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接近


「はあ……」


 門馬はぐったりと項垂れ、ショックを受けている――――――俺と影斗が片づけを手伝っている間、先ほどまでのハイテンションが嘘のように静まり返っていた。掃除が終わると、門馬は境内の入り口にある階段に座り込み、悲し気に外を見つめ始めた。俺はまるで別人のように落ち込む門馬を見て、流石にいたたまれなくなる。


「まあそんな落ち込むなって。あれはタイミングが悪かっただけだ」

「いや……違うんス。拙者、いつもドジばっかで皆さんに迷惑かけてるんス……」


 一通りその場の片づけが終わったので、俺は門馬の横に座った。


「あの刈谷さんって人、かなりあんたに対する態度が悪かったけど……」

「はいっス。刈谷さんとは、同じ支部なので長い付き合いなんスけど、仕事に対して厳しい人で、拙者みたいなできないタイプは嫌いなんスよね……」


 確かに門馬の言っている通り、相性は悪そうだけど―――あの冷たい態度は、単に嫌いということではない何かがあるような気がした。


「でも、怒って出て行くってのはよっぽどだよな……」

「もう見限られてるんスよね。そのせいか、今回の仕事に対するやる気もあんまりないみたいで」

「そうには見えなかったけどな」

「普段よりもやる気がないように見えるんスよね……流石に考えすぎかもしれないけど。でもきっと、拙者と二人で任務にあたらないといけないからっスよ……」


 その時、影斗が人数分のアイスコーヒーの入ったグラスをお盆に乗せて、こちらにやってきた。


「大丈夫ですか? おれもよく失敗するんで、あまり落ち込まないでくださいね」

「はわわ……なんて優しいおショタ……」

「あはは……元気が出たようでなによりです」


 門馬は涙の溜まった、ウルウルとした瞳を影斗に向け、コーヒーを受け取った。


「そういう変態的な……変なところ? っつーのを出してる方があんたらしいぜ」

「功刀さん……」


 門馬は真剣な顔つきで、アイスコーヒーに口を付ける。


「……会ったばかりのお二人にこんなことを言うのはって思うんスけど、もしよかったらちょっとだけ自分のことを話してもいいっスか?」


 俺が頷くと、門馬は自身のことを話し始めた。


「拙者、こう見えて想術師協会では名のある、有名な神社の神主の家系なんス。その一人娘だったから、小さい時から結構厳しく育ちまして。学生の頃ちょっとグレちゃったんスよね。想術師になって神社を継ぐことしか許されてなかった人生が嫌になった……だから反動でサブカルに傾倒してこんなオタクみたいになっちゃったんスけど」


 門馬は苦笑して続ける。


「だから碌に想術の稽古もせず、厳格な神職の仕事もせず、中途半端に想術師になって、この傀異対策局第五部に配属されたんスけど……そのツケで、最初は傀異とうまく戦えなかった。それであんなことに(・・・・・・)なっちゃって……裏方のサポートも不器用でうまくできなくて、戦えもしない。そんな落ちこぼれだから、居場所がなくなっちゃったんス」


 俺と影斗はその話を黙って聞き続けた。一見、ハイテンションで悩みなどなさそうだが、かなり苦労しているようだ。


「すいませんこんな話。せめて自分なりに何かできるように、最後まで頑張りますね」

「お、おれも頑張ります! だから、その……」


 悲し気に笑う門馬に、影斗が言いよどみながらも気持ちを伝える。


「あんまり自分を責めないでください! おれ、何もできない無力感とか、門馬さんのそういう気持ち、よくわかります」

「影斗さん……ありがとう」

「影斗の言う通りだ。あんたは努力してる。努力はいつか絶対報われるぜ」


 門馬は俺たちの言葉に、人差し指で涙をぬぐい、頬を引っぱたいて立ち上がると、いつものハイテンションに戻る。俺は安心して、勢いよくアイスコーヒーを飲み干した。


「おっし。一緒に頑張ろうぜ。あんたたちが言ってた作戦には賛成なんだけど、具体的なスケジュールはどのくらいを想定してるんだ?」

「あ、はいっス。こちらの浄化術式を準備するのに、今日含めてあと二日は土地や信仰の力を貯めないといけなくって……だから、それまでは英気を養ってもらおうって、刈谷さん言ってたっス」

