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【第三十九話】 灰色の悪魔



「はぁ……はぁ……はぁ……」

 息が切れる。

 ここに至るまでに消費した体力が限界を迎えつつあるのは当然ながら理由の一つではあったが、それよりも恐怖が全身を包んでいることが何よりも大きな要因だった。

 脇目も振らずに来た道を走る足は本当に自分の意志で動かしている肉体の一部なのかと疑いたくなる程に感覚が薄く、心情とは裏腹に明るくカラフルな花束を持つ手だってどう頑張ってみても力が入らない。

 自らの身に降り懸かった危機的状況もさることながらマリア一人を置いて逃げているという事実に対する恐怖は自分のことなど遙かに上回っている。

 岩を登り、隙間を縫い、精一杯足を動かし来た道を戻るが早く安全な場所に身を置きたいという自己防衛本能と本当に逃げていいのかという葛藤が渦巻き思考回路はもはや滅茶苦茶だ。

 あのゴリラみたいな化け物が暴れているのか地響きは続いているし、背後からは岩が崩れる様な轟音が絶えず聞こえてきている。

 ただただ何が正しいのかも分からず冷静さの欠片も無い状態で走ること数分。

 不意に足下を襲った大きな揺れに体勢を崩される。

 膝が曲がったまま、立ち上がるよりもバランスを取って倒れ込まない様にしなければと地に着く両足に力を込めるが、次の瞬間目に入ったのは絶望的な光景だった。

 見上げる上空、聳える崖の上から巨大な岩の塊が降ってきている。

 ヤバい!

 頭はそう感じてはいるものの、体は動いてくれない。

 恐怖が、しゃがみ込んだ体勢が、或いは揺れる地面が、咄嗟の行動を封じていた。


「何ぼけっとしてんだ!」


 あれ……俺、死ぬの?

 諦観の境地とでもいうのか、どこか自嘲気味な感想めいた台詞が脳裏を過ぎる

 そんな中でいきなり耳に届いた怒声は、驚く暇も無く俺の体を強引に動かしていた。

 腕を掴まれたかと思うとすぐに力一杯引っ張られる。

 直後には俺のいた位置に軽自動車ほどのサイズの岩が地面に落下し砕け散っていた。

 あぶねー……あんなん直撃してたらマジで死んでた。

「あ、ありがとう……助かった」

 極限まで早まる鼓動を落ち着けようと大きく息を吐きながら、目の前にいたバンダーに礼を述べる。

 なぜここにいるのかは分からないが、本当に九死に一生だった。

「助かった、じゃねえっての。ヒヤヒヤさせてくれるなよまったく」

 そこでようやく腕を離したバンダーはふうと一息吐く。

 間違いなくバンダーで、知った顔がやっと俺に少しずつ冷静さを取り戻させた。

「え? ていうか……なんでここに?」

「ああ、俺の行った方はすぐに岩壁に塞がれるだけの行き止まりだったんでな、お前達の方に合流しようと駆け付けたんだが……一体なんなんだこの揺れは。というか、もう手に入れたのか月光花」

 バンダーはキョロキョロと辺りを見回したのち、俺の手に抱えられた花へと視線を落とす。

「何とかな、手に入れること自体に苦労はなかったんだけど」

「そうか、よくやった。だが、嬢ちゃんはどうした?」

「それが……」

 俺はここに至るまでの事情を話して聞かせる。

 焦りからか噛み噛みで要領を得ないであろう説明だったが、それでも大凡は伝わったらしくバンダーは思い切り顔を顰め舌打ちを漏らした。

「ちっ……こんな入り口にまで出てきやがるか」

「何なんだよあのゴリラの化け物は、知ってるなら教えてくれ」

「あれはな、ゲルミラって呼ばれているこの谷の主だ。はっきりと言うなら、あれが居るから誰もここには近付きたがらねえ。知っての通り俺もそこそこ名の知れたハンターで、それなりに死線を超えてきた自負はあるが……正直に言ってあれが一体でも目の前に現れりゃ戦うなんて選択肢は露程もねえ。誰がどう考えたって逃げ一択、それ程に強く恐ろしい化け物だ」

「だったらすぐに助けに行かねえと」

「落ち着け少年、見殺しにしたくはねえし行くのは構わないが揺れが止まるまで待つんだ。こんな状況じゃ進むだけでも危険ってのもあるし、そもそも三体もいるって時点で俺達が駆け付けた所で殺されて終わりだぞ」

