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美少女魔王 第23話 [お祭り夜編]

激しい戦闘…もとい闘技場のイベントが終わり、今は夜で、ギルド内がすんごい騒がしい、ちなみに俺は未成年なのでお酒は厳禁、たとえ体が成人してようがしてまいが、未成年なのです!っというかこの姿では絶対子供と思われているので、おとなしくジュース飲んでいます、うーん!美味しい!


「いや~美味しいですね!私、元の世界では二十歳だったんですよ~でもでも~ちょっ~と事故で死んじゃって~こんな世界に来てからず~っと森で過ごしてきたのでお酒とかわかんなかったんですけど!美味しいですね!」


あ、カレン出来上がってるし!?しかもお酒臭い!いやーーー!なんか変な酔っ払いに絡まれた!?


「カレン、いい加減にしなさい!あと…何言ってるか本気でわかんないんだけど!?」


「いやぁあああ!?ちょっ!誰かカレンとめてぇ!?」


「私はァ!ハルさんと一緒に飲みたいんですぅ!私だって努力しているんですからぁ!」


やばい完全に出来上がってるからこれ以上はまずいな…よしイチかバチか…


「っせい!」


カレンの後ろに回り込み、当て身!…よしおとなしくなった、いやー漫画で見た通り打ったけどこれ…ちゃんと生きてるよね?あ、息してる気絶しているだけだった。


「いや…あれで気絶するもんなの…?」


「わ…わかんない」


「おっと君たちここにいたのか?」


「あ、ライ、いたんだ」


ライが来たと思ったら、マイとカレンがすでに動いていた、なんだって!?カレン気絶してねーし!?


「ちょっとお静かに、僕はハルと話したいんだ」


カレンとマイは床に倒れていた…え?なんで?いつもはここで腹殴られるもんじゃないの?


