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1話





ぴんぽーんぱんぽーん



:注意:


今回の話は前回とは違いかなり落ち着いています。(多分)

そのため、前回のテンションのままで読んでしまうとインパクト等が薄れてしまい非常につまらなくなってしまうと思われます。

この小説を楽しく読むためにはまず、深呼吸などで少し心身ともに落ち着いてから読む事をオススメします。


それでは深呼吸をしましょう。みなさんも一緒に、


すーは〜


すーは〜


落ち着きましたか?


え?まだ前回のテンションが残っているって!?

では、もう一度深呼吸をしましょう。


すーは〜


すーは〜


落ち着きry


え?まだ前回のテンションがry

え、えーと、もう一度ry


すーは〜


すーは〜


落ちry


え?まだ前k(ドゴッ

ぐぎゃ


「おい!その茶番いつまで続けるんだよ!」

そ、それは読者の皆様が落ち着くまでですよ!

「って、ここ本文じゃん!こんなのせめて前書きに書けよ!」

あら本当ですね。

「何とぼけているんだよ!絶対わざとだろ!?とりあえず本編スタートな。」


え!?まだみなさんは前回のテンションが残っているって───












ただ、何となく引きこもってた家から出た。



引きニート歴7年、気まぐれで深夜のコンビニ行く途中で怪物に襲われました。

そいつによって遠くに吹き飛ばされ、ホント、つくづく運の無い人生だな。

っと思いながら走馬灯みたいなのが見えてた時、


「君は、この怪物と戦う事が出来るチカラは欲しく無いかい?」


なんか幻聴が聴こえてきました。

「いや、これは幻聴では無い。君にテレパシーで話しかけているんだ。」

ふーん。どっちにしろこのまま死ぬんだ。どうでもいい。

「いやいやいや。ちょっと待て。君、チカラとか興味ないの?」

どうでもいいから早く楽にさせてくれ。

「待て待て待て。君はこのまま死ぬ事は出来ない。なぜならこの怪物は君を殺すために襲ってはいないんだ。」

じゃあ何で俺の事を襲っているのか?

「それが知りたいなら、チカラを手にして生きるんだ。」

………めんどくさい。このまま楽になった方が断然いいわ。

「え、、えっとね、この怪物は君から特殊なエナジーを吸い取るために襲っているんだ。」

それで?

「こいつにエナジーを吸い取られた人間は廃人になってしまうんだ。そうなってしまうと、大切な人とか様々の人に迷惑をかけてしまうよ。」

やる気もねぇ、目標もねぇ、()もねぇ俺に大切な人がいるとでも?

「あ、あの……ごめんなさい。」

はぁ。だったら早く廃人にでもなんでもさせろよ。

「それはできない!君はこのチカラを使うことができる『適性』があるんだ。ここまで高い適性を持つ人間は君以外いないよ。」

それは果たして本当か?世界には約76億人もの人間がいるんだぞ。そんだけいればもう何人かくらいはいるんじゃねーか?それにここ日本で探すよりも中国やインドあたりで探した方が効率が良いと思うぞ。あっちの方が人口多いし。

「え、えーと、そうかもしれませんね…………」

否定できないんだったら俺を早く楽にさせろ。

「ああああ!!もう!分かりました!あなたがこのチカラを手にして怪物を倒したらお金をあげちゃいます!一種のバイトです!1体あたり10万くらいでどうですか?」

10万か………………少ないような気がするなぁ。

「え?ま、まじ?あー………分かりました!20万で!」

んんんんーーーー。こっちはこの怪物と戦うわけでしょ。死んだり、廃人やらになってしまう可能性もあるよね?

「それは……そうかもしれ…ませんね………」

それでたったの20万は安すぎない?

「んんんんんーーーーーーあああああーーーー100万でどうでしょか……?」

んんんんんーーーーどうしよっかなーーーー

「分かりました………さんびゃ………いや500万で!」

しょうがない。やってやるかー。んで、どうすればいいの?

「はぁはぁ、えっとですね、まずは手を伸ばしてください。そこに何かあるはずです。それを手にとってください。」

とりあえず言われたとおりに手を伸ばした。すると、何か固いものが手に当たったからそれを手に取る。

「そう!それです!これは魔法のベルトのバックル部分です。これをへそのあたりに当ててください。」

という事でこのバックルをへそのあたりに当てると、何かが腰に巻きついた。

一瞬驚いたが、すぐにテレパシー野郎が説明してくれた。

「よし。ちゃんと動いてる。このバックルはへそのあたりに当てるとそこからベルトが巻きつくようになっているんです。」

こ、これって……まるで()()みたいじゃないか………

「次に、今からあるものを渡しますのでそれをバックル部分にセットしてください。」

それを言い終わるのと同時に、右手に変なものが突然現れた。

その変なものは、赤い宝石なような丸いものに、上下に尖った金の装飾?がしてあった。

その後、少し恐る恐るだが、これをバックル部分にセットする。

すると、謎の待機音声のような音楽が鳴り始めた。

「さぁ、最後に左側の腰のあたりにあるスイッチを押すんだ。そうすれば君は…『変身』ができる。」

わかった。ここまで来たならやってやるよ!

「変身!!!」

それを言うと同時にスイッチを押すと、あたりが真っ白に輝いた。

気がつくと俺の姿は大きく変わっていた。

腕は色白く細い華奢な腕で、髪は一気に伸びてツインテになった。

服はヒラヒラとした赤い服で、所々に金色の装飾がある。

視点が低くなっているため、身長が低くなったのだろう。

なんか胸が膨らんでいるような………

………俺、TSしてない?







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