り言が漏れてしまった。恥ずかしい。

そんな気持ちを裏腹に、名前の知らない同じクラスの人が話しかけてきた。

「それな」

いやいや、お前誰だよ。

そんなことを思い、勇気を振り絞って名前を聞いてみる。

「名前、なんていうの?」

「ああ、自己紹介がまだだったね。私の名前は室田若菜むろたわかなよ」

「室田さんよろしく」

「若菜でいいよ」


まさかの、名前呼びの承認!? 大歓喜。女子の下の名前を呼ぶなんてこと、僕がしていいのだろうか。少し疑問に思いながらも

「わかった。じゃあ、若菜で呼ぶね」

「よろ〜」

高校での女子の友達が一人増えた。これで、一旦は高校生活安泰。そんなことを思いながら、歩いていると、若菜に声を掛けられた。

「宮野ってどこ中学なん?」

予想していない質問に驚きを隠せない。

能原のはら中やで」

「そうなんや、私は谷部部たにぶべ中やねん。周りなんにもない田舎でさー、毎日電車に乗って来てるねん」

「そうなんや、大変やな〜」


谷部部中学は本当に田舎だ。僕も、一回近くを通ったことがあるけれど、周りには田んぼしかない。公共交通機関があるかすら怪しいくらいだ。

その後も、若菜との会話は続いた。話しているうちに、体育館に着いた。


最後に一言いうとしたら「若菜めっちゃ美人…」ということ。

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