「ごめんね…ハル、そういえば昼あの時話したこと覚えている?」


「確か…パーティのことについて…だよね」


「うん、これはあの勝負に勝った君には言うことにしたよ」


―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


あれは僕がまだSランク冒険者でいたときの話だ。


「みんな、次の依頼を持ってきたよ」


その時僕のパーティには他に3人居たんだ、まずは剣士の僕『ライボルト』、そして魔術師『パルム』、僧侶『ミント』、弓士『ハーティ』の4人だったんだ。


「あら、今度の依頼はなにかしら?」


「今回も簡単に終わらせれたらいいですけど?」


「俺たちに負ける要素はないってこのパーティならできるさ」


「ははっ!確かにね、僕たちなら負けないさ」


僕は持ってきた依頼をみんなに見せた、この依頼が後の惨劇を巻き起こすことを知らずに。


そして僕たちはこの街よりも南の廃坑に向かった、そこで僕たちが討伐するはずだった魔物は。


「今回の依頼『ヴァンパイアロードの調査』…か、こんな廃坑にいるのかしら?」


「いくつも村や街、が崩壊した原因がそのヴァンパイアロードが原因ですからね」


「お、この小屋調べてねーな、ちょっと調べてくる」


「あ、こら勝手な行動はしないでくれ…ってもういないし」


しばらくすると、ハーティは戻ってきた…がなにか違和感を覚えた


「ハーティ、どうだった?なにか見つかったかしら?」


「いーや、なんにもなかったぜ、ここは外れだそっち探してみようぜ」


いや…僕の思い込みか?ハーティはいつものようだ、そして僕たちはハーティに背を向け、別の場所の探索を開始した…が


「が…ふっ!?」


「ミント!?なにをするんだ!ハーティ!」


ハーティはミントに短剣を刺していた、ミントはその場に倒れた。


「…くっ…ははっは!人間はおろかだなぁ!まさか僕がこいつを乗っ取っているとは知らずになぁ!」


「お…お前は誰だ!ハーティじゃないな!」


するとハーティの影から魔族らしき人物が出てきた、それは羽が生えており、角もあり、禍々しい魔力を感じる。


「まさか…お前がヴァンパイアロードか!ハーティをどうした!」


「ハーティ…?あぁこの男のことかこいつは操るには簡単すぎた…鏡で『反響』で魅了をかけたらいちころさ」


「ハーティ!おい!ハーティ返事をしろ!」


「無駄さ、もうこいつの魂はもう食べた、ついでにさっき殺した女の魂ももう食った」


「くっ…ミント…」


もうミントは死んだ…くそ…僕がもうすこししっかりすれば…くそ!せめて、パルムだけは逃がさないと…。


「いい加減にしなさいよね!焔の聖霊よ、我に力を貸したまえ『フレイムアロー』」


パルム!くそもう戦闘態勢に入っていた!このままだと…!


「ふん、たかが上級魔法なぞおそるるに足らん」


ヴァンパイアロードはパルムの魔法を片手で弾き飛ばした、そして魔族はパルムに向かい、魔法を放とうとしていた。


「雷の聖霊よ、我の力となれ『サンダーボルト』」


雷撃がパルムに向けられた。


「あぁああああああ!!」


パルムは一撃で倒れた、そんな…あれは中級の魔法なはず…あんなに威力が高いだなんて、仲間が3人ともやられた…くそ…!どうする!


「最後はお前だな、僕を討伐しようだなんて、聞いて呆れるな、さて最後だ…なにか言い残すことはないか…」


「くっ…お前なんかに言うことは何一つない!うぉおおおおお!」


僕はヴァンパイアロードに切りかかった、っが全くといいほど歯が立たなかった、僕はもうだめだと思った、魔族は僕に向かい殺そうとし、腕を上げた。


まずい…!ここで死んだら仲間たちの無念が果たせなくなる!


僕は必死になり、躱した、躱した拍子に仲間の死体に足を取られ、僕は崖から転落した。


「ふん…運のいいやつめ、次会ったら確実に殺す」


そして僕だけが助かったんだ、崖から転落して大分深い傷を負いながら僕は引き返した、必死に帰り王都に戻り、ギルドに報告、失敗し尚且つ仲間の喪失…一人になってしまったんだ…ランクが下げられたけど僕は奴に復讐するために一人で依頼をこなし、この神器を扱えるようになり今の僕がいるんだ


―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


「なるほど…ヴァンパイアロード…」


「あぁ…あれ以降奴の行方を探りながらいろんなところに向かった、そしてつい先日、僕たちがゴブリンロード、ビックボアを倒した村があるじゃないか?」


「あぁ…あののどかな村」


「あの村が…壊滅したんだ」


俺は息を飲んだ、まさかあの村が壊滅するんて思ってもいなかった…とてものどかな村で俺にとってはとても過ごしやすかった村…。


「僕は、絶対奴の仕業だと踏んだよ、だからこの祭りの後調査しようとしていたんだ」


「…ライ…」


俺は何も言えなかった、ライの無念を晴らしたい、でも言葉にはできなかった、多分絶対否定されるからだ。


「おっと、つい長話してしまったね、それじゃこの祭りを楽しんでね」


ライは離れた、なんでだろうどんどん小さくなるライの背中、とても不安を感じていた。


「…二人とも起きてるでしょ」


「ぎくぅ!?」


「私は…さっきの話の調査…勝手に行おうと思うんだけど、どうする?」


そう俺が勝手に決めた、あの村にはお世話になった覚えがあるし、嫌な予感がビンビンなっている。


「決まってますよ…私はハルさんとともに歩みます、なので行きますよ」


「私も右に同じくよ、あの男だけでは不安でしょうがないわ」


「なら作戦決行は明日だ、今日は楽しむぞ!」


そして俺は明日、あの村について調査を試みようと思う、だがやはりこの不安は消えない、ライがどっか遠くにいくような気がしてままならない…明日は慎重に行動しよう。



ー読者のみなさまへ


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最近更新頻度が非常に遅くて申し訳ありません、是非応援のほどお願いします。

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