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私の異世界生活  作者: LLENN
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26話 遊戯の部屋

私はお腹がすいてホテルのレストランに来た。楓ちゃんには黙って来ちゃったけど部屋も分かってるし大丈夫っしょ。


レストランには様々な料理のサンプルが置いてあった。値段は1番安くてパンの1000イシス。1イシスがいくらかわかんないけどいいホテルのものだしそんな安くはないでしょう。


でもまだ開いてない。開くのは午前も午後も6時から12時間まで今は4時くらい。まだ全然時間がある。まぁ後で食べる物でも探しておくかな。


しばらくメニューとかを見ていると«ライトカウザーのステーキ100g1万イシス»というものを見つけた。


カウザーって確か楓ちゃんがドラゴン討伐の前に食べてた牛の事だよね?美味しそう…でも100g1万イシスか。


メニューを見てると私が開くのを待ってるのかと思ったのか店の人がでてきた。


「ごめんねお嬢ちゃんまだ開かないんだよ。あと2時間くらいしたらまた来てくれるかな?」


「あっ営業時間は知ってます。だから大丈夫ですよ。それより1イシスは何オシリスですか?価値がわからないもので…」


「1イシスは1オシリスさ法律で決まってるのさ。なんかの第1項で」


ほぅという事は100g1万円という訳ですな。チョー高級じゃないか。また後で来た時にはこれを食べよう。


「ありがとおじさんまた後で来るね。」


「おう。そうしてくれ。」


そう言って料理人の格好の人と別れてホテルの探検に行くことにした。このホテルは80階建てのとても大きいホテルだ。一応非常の時は魔法陣で避難できるように各部屋に2個ほど魔法陣起動装置が備え付けられているらしい。


80階もあれば何か面白い施設でもあるんじゃないかな?映画館とかゲームセンター的なのとかあってもおかしくないっしょ。


とりあえずホテル内マップを確認してみるが80枚も地図があるから全部を細かく見たりするのは面倒なので自分の足で行ってみる。直感で行きたい場所に。


なんとなくラッキーセブンのイメージがあるから7階と77階に行ってみることにした。


移動方法はエレベーターでこれは電気で動くようなものでなく魔道具のひとつのようだ。


念じた階に到達するようになっている。らしい。


7階に移動してそこでマップを見てみたがここはただの客室のようだ。


従業員の人に聞けばいいじゃないか?確かにそれは早くていいだろう。でもね、私は探検がしたいの。聞けば答えは簡単に出ると思う。でもそれじゃ楽しくない。


さてお次は77階に行くことにしようを


77階のフロアマップに気になるものを見つけた。


«遊戯の部屋»というものだ。


これは行くしかないっしょ。


遊戯の部屋はここフロアマップのあるとこからは10分くらいかかるみたいだ。同じ階で10分かかるって広過ぎないか?


しばらく歩いて遊戯の部屋に来た。楽しそうな音が聞こえてくる。


扉を開け中に入るとそこには私の求めてた場所があった。


日本のものと大差ないゲームセンターの景色が広がっていた。


クレーンゲーム、音ゲー、ダンスゲーム、コインゲーム、麻雀(マージャン)、ポーカーなどのカジノのような場所もある。


クレーンゲームは得意ではないが好きだからやってみる。


景品は可愛いクマのぬいぐるみの台でやってみる。


操作方法は → ↑ のボタンの至って普通の2本爪のものだ。1回200イシス。まぁ普通くらいの値段であろう。


攻略方法的なのは一切知らないがだいぶ前に数回やって取れてそこからハマってしまった。


それ以降に取れたものは小物のぬいぐるみが数個。大きなものは取れていない。


取れなくても雰囲気が好きだ。


素人ながらに考えて押したり持ち上げたりしてみるがほとんどぬいぐるみの位置は変わってない。


ここまでで1600イシス使っている。


取れない。でも楽しい。それでいいと私は思っている。人それぞれの楽しみ方があってもいいじゃないか。取れるのが幸せという人もいるだろうし取れないからつまらないと言う人もいるだろう。


まぁそこから試行錯誤したが結局8400イシス消費したがほとんど変わらなかった。それでも私は充分楽しめた。日本で8400円もゲームセンターで使ったなんてママに知られたら怒られるかもしれないがここは日本じゃない。


前に日本で3000円ゲームセンターで使ったことが見つかったらママに月のお小遣いが10万円あるからってそんなに一気に使ってはいけませんって怒られたんだっけ。ママに会えないのは寂しいけどこの生活(異世界生活)も楓ちゃんと一緒で楽しいし全然悪くない。


さっきの他の台に移ることにした。


次は箱入りの何かのキャラクターの書かれた時計。


どこかで見たことあると思った。


私はずっと謎に思っていることがある。


私の称号についてだ。


私の称号はビギニングシティーのナイチンゲールだ。


日本ではナイチンゲールと言われれば大抵の人がイギリスの看護師でクリミア戦争で戦士さんを癒して«クリミアの天使»と呼ばれてた人くらいは思うだろう。


だがしかし、ここは日本ではない。


それなのになぜ異世界の人がナイチンゲールを知っているのかが謎で仕方ない。


そもそも称号を考えたのは誰だろう。


この世界にも過去に戦場で戦士さんを癒したナイチンゲールという人が居たのだろうか。いやその可能性は限りなく低いと言ってもいいだろう。


ナイチンゲールという名前でこの世界(異世界)でも同じように活躍した人がいるなんて都合が良すぎるから違うだろう。


もしかしたら地球から来た人がナイチンゲールというか人の話をしたのだろうか?


よく分からないし誰に聞いていいのかも分からないし聞いたところでその答えを知ってる人がいるのかわからないからまだその理由を知ることは出来ていない。


さて話を戻そう。どこかで見たことあるキャラクターの時計の台はさっきと同じ橋渡しの2本爪のものだが箱に入っているから少しは取りやすいのではないかと考えた。


先ほどと同様攻略方法なんて知らない。


私の目的は取る事ではなく楽しむことだ。


数回やって橋渡しの棒には滑り止めが付いている事に気がついた。どうりで全然動かないわけだ。


この後も数回パタパタと起こして倒してを繰り返して遊んだ後()()()帰ることにした。


楓怒ってないかな?

今回は由香視点です。

次回も初めは由香視点で書くつもりです。

部活の予選を通ってしまって模試が連続で入っていて学校でもいろいろあってほんとに時間が取れないのです。大変申し訳ございません。それでも読んでくれる人感謝です。

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