「わかった。ならちょっと気になることがあって。被害者は全員で十二人って言ってたよな? んで、その被害は五年前からってことだったよな?」

「はいっス」

「その事件ごとの傀朧痕(かいろうこん)は調べたのか?」

「実は調べてなくて……。あーん! 拙者が仕事できないばかりに……」

「いいって。普通そこまでやんねーだろ。だから俺たちが調べてくるよ」

「助かるっス……功刀さんって少年なのに仕事できるいい人っスね……」


 俺は門馬から傀朧を採取するための傀具(かいぐ)セットを受け取ると、それを影斗に渡す。そして先ほどの会議資料をまとめてから、現場に向かうことにした。


☆ ☆ ☆ ☆ ☆


 俺と影斗は、早速町を散策する。とは言っても、白い霧に町全体が覆われているため、徒歩で地道に行くしかなかった。拠点である廃寺の麓の道を歩き、人のいない農道を進んでいく。

 それぞれの被害者が、行方をくらました場所はわかっていないとのことだが、関連する場所を巡って傀朧を調べてみると、何かわかるかもしれない。


「ねえ風牙」


 俺の後をついて来ていた影斗が、突然呼びかけてくる。


「どうした?」

「おれさっき、メモを取りながら話を聞いてたんだ。それでさ、最初に事件が起きたのは五年前で、二週間前の事件でやっと傀異の仕業だってわかったんだよね?」

「ああ」

「そこがずっと気になってて……」


 影斗も俺と同じことが気になるらしい。どうしてこのタイミングで傀異の仕業だとわかったのかについては、かなり疑問があると思う。


「うん。隠匿の概念の傀朧のせいってのは間違いないんだろうけど、なんかおかしいよな。だから、傀朧を調べてみようって思ったんだ」


 俺はその場で町の地図を広げる。出かける前に、門馬に被害者の家の場所をチェックしてもらっていた。八下田町に満遍なく散りばめられているように見えるチェック位置の中で、一つだけ突出して離れている場所(・・・・・・・)がある。そこは町はずれの森の中で、連続失踪事件の最初の被害者の家だった。


「俺は、最初の事件(・・・・・)ってやつが気になるな」

「確か事件の間隔も、最初の事件から次の事件が起こるまでに一年近く時間が開いてたよね」


 影斗の指摘通り、事件は〈野上拓也(たくや)紗香(さやか)〉の失踪から始まった、という割には、次の事件までかなり間が開いているように感じる。本当に連続失踪と言えるのだろうか。


「あとさ、これは個人的な疑問なんだけど、なんで傀朧の多い子どもを狙うんだろう? 怪談話に、そんな特徴は出てきてない……よね?」

「それはたぶん、傀異は性質上傀朧に吸い寄せられやすいからだと思う。体が傀朧でできてるからな」


 俺は現在地から最初の事件現場までの距離を確認する。少し遠いが、一番気になる箇所から調べる方がいいだろう。


「とにかく行ってみようぜ」


 俺と影斗は足早に田んぼを抜け、最初の現場の方向へ進んでいく。

 視界が悪く、大きな道路の割に一台も車が通らない。あまりにも静かで、不気味だった。俺の後をついて来ている影斗も、不安げな表情をしている。


「大丈夫か?」

「え、あ、うん。大丈夫」


 影斗は視線を泳がせて、俺から目を背ける。


「……なんかあったら言えよ」

「うん」


 それ以降会話のないまま、五分ほどが経ったが、車は一台も走っていない。俺は周囲の傀朧に意識を集中させ、八尺様の傀異の気配を探っていたが、それも一向にわからなかった。人も、傀異も、すべてこの霧が隠してしまっている、そんな気がした。


「あ」


 影斗が声を漏らすと、後ろから銀色の普通車が近づいてくる。初めて見る他人の気配に、俺たちはついくぎ付けとなる。

 車はゆっくりと俺たちの横まで進み―――ガードレールにぴったりとついて止まった。窓が開き、でかいサングラス姿のいかにもヤバそうなおっさんが腕を出して俺たちを見る。


「おうおう。ガキが二人でこんなとこ歩いてたらよ、あぶねえぜ」


 銀髪か白髪かわからない髪を逆立てた、いかつい風体の男が、ニカッと俺たちに笑いかけてきた。左目の横に火傷の跡のような傷があり、黒いジャケットに柄シャツと、やはりヤクザを疑うような雰囲気だった。驚いた俺たちは、顔を見合わせる。


