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美少女魔王 第33話 [可笑しいって言うな!]

俺は、レオに勝った、しかし勝ったことで変に噂が加速して、今じゃボッチを極めている所だ…辛いぜ…冒険者していた時は周りの目なんて全然気にしてなかったんだけどなぁ。確かに、Aランクのライに目をつけられて地味に存在自体は上がっていたんだよね、そしてあの祭りで俺たちパーティは更に知名度がアップしたみたいだけど、なんかやりにくな…。


「いやー全然目を合わしてくれないね」


勇逸の救いはやはりカレンとマイだけだ、2人は一緒に冒険した数が違うから俺のことを1番知っている…心が落ち着くわ。


「でも私たちは、ハルについていくわ、大分おかしいけどね」


「確かにハルさんは色々おかしいので、そこは間違ってないんですよね」


「2人とも酷くない!?」


「今更ね」「今更ですね」


げ…解せぬ!なんか最近2人とも俺に対してはちょっとあれじゃないか?なんかしたかな?…した覚えしかないんだが。


「今まで一緒に冒険してましたから感覚が麻痺してますけど、十分ハルさんっておかしいんですよ」


追い討ちかな?俺のライフはもうゼロだよ!


心をめったうちにされながら俺たちは教室に戻り、席につき程なくして担任の先生がきた…と思ったら、ライが来た。


「よーし今日はこれだ、『魔物と魔王』についてだ、みんな冒険者には何が付き物だと思うか?答えは危険だ、僕ら冒険者は常に危険と隣り合わせで戦っている、近年、この街の付近の森でも魔物が活発になったりで困る人が多い、でも冒険者ギルドが冒険者に討伐依頼を出し、報酬と引き換えに戦ってもらっている」


ライが先生らしくまともなことを言っている、それにあいつは俺たちよりも冒険者をやっているから妙に説得力がある。


「そして、魔王という存在だ、魔王は勇者と呼ばれる特別な力を持った者でないと討伐が難しいとされている、冒険者では到底太刀打ちできない、だが『ロード』と呼ばれる個体については勇者ではなくても討伐はできる、それに魔王という存在はあまり表には出ないで『ロード』を使役し、『ロード』が魔物を使役することで成り立っている」


なるほど…勉強になるな…ってあれ?俺魔王だけど…表にって…そもそも使役なんてしてないや、おっと?カレンがこちらをじっと見ているけどちゃんと言っているはずだから問題ないはず…?


「だが、魔王は現在確認されていないんだ、各地の冒険者が色々な情報を提示したりギルドに報告したりするけどどれも『ロード』なんだ、つまり現在この世界は魔王なんていない『ロード』が支配しているんだ、知っているかもしれないが、とある村がヴァンパイアロードに滅ぼされた、僕も応戦したが叶わなかった、だがとある冒険者が助けてくれたんだ、だから今僕はここにいる」


…その冒険者は俺のことだろこのやろーが、結構あの時色々やばかったんだからな!ヴァンパイア化しちゃったし、その片鱗は今でも残っているけど…それに…この世界に魔王は存在しているんだよ…ここに、つまり俺が誕生した時に支配していた未来もあったってことなんだな…そんな未来にならなくてよかったなって今思うよ。


ちなみに、魔王って知っているのは、カレンとレーヴァだけなんだ、マイとライは知らないんだ。


「さて湿っぽい話はここで終わって、いい報告があるぞ!」


「なに?いきなりころっと変えて」


「お、食いついたね、みんなも驚きのことだよ!…これだ!」


ライは持っていた紙を広げて俺たちに見やすいように見せてきた。


「水の都の学園にご招待?参加のほど待っています…?」


カレンさんが不思議そうに読んだ、何これ?水の都の学園ってこの街の外に出るってことなのか?


「ねぇ、ハル?カレン?水の都ってどこにあるの?」


「ええと…私は昔行ったことあるのでわかるんですけど、とにかく海が一面に広まっている大都市ですね」


「私は行ったことないな…」


カレンは行ったことあるんだ、海ってことは…!つまりは臨海学校ってことか!いやー宿泊学習とか修学旅行とか地味にワクワクするって思うけどまさか臨海学校とは更にワクワクが止まらないんじゃないか!


「ハルさんすっごい顔になってますね、あまり見たことがない表情になっています!」


え?嘘?今俺どんな表情になってる?


「ハハハ、3人とも楽しみはわかるが移動するには馬車に乗らないといけなんだよ」


あ、禁句を言いやがった、この言葉で、カレンとマイの顔は今にも死にそうな顔になっていた、この2人、酔いやすい体質なんだよね…。


「出発は明日だ、それまでに準備をしておくように!以上!解散!」


ライは颯爽と出て行った、すると教室内は爆音に包まれた、想像以上に煩いけどクラスのみんなも楽しみなんだな。


だがこの裏に俺たちが想像していたことよりも非常に悪いことが渦巻いていることは今、俺たちは知らないのであった。

ー読者のみなさまへ


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最近更新頻度が非常に遅くて申し訳ありません、是非応援のほどお願いします。

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