美少女魔王 第31話 [危機!?それは聖剣!]
俺はある意味有名になった。
そうそれは魔法の授業の時新スキルを発動させ、その場の全員に印象を強めに与えてしまい、構内に拡散、つまり現在孤立状態!さらに孤立したよ!悲しいわ!!
「ハルさん、さっきのなんですか?」
「あんな、魔法見たこともなかったわ…てか魔法使えないのよね…?」
「いやーそれがレーヴァによると新しいスキルらしくてね」
俺たちは現在屋上に来ている、ここなら多分そこまで人が寄り付きはしないだろうと踏んで、ミーティング専用に陣取っている。
「そこは我が説明しよう」
「うおっ!?急に出てくるなよレーヴァ」
というより大丈夫なのか、ここ学園内だぞ?姿表して大丈夫なのか?
「さしずめ、主のスキルは『血晶』じゃ、あのヴァンパイアロードのスキルを継承したみたいじゃな」
えぇ…俺なにも覚えてないんだけど、確かにあれはカレンやマイにも聞いた話だけど、どうやらヴァンパイアの本能に体の自由を奪われて暴れてたらしいけど何も覚えてないな。
「えぇ…何そのスキル」
「ざっと説明するとな、主の『血晶』は自身の魔力を血に変え現界させれる能力みたいじゃな、盾すらも剣すらも作れてしまうスキル、主が暴走状態の時にスキルを使われた挙句、我とライボルトの攻撃すら防ぎおったからなぁ」
「はぁ…なるほど?じゃあさっきのはどうしてあんな火力に…」
「魔法と一緒じゃよ、イメージによっては注ぎ込まれる魔力に違いがあるのじゃ、なんか爆発系統じゃなくてもそれ炎以上なものを考えたじゃろ」
うっ…何も言えない、図星である。
すると、カレンは杖を抱えて、マイは耳がピクッと、レーヴァに至っては髪の毛が逆立つレーダーかお前は!
まぁ大体こんな反応するときは絶対的にあいつだよね…
「やぁやぁ所君!話は聞いたよ!僕もそれにはおどろ…キィ!?」
あ、3人から容赦ない蹴りが飛んで行ったってレーヴァ、お前も何混ざっているんだよ。
「ぐっふ…出落ちは流石に…慣れてきたけど…」
ライ、ダウン!あーこれは相当伸びるな…あ、次の授業の予鈴がなったなぁ、俺たちは伸びているライを抱えて教室に向かって行った、ちなみにライを抱えているので周囲の目が非常に痛かった、また俺の噂が加速するような気がする。
で、授業は、戦闘もし外で魔物とか出会った時、戦えないと意味がないと言うことで戦闘術として授業がある、ちなみに先生は、ライボルトである、これはライボルトが冒険者というのもあり、先生側としてこの学園の謎を調査する役回りを得ているし、そして何故か生徒側にはライが冒険者であることを知られている為とも捉えていい。
「では、話といこうって言っても戦闘に関しては、ほぼほぼ実戦を組むしかないんだ、魔物と対峙するだけでも相当な覚悟を持たないと死んでしまう冒険者は多い、パーティを組んでたとしても連携をとらなけれダメとかある、なので今から実戦でその体験をしてもらう、時には人間を相手にしないといけない時があるしね」
おぉ、今回は真面目だな、つってもライとあっても基本は殴られて伸びているとかもあるからこれはこれで新鮮だね。
というわけで、実質一対一の模擬戦が行われた、魔法専門の子は危険なので模擬戦時はあんまり参加はせず、騎士とか冒険者で前線を張りたい男の子や素質がある子は、木剣を持ち戦っている。
基本のことは全部、ライが教えている、持ち方や打ち方、対人戦でも役に立つ立ち回りとか、案外教え方が上手いな。
さてと俺も対人戦と参ろうかって思ったんだけど、相手の攻撃を見て思ったんだけど、全然振りが甘くて正直好きだらけなので、空いた所に適当に叩き込んでいると、数秒で相手がダウンしてしまう、まだノワルと稽古していた方が楽な感じだ。
そして異常に包まれたこの空気、流石にやり過ぎてしまった、やはり互角に見えるまで落とすべきだったか。
するとある男子が立ち上がり、こちらに木剣を指してきた。
「次は、僕が相手だ」
こいつは見た感じ、出来る、構え方もさっきと全然違う、これは日々鍛錬しているものの構えだ、信じて打ち込んでいる剣の素質。
「先生…スキルの使用を許可してください」
「いいけど怪我だけはさせるなよ、これはあくまで対人だから」
「わかりました、スキル『勇者の加護』」
それは明らかであった、先ほどまで感じていなかった、この魔力と存在、つまりこいつは…
「僕の名前は、レオ、魔王を倒すべく生まれた勇者の末裔だ!」
勇者だ、まごう事なき勇者だった、持っている木剣はいつの間にか聖剣みたいな輝きを持っている剣に変わっている、つまり俺(魔王)の天敵だ。
(まずいのぉ、あれは聖剣『エクスカリバーン』、魔王の存在をキャッチすると覚醒する武具と言われいるものじゃ)
珍しくレーヴァは慌てている、それほどあの剣はレーヴァにとっても俺にとってもまずいものだとわかる、俺はこの境地どうにかなるのかな…?
勇者と魔王が今対峙する。
ー読者のみなさまへ
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