「お前ら、どっから来たんだ?」

「どっからって?」

「いや、どう見ても町のモンじゃねえからな。ちょっと気になったのさ」


 俺は驚いて身構える。歩いていただけなのに、どうして町の人間じゃないとわかったのか。


「……そういうあんたは?」


 おっさんは車から降りて俺たちに近づいてくる。よく見ると、柄シャツの上から腹巻を巻いている。身構える俺たちを見かねたのか、運転席のスーツ姿の女性が声を出す。


「どっからどう見ても、怪しいのはこちらですよ灰狼(はいろう)さん」

「はっはっは! そうだなァ。悪ィ悪ィ」


 おっさんは豪快に笑ってサングラスを外す。火傷の跡に沿って、左の瞳が白く変色している。笑ってはいるが、鋭い眼光だった。おっさんはジャケットの懐から黒い警察手帳を取り出して俺たちに見せる。


「おれたちは県警(・・)のモンだ」


 運転席の女性も車から降り、俺たちの前まで来る。女はおっさんとは違ってきっちりとしたスーツ姿だった。短髪で顔つきはとても美人、スタイルが良い―――だが、右手が金属でできているのが気になる。女性も警察手帳を俺たちに見せて、自己紹介を始める。


「申し訳ない。私たちは鳥取県警の者だ。私は七楽(ならく)。こちらは灰狼(はいろう)です」

「警察?」


 俺は思わず目を細め、警察手帳を覗き込む。女の手帳には、『鳥取県警、警部』と確かに書いてあった。


「なんで警察が?」

「悪ィな坊主ども。ちょいと御同行願いますかねェ」

「……だから誤解がありますよ灰狼さん」

「単刀直入に言うぜ。お前らを想術師協会のモンと見込んで、ちょいと話がしたい」

「ぇ……何で」


 影斗が思わず漏らした言葉の通り、俺の警戒心が高まる。どうして俺たちが想術師の関係者だとわかったのか。俺たちをつけて来ていた、ということなのだろうか。膨れ上がる疑問と不信感を見透かすように、おっさんが笑いながら頭を掻く。


「戸惑うのも当然だよなァ。でも、だからこそ車で話さねえか。この連続失踪事件を追う者同士、協力できると思うぜ。当然、お前らの疑問も全部話すからよ」


 おっさんは見た目に合わず、ゆったりとした声色でそう言った。優し気な雰囲気で、悪意は感じられない。少し考えて、俺は返事をする。


「わかった。その代わり質問に答えてもらうぜ」

「もちろんだ」


 心配そうな影斗に視線を送り、俺たちは車の後部座席に乗り込む。車の中は少しタバコ臭かった。


「すまねえなァ。車に乗ってもらったのは、誘拐事件の件を担当している想術師に、おれたちのことが見つかるわけにはいかなかったからだ」

「何でだ?」

「私たち県警には現在、捜査権がない。警察と想術師協会の取り決めにより、不干渉が徹底されているから、バレれば政治的問題になりかねないんです」


 七楽(ならく)と名乗った女性の言う通り、想術師協会と警察の対立はかなり根深いと聞いている。本当は密接に協力して捜査するのが理想だが、互いを目の敵にしている状況が長く続いているらしい。俺は正直、あまり関わったことがないのでよくわかっていない。


「なら、何で捜査してんだよ。俺たちに捜査権があるんだろ?」

「あァそうだ。おれたち警察は人様専門。お前ら想術師はバケモノ専門。そこは理解してる。だがな、このヤマはどうもきな臭い。人様の臭い(・・・・・)がプンプンすんだよ」


 灰狼はポケットから取り出したアメちゃんを俺たちにくれた。イチゴ味とオレンジ味の、よく見かけるものだった。


「二週間前に起こった、小谷創(こたにはじめ)の誘拐事件に対して、傀異の犯行だと決定したのは、おれたち県警の判断だ。だから想術師協会に捜査権を移譲した」


 それは門馬が説明していた内容だったと記憶している。

 ――――――二週間前の事件で行方不明になったのは、小谷創(こたにはじめ)くん十一歳。警察の調べによると、学校終わりの午後五時ごろまで友だちの家で遊んでいたらしいんスけど、そこから家に帰るまでに行方不明に。身代金要求も何もなく、警察の捜索で一切の痕跡が見つからなかったため、〈想術師協会〉に通報があったっス。


「だがな、現場がこの誘拐事件に一定の見解を示してたんだ。これは、人間による(・・・・・)犯行だってな」

「傀異の事件じゃない……?」


 驚く俺たちに、七楽が黒いスマホの画面を見せてくる。


「これは、事件当日の町の見守りカメラの映像です。八下田学園から200mほど離れた路上で、小谷創君がいきなり落とし穴にハマったように消えてしまった」


 スライドさせた写真に写っていたのは、少年がコンクリートの道に空いた穴に落ちる様子だった。


「それで、この五分後にその場所から三キロほど離れた河川管理の監視カメラ映像に、これが」


 次に見せられたのは、白い軽ボックスカーの写真だった。その助手席には、先ほどの少年が何事もなかったかのように座っている。運転席の人間の顔は、残念ながら映像外で見て取れない。


