女神の加護の向く先は
掲載日:2026/05/22
その世界は荒廃していた。
度重なる天変地異が大地を襲い、食物は育たず人々は飢えた。各地で瘴気があふれ出し病気が蔓延した。魔界の扉が開き魔族が跋扈し始めた。
世界中の人々は、その世界の創造主たる女神に祈りを捧げ続けた。
我等にご加護を、祝福を、力を与え給え。我等をお救い給え。
何卒...何卒...
ちょうど同じ頃、その世界の創造主たる女神は懊悩していた。
雨が降る → 這い出す → 溺れて死ぬ
晴れる → 這い出す → 干からびて死ぬ
「はぁ〜。ミミズって、どうにかして救ってあげられないものかしら? 困ったわねぇ〜。」
おしまい
「加護を与えてみようかしら。」
パワーアップ → すごく這い出す → すごく死ぬ
「上手くいかないわねぇ...」




