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おんなじような感じです

作者: Soraきた

ほんの少しくらいなら

嘘をついたままで

キミを見つめていよう

キミがそれに気づいて

その理由を聞いてきたら

僕は、はぐらかす余裕もないから

笑ってごまかすのだろう


同じような価値観で

キミと僕はいられると言う

キミが自信を持って

そういうから

僕はその理由を尋ねてみる


「たとえば・・」

キミが斜め上を見ながら

考えるポーズ

ありきたりの答えなら

僕の期待を裏切るんだろう


そっと寄り添いながら

キミが一言告げる


もうこれ以上、キミのそばにいられない

そんなときがもしも・・

もしも来たなら

未来の涙の分を借りて

切なく過ごすんだろう


おんなじような歩数で

おんなじような歩き方で

僕はキミの肩越しに告げる


このままでいられない

キミがもっと素敵になる


僕は考えるポーズで、ひと息ついて

よく考えてフリをして

キミには思いっきりバレていて


うん、と一呼吸おきながら

キミのために

僕は告げる




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