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美少女魔王 第2話 [トレントの森]

こんにちわ蒼猫です、最後の〆がまったくわかりませんヘルプミーです

「さてどうしたものか…」


ん?なにをしているかって?決まっているだろ、クエストを依頼書を見ているんだよ


前回、1年すぎても誰もこないからしびれを切らして自分から冒険者をすると啖呵をきったのはいいんだがいざ冒険者になってみると、これがよくわからないのだ、ギルド協会も申請すればその場で冒険者になりますとか言われていざ申請したら後は依頼書みて受けに来てくださいねって放置される始末、普通のRPGだったらここでギルド嬢と依頼の話でいいのかないのか話したり、パーティの参加で俺たちのパーティにはいらないかとかそんなイベント期待していたのに、待っていたのは依頼書を見て提出、依頼に書かれている通りのことをしたら報告して報酬をもらうという、ただの一連の流れ作業だ、しかもここは都市なんだいい依頼があるかなと思ってみたらこれがまだびっくりだ、魔物の討伐依頼と採取とか人手がほしいとか…なんか普通すぎてつまらないというか…


「ふむ…やっぱり最初は採取クエストにいって貢献度を稼ぎランクアップを目指すのがいいのかな…?討伐系はなぜかCランク以降しかないからなぁ…」


そう冒険者にはランク制があり、5段階に分かれている、S、A、B、C、Dというランクで区切られていた、Dランクだと基本雑用系や採取系しか取ることができない、Cからは小物だが討伐系の依頼をこなせれるという感じだ


「ふむ…とりあえずこれかな…?えーっとなになに?トレントの森で薬草採取ってクエストかぁ…まぁこれがいいかな」


ちょっと悩んだけど渋々ギルドの受付嬢まで届けた


「これ受けたいんだけどいいかな?」


「トレントの森の薬草採取ですね、承りました…でも大丈夫ですか?採取といっても魔物は普通に出るので1人は危険だと思うのですが?」


「あぁ~多分問題ないさ、お…私は腕が立つからね!」


にっこりと開き直る俺!大丈夫、基本戦闘はすべて叩き覚えさせられているから…


「はぁ…それならいいんですが、目にハイライトが入ってないですよ…?」


そうして俺は、都市をでてトレントの森に向けて出発した、この世界は意外と広いと思ったらそこまで広くなく、かといって近いというわけでもない微妙な距離感となっているけど


しばらく都市の外を歩いて、目の前にみえるのがトレントの森だそうだ、外観は森なのだが中心にものすごいでかい木ががあり、木々が生い茂っているというか活性化されているというか、森の奥から危険度マックスの匂いがする…これはちゃんと依頼こなせれるかな…そんなことを考えながらトレントの森に足を踏み入れた


「おぉ…なかなか広いなぁ…こんなの探検のしがいがあるってもんじゃないか?」


まだまだ思春期なのでこういった冒険はワクワクしてしまうお年頃なのだ、ちなみに薬草や雑草のことは何一つわからないので、城にあった図書室からかりぱ…借りてきたのだ、この世界の殆どの記録が書かれている本だ、なんだか攻略本みたいな感じで俺的にはありがたいものです


さてトレントの森についたぞ、中はやっぱり迷宮クラスに広いんだな…迷ったら帰れなさそう、そういえば変な噂があったな、なんかボスクラスのトレントが出現したとかしてないとかで、そしてボスクラス討伐要請の依頼が発注してあったけど一足先に取られてたんだっけ、C級に…あ、そもそも俺受けれなかったわ、さて、依頼の薬草は…あったあった、意外と入り口近くにあるものだな


しばらく薬草を回収していると、奥の方からなにやら変な匂いがしてきた、これは血の匂い?鉄の匂いかな、ノワルから教わった人体に関する勉強のほうで、俺は高校生レベルのことはすべて教えられた、まだわかんないところはいっぱいあるけど


「う…うわあぁぁぁぁぁ!た、たすけてくれぇええええ!」


はっ!?今の声は?男の人の声?森の奥の方からだ!行かないとまずいよな!

俺は声がする方に走り出した、声の聞こえる方向はなぜかわかった、この森は木々がありすぎて声が通る場所が限られている、あの一言がしっかりと聞こえた方向に俺は今走っている


「だ、大丈夫ですか!…はぁ…はぁ…う!?」


そこに見えるのは…血が沢山あり食人魔物がいた、もう人の姿はなかった、遅かったのだ助けを呼んだ直後に食われてしまったんだろう、そして俺は初めて見る光景に俺自身圧倒され引いていた…けど俺も一度は死んでいるんだこの世界で人が死んだとしても俺自身じゃない、他人の命だ、だが…命がこうもあっけないというのは現実と同じなんだな…もう、二度と俺の前で人は死なしたくないな…すると


「きゃ…きゃああああああ!た…たすけ…助けてください!」


こことは違うところで声が聞こえる、しかも女の人の声だ、急がないと!絶対に死なせない!