「そんな悠長なこと言ってる場合かよ! あいつは一人で……」

「言いたいことは分かる。だが、良く考えろ……お前の安全を第一に考えたからこそ、嬢ちゃんはお前一人を逃がしたんだってことをな」

「…………くそ」

 弱いというのがこんなに情けないことだなんて、今まで生きてきて考えたこともなかった。

 悔しくて、無力な自分に腹が立って仕方がない。

 ただただマリアのことばかりを考えながら痛いほどに拳を握り、唇を噛み締めながら周りへの警戒なんて忘れて待つこと数分、ようやく余震の様な小さな揺れが収まった。

「よし、収まったな。戦闘力の無いお前は足手纏いだ。俺が一人で行って様子を見てくる」

「一人でって……大丈夫なのか」

「言っておくが、嬢ちゃんが戦っていたとしても俺は援護なんざ出来ないからな。俺クラスでもあれが相手じゃ何の役にも立たねえ。逃げるように伝えて、一緒に帰ってくる。それが精々さ。お前はここで待ってろ、自分が無事でいられるように最善を尽くすのがお前の役目だ。危なくなったら即座に逃げて構わねえ。その手に持ってる物のためにこれだけの危険を冒してるってことを忘れんなよ?」

 じゃ、頼んだぜ?

 そう言って、バンダーはそのまま背を向け遠ざかっていく。

 返す言葉も見つからず黙って見送るしかない後ろ姿はそのまま軽快な動きで岩から岩へと飛び移り、すぐに見えなくなってしまった。

「…………」

 一人残された俺はただその場に立ち尽くすことしか出来ない。

 月光花を胸に抱き、揺れが収まり一人になったことで嫌な静けさが蔓延する孤独さと心細さと不安ばかりが視覚や聴覚から遠慮無く入り込んでくる末恐ろしい空間と化しているが……出来ることなら逃げたくはない。

 マリアを待っていないと、帰ってくるマリアを迎えてやらないと。

 頭にあるのはそればかりで、ひたすらに物音や生物の気配に警戒しながらその時をジッと待つ。

 五分か、十分かが経った頃、初めて風が吹き抜ける音ではない物音を耳が感知した。

 ザッザッザと、間違いなく足音であろうことが分かる。

 慌ててその方向に目をやると、すぐに人影が姿を現わした。岩の向こうから出てきたのは……バンダー一人だ。

 それに気付いた俺の表情が全てを物語っていたのか、俺が呼び掛ける前にバンダーは小さく首を振る。

「少し奥まで行ってみたが、嬢ちゃんの姿は無かった。ただゲルミラの死体が転がっていたところを見るにやられちまったってことはないと思うが……ならどこに行ったかってことに関しては現場を見ただけじゃ皆目見当も付かねえな」

「そんな……」

「別の場所で他のゲルミラと戦っているのかもしれないし、最悪もうやられちまってる可能性もある。だが同様に別のルートで移動していることも十二分に考えられる。なら俺達がやることは一つだ、当初のルールに従い一旦村に戻って嬢ちゃんを待つ。無理をして更に奥に行こうとすることも、延々この場所で待っていることも、双方に取ってデメリットしかないんだ。分かるな?」

 理屈を頭で理解出来てはいても、感情はそれに従ってはくれない。

 だけどそれでも、この男を納得させるだけの言い分も、俺一人でどうにかする方法も何一つ思い浮かんではくれなかった。


          ☆


 その後、俺とバンダーは出発地点である村まで戻った。

 空ではオレンジ色の太陽が沈みかけている。

 広くはない村を見渡してみてもマリアの姿はなく、ならばと黒霧谷に向かう前に寄った食事処に入ってみたが結果は変わらない。

 二人並んでカウンター席に腰掛け、飲み物だけを注文して待つ時間にほとんど会話はなかった。

 気を遣ってかバンダーは何度か話し掛けてくれてはいるのだが、俺側にまともな返答をする余裕がない。

 採ってきた月光花は布に包んでテーブルに置かれている。貴重な物だけに不必要に所持していることを知られないためだということだ。

 これでもかというぐらいの貧乏揺すりを続けているのが目立つのか、明らかに出発前とは違う雰囲気がそうさせるのか、店主もちらちらとこちらを伺っている。

 もはやどのぐらい時間が経ったのかも分からないが、これだけ待って戻って来ないのだからやはり何かあったのではないかと心配で死にそうな俺にとってそんなことはどうでもよかった。

 逆にあれだけ強くて抜けているマリアのことだ。

 その反面で『……道に迷った』とか言って、いつもの何気ないボーッとした顔して帰ってくるんじゃないかと期待している俺もいる。

 だからこそ自分の正しい行動や判断が分からずイライラしてしまうのだ。

「やれやれ、いつまでもそんなツラしてっと不安で死んじまうぜ少年」

 ポンと俺の背中を叩くと、隣でバンダーが立ち上がった。

 見上げる表情はどちらかというと呆れ顔だ。

「もう一度俺が様子を見に行って来てやるよ。嬢ちゃんを見つけられればベストだが、それが無理だったとしても出来るだけ何かしらの手掛かりを持ち帰る」

「どうしたんだよ急に……当初の口振りじゃ自己責任みたいに言ってたくせにさ」

「なに、化け物の相手も月光花の採取も全部お前達にやらせちまったからな。協力関係を結んだ以上このまま知らん顔して帰るのも後味が悪いだろう。オヤジ、お代はこの少年持ちだ」

