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人のことを嫌わないある男子の夢  作者: ごまそう
3章 新学期始動
17/19

17話 お昼ご飯

「ねぇ、宮野みやのくん!? 一緒にお、お昼食べない!?!?」


女子から一緒にお昼ご飯を食べようと誘われた記憶はないはず。うん、無い!

なのに、高校に入学してから色々起きるスピードが早くないか!?

かと言って、断る勇気もなければ、理由もない

若菜わかなは上目遣いで聞いてくる。断れ無いじゃないか!!!


「い、い、いいよ?・・・・・・」


思わず、口が動いてしまった。きっと、今の俺の顔は、茹でたこのように赤くなっているにちがいない。

こんなこと言われるの予想してなかった。(むしろ、言われる方がおかしい的な?)


「や、やったー 嬉しいなぁぁぁぁ」

そんなに嬉しいのか? 俺はいたって普通の男子なのに・・・・・・

これが、イケメンなら理由もわかる。男子ですら、イケメンだと思う人はいるくらいなのに・・・・・・

「お弁当、持ってくるね!」

「わ、わかった・・・・・・」

本当に食べるのか? 嘘だろ


ふと、視線を感じて横を見ると、おそらく若菜わかなの友人であろう女子軍団がこちらを見つめている。

しかも、何か険しい目で。


俺は何かしただろうか?


いや、していない。多分、若菜のことを観察していたのだろう。

それしか、考えられない。


「お待たせ! 宮野くん!」

「た、たべようか」

緊張して呂律が回らない。普段ですら、呂律が回らないのに。緊張しているのだろう。手が震えている

「宮野くん、大丈夫!?」

「うん。ありがとう」

そう言い、弁当を開けて昼食を食べ始める。

半分くらい食べたところで、若菜が俺に尋ねてきた。

「宮野くん。好きな人いる?」

「ふぇぁぁぁぁ!?!?!?」

思わず、飲み込みかけていた卵焼きが変なところに入りかけむせる。

「ごめん! 宮野くん!」

とても心配の目をしている。そして、オーラが明らかにやっちまったオーラをまとっている。

「大丈夫! あと、いない」

「そ、そう・・・・・・」

なぜか、若菜は少し落ち込んだような気がする。


そうして、弁当を食べ終わり、若菜と少し会話をしていると、先生が教室に入ってきた。


「誰か、職員室から教室に荷物運ぶの手伝ってくれないか?」


誰も席を立とうとしない。それどころか、先生を軽く無視してお昼を食べ続けている。

仕方がない、ここは、俺が行くしかないと思い、席を立つ。若菜へ一言断りを入れる。

「若菜、ごめん行った方がいい気がするから、行ってくる。」

「なら、私も一緒に行くよ?」


「あ、ありがとう・・・・・・う?」

読んでいただき、ありがとうございます!


弁当っていいですよね・・・・・・

いい感じに書けてます!(自画自賛)

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