表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
36/53

美少女魔王 第36話 [お縄に頂戴だ!]

※ハル視点ではないです。


くそ…どうなってやがる依頼は結局どうなった、本来なら既に子供どもは捕まえてここに連れてくる時間帯なのにきやしねぇ、もしかして裏切られたのか!いや、成功報酬はたんまり出している、そして奴らは盗賊金を与えればなんでもやる奴らだ、本来なら、獣人族の盗賊を雇おうと思ったがいつの間にか解散しているし、しかも平然と働いてやがる始末だ、だからそこら辺にいたゴロツキ達を金で雇ったが、くそ…遅すぎる。


刻一刻と時間がすぎていく始末、俺は痺れを切らし、建物から出ようとしたら。


「まった」


フードをかぶった、背の小さい人が現れた、俺はこいつを雇った身に覚えがないぞ?


「なんだ…お前は?あいつらの仲間か?まさか成功したのか?」


「ふーん…やっぱりお前がこいつらの雇主か」


扉の奥から出たのは縛られていた人物、俺が雇った盗賊達だ。


「なっ!?」


「いやーあの受付嬢さんは酷いよ、かなり荒い尋問…いや拷問でまさか盗賊達をここまで怯えさせるとは」


「テメェ…冒険者か!」


まずい、冒険者なら俺を捕獲する依頼を既に受けているかもしれねぇ、ならいっそのことここで隠し持っていた奥の手を使うべきか?


「今のうちにお縄についていたほうがいい、抵抗すると痛い目を見るよ」


「はん!追い詰めらて打つ手がないと思ったか!布石というものはこういうときに使うのだ!」


手で合図を送る、俺の後ろ側で待機している、暗殺を目的するギルドも雇っていたのだ、これでこいつは死ぬ!その後俺は逃げてやる!


シーン…


なんでだ?いつまで経っても目の前のこいつは死なないぞ?


「あんたが言う、布石ってこいつらのことかしら?」


後ろから別の女の声が聞こえる…!


「私の千里眼を持ってすれば見つけることなんて簡単なんですから!」


「僕も1人捕まえたよ」


なんだ?次から次に暗殺者以外の人間がぞろぞろと…!


すると目の前にいたフードをかぶった人がフードを下ろした、その見た目は女だ、しかも紅眼だ…まさか魔族なのか!なぜ魔族が人間の味方をしている!


「ま…魔族風情がなぜ人間の味方をする!まさかあいつらはお前の支配下に…グゥオォ!?」


なんだ…何かが鈍い音を出した…これは俺の…腹だ…!クッソ…!なんて重い一撃なんだ!こうなったら奥の手を!


俺は、手の中に隠し持っていた魔石を砕いた。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

※ハル視点に戻ります。


俺は、水の都のギルドマスターによる指示で、とある倉庫まで足を運んだ、まぁ…いかにもって奴だよね、とりあえずまぁ、捕まえていた盗賊一行はちゃんと連れてきているし、これが済んだら軽くはないけど刑に処すつもりだから結局逃げ道なんてないんだけどね。


「うーん、カレン、どう?千里眼に反応はある?」


「いくらか隠蔽のスキルは使われいるますが存在の確認はできました、ただ位置までは掴めてないです」


「ならこいつの出番だろう、レーヴァよろしく!」


「魔剣使いが荒い主人じゃのう、魔力探知は隠蔽スキルでは防ぎようがないからもろにわかるぞい、ほらエルフと猫と雷め、とっとと仕留めるぞい」


「わかったよ…ってなんか聞き捨てならない言葉が聞こえるんだけど!」


マイがツッコミを入れるがレーヴァはお構いなしに首根っこ掴んで上に飛んで行った。


「僕も行くしかないのか、ハル君はどうするんだい?」


「ん?ちょっと私も()()してみるよ」


「了解」


ライもレーヴァ達の後に続いて行った。


そして現在に至る。


「ふぅ…なんか変な動きしそうだったからつい腹パン決めてしまった…」


俺は、交渉決裂になってしまったのでつい殴りを入れてしまった、だってねぇ、魔族だのなんだの言われ支配下なんて下らないことを喋ってるからつい。


「つかこいつ…倒れ込む間に何か手の中の何かを潰したような…?」


すると男の手の中から変な魔力を感じた、予感的中とはまさにこのこと。


黒い影が男を包みこむ、カレン、マイ、ライもこの光景を目にして身構えている、いつでも対応できるように体制は整えている。


「う…ボアぁああ…ばああああ…!」


あれは獣だ、もはや人の理性なんて残っていない、男の姿を影が取り込み、影は魔獣となり姿を現した。


「ヴァああああああああ!」


俺ほうに向いた直後ものすごいスピードで俺に襲いかかってきた、不味い!レーヴァを抜こうにもこのスピードだと間に合わない!…くそ!一か八か!