「…………」

 爽やかな顔でそう言い残すと、バンダーはそのまま店を出て行った。

 こっちの話を聞かずに去っていくのが好きな奴だ。

 それでもありがたいんだけど……俺は待っているだけでいいのだろうか。

 結局は答えの出ないそんな自問自答をしながら一人に待つ時間はそう長くはなかった。

 数分ののち、何故か店の外が騒がしくなり始めたのだ。

 最初は何か外がざわざわしてないか? という疑問から始まり、その違和感はもの凄い勢いで増していく。

 店主や他の客も流石にただごとではないと気付いたらしく揃って席を立ち外に出ようとする頃には耳に届く多くの声は悲鳴や叫び声じゃないかというレベルにまで達していた。

 そんな中、不意に店の扉が開く。

 勢いよく入って来たのは村人の一人であろう中年の男だ。

「皆、すぐに逃げろ! グレイデビルが現れた!! 早く避難しないと皆殺しにされるぞ!!」

 誰かも分からない男は取り乱しながら叫ぶと、そのまま走り去って行く。

 グレイデビル? というのが何かは分からないが、もう何かしらの化け物であることは疑いようがないだろう。それぐらいは俺にだって分かる。

 男の言動によって店内までもがざわつき、中にいる全員が慌ただしく扉に向かって走り出した。

 誰もが『嘘だろう……』『そんなはずが……』と信じられない出来事が起きているのであろう反応ばかりを残してだ。

 化け物の襲撃があったなら当然そうすべきだろうし、俺だけ呆然としているわけにもいかないのは考えるまでもない。

 すぐに二つの布を抱え、俺も他の連中の後に続いて外に出ることにした。

 キョロキョロと左右を見渡してみるも目に見える位置に化け物らしき何かの姿はない。

 だがそれでも、ただごとではないことは明らかだった。

 数十人にもなる住民達は挙って恐怖の形相で四散し、とにかくどこかに逃げなければという意志だけを伝えてくる。

 俺も逃げないと。

 でも逃げるってどこに。

 ポンは店の横に置いたままの籠の上にいるけど……マリアはどうすんだ。

 結局はここでも逃げるべきかどうかに迷い、素直に足が動くことはない。

「おい、何をしているんだ! 君も早く逃げろ!」

 通りすがりのおっさんが俺に向かって叫ぶ。

 こちらの反応を待たずして既に走り去っており、辺りからは住人がいなくなってしまっていた。

 村一つの住人が、大人も子供もお年寄りも誰も彼もが一目散に逃げていく程の化け物の姿とは一体どんなだというのか……恐ろしく思っていながらも、グレイデビルとやらのことを知らない俺に姿形が分かるはずもなく、何から逃げようとしているのかも理解しないままでいられるかとほとんど無意識に皆が走って来る方向へと目を向けていた。