「えっと……つまりどういうことなんですか?」

「これは不可解な映像なんです。落とし穴にハマってから五分で三キロも移動はできないし、なぜ河川管理のカメラにこれが写っていたのかもわからない。だが、顔認証にかけたところ、99,8%で小谷創君本人だった。服装も一致する」

「つまりよォ、おれたち警察にはお手上げだったってことだ。この映像を証拠にするわけにはいかねえし、今の司法に、傀異(バケモノ)の仕業とか、想術(オカルト)によるものだって証明する力はねえのさ。だから傀異がらみの事件は、徹底して想術師協会が担当する」


 俺は混乱しつつも、オカルトという言葉に納得してしまった。一見すると不可能でも、想術を使えば三キロ程度の移動は可能だ。

 だがそれを一体誰がやったというのか。何の目的で――――――?

 俺は腕を組んだまま、しばらく言葉が出なかった。


「話を戻すぜ。おれたちは県警の警備部所属……簡単に言えば、公安ってとこだ。普通の捜査では動くことができない代わりに、おれたち秘密警察が動くことになった」

「灰狼さん。秘密警察とか言うと、誤解が生まれます」

「いや、間違ってねえさ。だからこそ、お前ら二人の素性も、悪ィが調べさせてもらったって訳だ」


 灰狼は七楽に車を出すよう促す。車はゆっくりと走り出し、霧の中を慎重に進んでいく。


功刀風牙(・・・・)、お前は想術師なんだってな? それも、本部からの派遣で来たばかり。つまり、関係者の中で一番信用できる(・・・・・)。だから後を付けてきた」

「……いい気分しねえな、おっさん」

「悪かった。そこは謝る」

「なら教えてくれ。どうして俺たちに接近したのか、その目的を」


 灰狼はここぞとばかりにニヤリと笑う。


「おれたちは事件をもう一度調べ直し、不可解な写真の謎を追っていた。唯一の手掛かりと言えるのは、この白い軽バン。ナンバーは偽装だったが、車種と県内の防犯カメラ映像を地道に探した。めちゃめちゃ苦労したぜェ。ナンバーが頼りにならねえから、細かい傷や汚れ、あと映像に映ってたシートの特徴やタイヤ痕と照合して探しまくった。んで、何とか持ち主を突き止めたってわけだ」


 灰狼が見せてきたのは、車検証の写しだった。そこに書かれていたのは――――――。


「……想術師協会(・・・・・)!?」

「そ。公用車だった」


 名義は、想術師協会傀異対策局第五部――――――つまり、今回一緒に仕事をしている門馬や刈谷が所属する組織だった。俺は言葉を失う。


「我々にできるのはこれだけでした。後の証拠や捜査権は、もう想術師協会に移っている。でも、誘拐犯は人間である可能性が極めて高い。これだけは確かです」

「そうだ。だから秘密裏に、お前らが来るのを待っていた。情報共有して、真犯人を突き止めるために」


 ――――――なるほど、そういうことか。この二人が動いている理由は理解した。でも、犯人が想術師協会の人間であるということには、俺の中でかなりの抵抗があった。想術師が調べた結果、事件は傀異の仕業と断定されている。確かに八尺様の傀異はこの町に存在するし、妙な霧も傀朧の仕業ということは間違いない。そもそも俺たちはその傀異を倒すためにここに来たのだ。犯人が想術師であるなら、傀異が存在することと矛盾する。


「うーん……おれ、よくわかんなくなってきた……」


 影斗はうんうん唸りながら、脱力して肩を落とす。

 そんな様子をバックミラー越しに見ていた灰狼は、名刺を俺に渡してくる。


「今日のところはこれ以上やめとこうか」

「え、灰狼さん?」

「大丈夫だ。誰にも言う心配はねえ。だろ、功刀風牙(・・・・)


 名前を呼ばれた瞬間、ギクッとした。横目で俺を見る灰狼の目つきと低い言葉の圧に、俺は思わず深く頷く。このおっさんは只者ではない。そう直感が告げている。


「てなわけで明日、改めて話そうや。十時に八下田学園正門に集合ってのはどうだ?」

「……わかった。それまでに考えを整理しとくよ」

「感謝する」


 俺は混乱する頭を落ち着けようと、窓の外を見た。真っ白な霧が、さらに濃く、全てを包み隠しているように見えた。



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