「スキル!『血晶』!」


ギィインン!


目の前に血の盾を形成させる、イメージしたものをそんまま出せるって便利だ、俺は魔獣の爪をも防ぐ盾でその場を制し、レーヴァを抜いて攻撃をする。


「そりゃ!」


スカッ


攻撃が当たらないと言うか避けられた、柔軟すぎるだろ…!


「ボムクリエイト!『フラッシュ』」


「目眩しからの!『アイスランス』!」


2人のコンボが炸裂する、マイは相手を目眩し、カレンが魔法で狙撃を試みるが…魔獣は避けた。


「はぁ!ライトニング!」


避けたところにすかさず、ライが魔法を唱え、迎撃するが、これも魔獣は避け、カレン達に襲い掛かった。


ガキィン


俺が間に入り、攻撃を防ぐ。


「攻撃が当たらない…なんなんだこいつ」


「わかりません、ただこの魔獣からとてつもない魔力と黒い渦が見えます」


「私からも黒い渦は見えるわ、どうやらあれが能力を向上させているみたいね」


黒い渦か…確かにそれらしいものが奴の体に渦巻いているのが見える、あれが原因なのか。


ならスピード勝負だ、俺はレーヴァを一度戻し、刀モードで再度抜いた。


「主よ、奴の力の源は闇の魔力、奴め魔石の中に浄化していない負の魔力を溜め込みそれを一気に解き放ったが故、最も近かった素体を取り込んで現界しておる」


「レーヴァ、あれを断ち切るにはどうしたらいい?」


「わからん…純粋な光の魔力をぶつけて相殺させるしか…」


「私は、魔人族でエルフです、光の魔力はそこまで強くないんです…」


「残念ながら僕の魔力もダメだ…」


くそ万事急須か、とりあえず畳み掛けるか!


俺は、魔獣に向かって刀を振った、だが当然避けられる、スピードはあっちの方が上なのだ。


「はぁ…歯が立たないんだが…」


このままだと防戦一方になる、すると突然後ろの扉が開いた、誰だ!敵か?味方か?


そこに現れたのは俺たちが知る人物…レオだ…!


「勇者の加護に導かれてきたんだけど…何ここ…」


状況が読めずにただ入ってきた少年に目をつけた魔獣は、そちらにターゲットを変え襲い掛かった。


「不味い!レオ!逃げろ!」


「へっ!?何こいつあ、やば!?」


間に合わない、くそ!なんでこんな時にあのバカは!


魔獣の爪がレオに襲いかかる…!


レオは切り刻まれて死ぬ…はずだったがレオから眩い光が放たれ、魔獣は後方に吹っ飛んだ。


「へ?」


どうやらレオの『勇者の加護』が自動で発動し、レオ自身を守り、さらに勇者は純粋な光の魔力なので黒い渦すらも吹き飛ばしたらしい。


魔獣はこれを受けて弱体化した、俺は少し驚いて放心していたけどすぐ我を戻し、魔獣にとどめをさした。


魔獣は跡形もなく消え去る、俺は顔を見られると不味いと思い、フードをかぶる。


「なんだったんだ今の?ところであなた達は…ってあれ?ライボルト先生に、カレンさん…マイさんってことはそのフードの人は…?」


フードの中を覗かれた、あせすぎて浅く被っていたのでもろに見えている。


「ハル!?なんでこんなところにいるの!?」


あーやばいバレた、どうしよーどうやって説明しよ…現在の装備はゴリゴリの冒険者装備なのだ…言い逃れできねぇ。

ー読者のみなさまへ


この小説が、[面白い]と感じ、[続きが見たい]と思ったらぜひ、[ブックマーク]そして[☆の評価]をおねがします。


最近更新頻度が非常に遅くて申し訳ありません、是非応援のほどお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