そのころ
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この作品には 〔残酷描写〕 が含まれています。
本作品は、作者の空想の世界です。
そのとき
シャーゼからドアンは付き添いをお願いされ、捕獲器と生肉は、
ドアンに持たせられ、5人の一行となり、妖魔捕獲の
ため森へと向かった。
途中、レイには、やはりゴブリンが食事をする肉の焦げた匂いが、
鼻につき、ゆだれが決壊していたのは、言うまでもない。
森に着き、竹やぶに、捕獲器を設置して、捕獲器へと生肉を入れ、
羨ましそうに眺めるレン。5人は、風上の崖の上で、それぞれ待機する
ことにした。ドアンは、やはりぶつぶつと、
なぜ俺が『重い檻を持ち、子ども達の面倒を見るのか。』と、ぼやく。
エノワは、動物調教の能力があるようで、
動物たちと戯れている。
ライラは、火の精霊を召喚し枝をあちらこちらに投げ、
燃やさせて遊んでいる。
レンは、光の精霊を召喚し口の中に
入れたり、出したりし、遊んでいる。
レイは、風の精霊を召喚し、自らの髪をなびかせて
遊んでいた。
ドアンだけは、集まってきた森の狼相手に無双し
追い払い鬱憤を発散していた。
日が暮れる前には、捕獲器へとゴブリンは一杯に押し込められ
ていた。さすがに、知能が低レベルなだけはある。
レンは、ゴブリンのゆだれが付いた、生肉を熱湯で消毒すれば、
食用に可能か、深く考え込んでいた。とは考えも及ばずエノワは、
レンが、何か、難しいことを考えているのでは、と思っている。
ドアンは、土の精霊に土で、ドーム型テントを作らせ
中央の囲炉裏で食事の支度を始めた。
材料は、フォレスト・ウルフの肉である。そのために、倒し、
血抜きし、皮を剥いでいた。
レイは、捕獲器の中にいるゴブリンを眠りに誘うため
木の精霊を召喚し、一匹一匹を眠らせ
【従属の首輪】をハメて行った。
ふと、
ドライアドを使い洗脳すれば、【従属の首輪】は必要ないのでは?
と、考えに及んだが今更である。
今晩は、テントに泊まり明日の朝一で、遺跡の三位一体での
実験に取り掛かる。つもりである。
遺跡の中は前回には、感じなかった不思議で神秘的な雰囲気が漂う。
遺跡の中央部屋の三台の台座に支配下においたゴブリンを一匹ずつ、
配置して、レンが神語を唱え始めた。すると、部屋全体が
光り輝きはじめ、あまりの眩しさに目を閉じたとき、『とん〜』と
音が聞こえ、それまで何もなかった中央の台座に妖魔が存在し、
三台の台座からゴブリンが消えている。
明らかに、いままでの妖魔とは、雰囲気が違う。
妖魔のステータスを見ると、三倍の値となっている。
『実験は、成功である。』、レンは胸を揺らし、興奮した。
妖魔には、合体の証である「対になる紋章」が、
手の甲に、刻まれていました。
次は、私達だ!!!