声が聞こえたのはここだ!間に合え!


「ひぃ…もぉだめぇ…!」


女の子は食人魔物の弦に足を取られ、空中に釣らされていた、下にいた食人魔物は口をがっつりと開けていた、弦は段々と切れていきしまには落っこちて食われるだろう


その瞬間は訪れてしまった、弦が切れてしまったのだ女の子の体はその瞬間から空中から地上に落下したのだ、このまま食われて死んでしまうんだろう…だがさせない!そうさせない為に俺は動いた。


その刹那


「あ…あれ?いき…てる…食われてない…」


「はぁ…はぁ…間に合ったぁ!よかった!」


俺は女の子体を抱っこして着地した。


食人魔物は自分の獲物が取られたのが気に食わなかったのか俺に弦を伸ばしてきた、俺は女の子を持ったまま避けた、正直きつい、けどこの女の子も腰が引けてて動けなさそうだ


「おい、あんた歩けるか!正直一人抱えながら躱すのはきつい!」


「え?あ…はい…どうにか」


俺は女性を下ろした、お、なんかものすごい体が軽いような気がする


「体が軽くなったらこっちのもんだ!」


「なんか少し失礼な気がします…」


横からの軽いツッコミは無視して、弦ばっか攻撃してきているあの魔物をそろそろやっつけよう、俺はまたまた城からぱく…借りてきたこの剣をつかうことにした、ちょうど腰の方につけてたんだよな


食人魔物はこれでもかってくらいに弦の鞭を出してきた


「さぁいくぞ!私の相棒『魔剣レーヴァテイン』!」


魔剣レーヴァテイン、俺の身長とほぼ同じくらいの大剣なのにそこまで重たくない代物、なんであの城に普通においてあるのかさっぱりわからんかったけど使えるものはなんでも使おう!俺は、習いたての剣術で弦の鞭をあっさりと破った、そのまま食人魔物に向かって走り、次の攻撃が来る前に切り倒す!


「とぉ…りゃ!!」


横に一閃、次の瞬間には魔物は真っ二つにされ消滅した。


「す…すごいあんな魔物をあっさりと倒すなんて…」


「大丈夫?お姉さん、私はハル!」


「あ…大丈夫です…私はカレンといいます」


なんでこんな森の中で自己紹介しているんだよってツッコミは無しだぞ、これもある意味コミュニケーションなのだ、後相手の気分もリラックスさせる効果もあるらしいとノワルさんが言ってた。


「カレン…さんはどうしてこの森に?見た感じ冒険者っぽいけど」


カレンの装備は魔法系統に分類される格好だ、頭に被っている奴ってマジックハットっていうんだっけ、あれなかなかいいよね。


「はい…この森の奥にいるボスクラスモンスターを討伐するために編成されら冒険者なんです、でもパーティみんな散り散りになっちゃって危うく食われそうになったところを助けてもらったんですよ、後カレンでいいです、私そこまで年は高くないほうですから」


カレンの見た目は美少女というよりは美女なのだ、だが少し幼さがあり少し耳が尖っている多分異世界でいうエルフに近いイメージだ、この世界に種族関係あるのかわからんけど


ーおぉおぉぉぉぉぉぉぉお…


「なんだ?今の変な声は?」


「今のは…トレントキングの唸り声です…ハルさんが従者の魔物を討伐したことにより、トレントキングの標的にされてしまったんですよ」


「標的?」


「はい、決してこの森から逃げられないように周囲を囲い狩りをする、死んだ死体は養分となりトレントキングに吸収されるんですよ、私の仲間が分散されたのも奴の計算のうちだったんです」


恐ろしいほど冷静に分析するなこの子、それにさっきから目を閉じて何をしているんだろう


「視えました、どうやらトレントキングはあの方角にいるみたいですね、この森の中心部分に」


カレンは指を刺しながら言った、どうやらいつのまにか魔法を使っていたみたいで、トレントキングと俺たちの場所を特定しらしい、すごいなその魔法


「よっしゃ、じゃあこの森の主と戦わないと出れなさそうだし、ちょちょいと倒そうか」


「え?倒すのですか?相手はボスクラスの魔物、今いるのはC級の私ですよ!?あなたが強くてもあの魔物に敵わないですよ!」


「やってみないとわからないじゃないか、それにこのままだといずれ2人とも死んでしまうそうなる前に手を打たないとね」


「…もうどうなっても知りませんからね!」


ぷいっと横をむくカレンさん意外とお茶目っけあるじゃないか、そうして俺達ち2人はトレントキングと対峙することになった。


ー読者のみなさまへ


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最近更新頻度が非常に遅くて申し訳ありません、是非応援のほどお願いします。

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