 が、やはり視界に映るのは精々牛や犬ぐらいで大凡化け物と分類されるような生物などいない。

 代わりに目に入ったのは、真っ直ぐに俺の方に走ってくるバンダーだった。

 混乱のあまり完全に存在を忘れていたけど、あの男なら事情を知っているはずだ。

 そんな甘い考えは一瞬にして崩れ去る。

「おいお前!」

 もの凄い早さで近くまで来ると、バンダーは怒りに満ちた表情で俺の胸座を乱暴に掴んだ。

「な、何だよ急に。何を怒って……」

「お前……どういうつもりだ。灰色の悪魔(グレイデビル)に護衛を依頼したのか」

「……え? は? いや、ちょっと待ってくれよ。なんだよそのグレイデビルって。村の人もそう言ってたけど」

「お前が連れてたあの嬢ちゃんだよ! 知らないとでも言うつもりか!? ふざけんじゃねえぞ!」

「嬢ちゃんって……マリアのことか? どういうことだよ、全然分かんねえよ! 何の話をしてんだ!」

「灰色の目をした猟奇の血族、それがあいつの正体だ……数年前に絶滅したって話だったのに…………お前とあいつはどういう関係なんだ!!」

「おい、苦しいだろが……乱暴にすんなって。ど、どういう関係も何も、普通に同じ貸屋に住んでるってだけで」

 意味が分からず聞かれたことに素直に答えるしかない。

 こいつが何を怒っているのかは全く理解出来ていないが、それでもバンダーは舌打ちをして服を掴んでいる手を離した。

 そしてギロリと敵意剥き出しの目を向け、低い声で告げる。

「とにかく……さっさと連れて帰れ。大変な事になるぞ!」

「大変な事って……確かにあいつは化け物並に強いけど、それだけでそんな大袈裟な」

「お前が本当に知らないなら、そんなことが言えるのはそのせいだろうよ。破滅の一族とまで言われた……奴らの恐ろしさを」

「破滅の……一族」

「ひとたび標的にされようものなら死体の山と血の海だけが残る地獄絵図を生み出す。奴らの存在がどれ程危険か、過去にどれだけ無関係な人間が惨殺されてきたか……十年以上も前からこの国では一番の危険因子扱いだ。連中と関わりになってはいけないって法律があるぐらいなんだぞ!」

 最後に精一杯俺を睨み付けるとバンダーは俺の手にある月光花を一束奪い取り、そのまま歩き出す。

「お前との付き合いはこれきりだ。二度と俺と関わらないでくれ」

 住人の姿が無くなった小さな村の中を、バンダーは振り返ることなく走り去って行った。

 あまりのショックと動揺にその場を動くことが出来ず、意味無く立ち尽くしたままその方向を見つめることしか出来ない。

 別の足音が近付いてきていることに気付いたのは、十秒と経たない内のことだった。

 顔の向きを真逆に変えた先にあったのは、ひたすらに待ち望んでいたマリアの姿だ。

「……マリア」

 無意識に名前を呼ぶ。

 特に反応があるわけでもなく、駆け寄ってきたマリアは俺に飛び付いてきた。

 咄嗟に抱き留めるとそろそろ聞き慣れた小さなボソボソとした声が耳元で聞こえる。

「悠希……無事でよかった」

「マリア! お前……無事だったのか? 怪我とかしてないのか?」

 そっと肩を掴んで密着する体を離すと、マリアの服はあちこちが血で染まっている。

 そして遅れて気付いたことだが、仮面も外れてなくなっていた。

 必然その奥にある、連中の言う灰色の瞳が露わになっている。

 マリアの瞳の色は初めて会った時に何となくグレーであることは認識していた。ただ、それが何を意味するかなんて知らなかっただけだ。

「……全然、平気」

 単語を繋ぎ合わせたような会話の返答も、眠そうな目とポケーっとした表情も普段と変わりない。

 それでいて最近分かるようになってきた声色や無表情の中にある小さな変化が嬉しい時の反応だと伝えてくる。

「なんで……」

 なんでお前は……一人で逃げて、安全な場所で待っていただけの俺と再会出来ただけのことで嬉しそうに出来るんだ。

 たった今この場で何が起きたか、理解出来ないわけじゃないだろう。

 お前が現れたというだけのことで村人全員が悲鳴を上げながら逃げていったんだぞ、お前は何も悪いことなんてしていないのに。

 こんなものが……お前にとっては普通の事だというのか。

 当たり前の光景だと、そういうのか。

 それが分かっているから外出する時に仮面を着けるようにしていたのだとしたら……少し前に言っていた街には行きたくないという台詞の意味がそこにあったのだたとしたら……俺は最低最悪の大馬鹿野郎だ。

「帰る道、分からなくなった……だけ」

「マリア……ごめんな」

「……?」

「俺が馬鹿だった、俺が軽率だったんだ……俺のせいで」

「マリア……無事。悠希も……無事。なんで、謝る?」

「いや、いいんだ。こっちの話だよ」

「…………?」

 泣きそうになるのを必死に我慢する俺の声が震えていたせいかマリアはキョトンと、これもまたいつもと同じく不思議そうに可愛らしく首を傾げる。

 この状況が普通なわけがない。

 一人の女の子が現れただけで村が丸々無人になるまで、住人全てが悲鳴を上げながら逃げていくなんてことが当たり前なわけがない。

 それなのにマリアは……俺がその光景に胸を痛めていることの意味を理解していない。

 まるで、これがいつものことであるかのように。そうなることに何の疑問も抱いていないが如く。

「帰ろうか……マリア。俺達の家にさ」

 弱く、情けないだけではなく馬鹿な俺には今マリアに掛けるべき言葉が見つけられない。

 ただ少しでも早くこの場を立ち去りたくて、コクリと頷くマリアやポンと共に帰路に就くことしか出来なかった。

 誰も居なくなった夕暮れの村を離れるべく俺達は再び空の旅へと繰り出していく。

 怪我人一人おらず、無理難題と言われた依頼を達成したはずなのに……後悔の念で押し潰されそうになるのを必死に堪えながら。


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