美少女魔王 第29話 [いざ潜入!冒険者なのに学園生活!?]
さてとやってきました、学園!今日から胸躍る学園生活を送…るはずだったんだけどなぁ…
ギルドの受付嬢さんが提示した依頼内容に関しては、学園の謎を追うという意味のわからない依頼だった、一応学園側とギルド側の承諾を得て、衣食住の安全を確保してもらったのはありがたいけど、いったい謎ってなんだ?受付嬢さんからは一応学園側から聞いてくださいと言われたからなぁ。
「ハルさん!ハルさん!見てくださいよ!あれ!」
カレンがなんか騒いでいる、俺はそっちの方向見ると…なんだあの石造!?小さいけど迫力満点だな、誰がモチーフなんだ?
「…」
マイに関してはすごくキラキラとした目をしている、そんなに物珍しいのかな?
「ハル…私…すごく感動してる…私…学ぶってなんだろうとずっとずっと思ってた…」
感極まって泣きそうになってる!?そうか…すごく泣きそう…な顔してた。
「…ふっ!僕がこの学園のトップになる!」
お前は誰だ!ライってこんなキャラだっけな?壊れた?あ、こいつ何かと優秀だもんな。
大丈夫なのかみんなこれ…誰一人としてまともな奴はいないのか!?
「おやおや、そんなに騒いでどうしたのかなお客人?」
え?誰?いつの間に俺たちの後ろにいたんだ?
「え…っとそのこの学園の学園長さんに用事がありまして」
「なるほど君たちがギルド側から派遣された冒険者ですね?私がその学園長『アリス』です」
礼儀正しく、お辞儀してきた、それにつられて俺たちもお辞儀した、まさか学園長直々に迎えに来るとは誰も思ってない、そして驚くことに見た目は、完全子供、俺たちより若く見える、日本でいうとロリ…
拳が飛んできた
「…っ!?あっぶな!?」
「私の初撃をよけるとはさすが冒険者やりますね」
「は…ははぁ…おほめにあずかり光栄です…」
避けたのはまぐれだ、吸血鬼化の影響で動体視力が上がり、相手の動く先の影が少し見える程度だ、だけどこれに関しては、まぐれだ、何も見えなかった、目の前に来るまで何一つとして。
「ここでは、何ですし、どうぞ私の学園長室まで」
先ほどの動きで、ちょっと硬直してたけど、3人引き連れて学園内に入った。
「さて、ようこそわが学園に…てのは置いといていらっしゃいな!」
なんだ?急に態度が変わったぞ?急におとなしかった子供がはしゃいでいるみたいな。
「さっきから気になったんだけど、あなたさっきから失礼ね、子供とかロリとか、つい最初はぶん殴ってしまったけど」
「あの…私、そんなこと一言も言ってないんですけど?」
心の中では思ってたけどな、ていうかなんだかこちらの考えていることが筒抜けのような感覚…?ちょっとだけ実験してみるか。
俺はライを呼んだ
「なんだい?僕に頼みごとかい?なんでも相談に乗るよ!」
「じゃあ、この"言葉"を口には出さず、心の中で思ってほしいんだ。」
そして俺はライの耳元でとある言葉をライに思わせるように促した、すると突然ライがぶっ飛んだ、しかも顔面からもろにダメージを受けたなあれは。
「誰が!ロリババアじゃあああああああああああ!!」
綺麗な右ストレートだなーってこの時考えてた。
「全くもって失礼すぎるわ!話無しにするぞ!」
「すみませんでした」
「わかればよろしい、ちなみに私のスキルは『読心』相手の考えていることを読み取るスキル、これで最初から私はあなたたちの心を読んでいたのよ」
にしてもライ大丈夫かな、俺が本来なら食らっていたであろうあの一撃をもろにしかも顔面キャッチしてたから多分…伸びてるよね。
「にしてもあなた、すごい能力よね、吸血鬼だなんて滅多にお目にかかれない」
うげぇ!?最初の攻撃後の考えが読まれてた!?やばいこんなこと知られたら…もう…。
「安心しなさいな、私は君たちの味方だ、さて本題だけど君たちならこの学園の謎を解明できるかもしれない」
「な…謎!そうだ私たちが来たのはこの学園の謎を調査するためだ」
「無論それは裏の話だろう?君たちの表はあくまでこの学園の生徒、絶対に生徒達に自分の正体がばれないようにしてくれよ」
釘をえらい刺してくれるな、そこんところは断然あの受付嬢さんからも釘を刺されました。
「さて、この学園の謎は…さっぱり言ってわかんない!」
ズコーーーー!
「まぁ依頼達成できないから君たちの今度の活動に大分不利が出るぐらいかな」
おもっくそ重たいじゃねーか!
「なら…依頼達成しますよ!えぇしますよ!しないと困るもん!!」
やけくそである。
「というかその謎はどうやって探せばいいんです?」
「…それは…冒険者なんだから自分で探さないと…ね!じゃあ私仕事で忙しいからまたね!!」
逃げた!あいつ逃げやがった!こんにゃろあのロリババアめ!…うぉお!なんか飛んできた!?そんなところまで読心読み取れるの!?
そして俺たち4人の学園の謎の探求に身を乗り出したのであった。
「ねぇ…カレン…」
「なに?マイ?」
「今日…この回私たち…必要?」
「メタい…やめてください…」
ー読者のみなさまへ
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