冬のカポエラ
どことなく主体性に欠けるメンバーの集まったとある大学のサークル。そのメンバーがひょんなことからブラジルの格闘技(踊り)である『カポエイラ』を始めることになる。メンバーの一人の姉を先生にして、初心者三人が一から教わる。最初のうちは戸惑いながらも練習を続けていくうちに少しずつ自信がついてきた。そんなある日、いつものように練習をしている所へ関西弁で毒舌を吐く妙な男が現れる。露骨にバカにした態度にカチンときたメンバーだったが、その実力には黙らざるを得なかった。そこへ先生が戻ってきて、謎の関西男とのカポエイラ対決が始まるのだった……