1話 異世界転生
私が目を覚ますと淡い水色の空間にいた。
あれ?ここはどこだ?あっ思い出した。私は確か銃で撃たれて死んだんだ。それでここはどこなんだ?
辺りを見てみると誰かが話している。
「ねぇここはどこなの?」と恐る恐る質問をすると相手が振り向いた。見覚えのある顔だった。由香だ。
「由香!」「楓!」と2人は抱き合った。
「君たち、再会できて嬉しいのはわかるが私を置いて話すのはよくないな」とさっきまで由香と話していた男声のよく分からない紫色の狐のようなものが言った。
そう言えば由香は誰と話していたのだろう?こんな所に狐の知り合い…?なわけないか。そもそも狐と知り合いとか絶対ないな。まぁ聞いてみればわかる事だよね。
「ねぇあなたは誰?由香とどういう関係?そもそもここはどこ?私達は今どういう状況に置かれているの?」
「まぁまぁ落ち着きたまえ1つずつ答えていこうかまず知り合いか?そんなわけなかろう私はこの世界の最高神オシリスだ!まぁ覚えておけ。ここはどこかそうだな私の自室とでも言っておこう死したる人間を裁くものだ」
死んだ人間を裁く…?やっぱり私達は死んだのか…
「それで裁くって天国行きか地獄行きを決める的なことですか?」
「いや違う、お前達には2つの選択肢がある。1つ目は日本に赤子となって人生をやり直すか2つ目は地球とは違う世界で冒険するかだ」
「違う世界って異世界転生ってことだよね。ねぇ楓ちゃん私異世界転生してみたい!私アニメとかで異世界転生するのよく見てて私も楽しそうだし出来るならやってみたいなって思ってたの!だからしよ!異世界転生!」
キラキラとした目で由香は私を見てきた…。
ん?ちょっと待て?異世界転生したかった?死ぬことを望んでいたのか?まぁいいや今はそんなことはどうだっていい、もし異世界転生してその異世界転生とはどんな世界だろ、風景綺麗かな?ってあれ?ちょっと待ってそれより前に言葉は?言葉は通じるの?あれ?私達お金持ってないよどうするんだ?慌てる私を見て由香がこう言った。
「さっきねオシリスさんと話したの異世界ってどんな所かそしたらね魔法やモンスターがある世界なんだって!ねっ楽しそうでしょ」
あーさっきそんなこと話してたんだ。
「もし異世界転生したとしてモンスターいるんでしょ?どうするの?あとお金ないよ」「それは大丈夫!オシリスさんがある程度の武器とお金はくれるってあと私達二人とも魔法の素質あるって言ってくれたの」
これは断れない雰囲気ですね。
「分かりましたオシリスさん、私達異世界転生を望みます。」
「よし来た、それではそこの魔法陣に入ってそこの中から出ないようにな」
魔法陣が突然現れた。
「カッコイイカッコイイ!オシリスさん最高です!私達もこんな魔法陣とか出せるんですか!」
「多分な、では健闘を祈る。」
そう言うと魔法陣が紫に輝き始めた。
「おっそうじゃったたまに失敗するんだったわい。」
「「えぇぇぇぇ。」」
「何か困ったことがあったら連絡をくれ」そこで記憶を失った。
こうして私達は異世界転生をすることをしたのだ。
時間のある時に作っていきます。まだ手探り状態なのでアドバイスあったら欲しいです。