帰宅とそして
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この作品には 〔残酷描写〕 が含まれています。
本作品は、作者の空想の世界です。
いつもどおり、玄関ドア前に立ち、合言葉を唱え、
家の中に入り、玄関ホールのクローゼットや靴入れを素通りし、
リビングのソファに狼の子を投げ入れ、防具や服を脱ぎインナーだけ
となり、ぶーんと両腕を水平に広げて、キャッキャッと笑顔で家中を
駆け回り始めた。それを見たエノアは、双子のエルフに呆れながら、
クローゼットに服を片付けで狼の子を抱き上げて、もふもふを堪能し
始めた。
シャーゼは、エノアにお礼を述べつつ、『誰?』と聞いていた。
双子のエルフの代わり、
ライラが 『今日の散歩で知り合った冒険者の仲間』だと
説明を始めた。
(シャーゼは困り顔でも納得し、獣人侍女に部屋を用意させた。)
ライラのサラマンダーが暖炉では燃る火の精霊:サラマンダーと、
楽しげに、お互いに空中で輪を作り燃えている。
ワインボトルの滴に宿る水の精霊:ウンディーネが微笑み、
快適な温度を保つため漂う風の精霊:シルフが愉快に踊り、
玄関で土埃が舞い土の精霊:ノームが、驚き顔で眺めている。
シャーゼとドアンがテーブルで、ワインを飲み始めながら、
自警団が、【南の森】と外界を行き来し亜人を
誘拐していた悪者達が捕まったと、話を始めた。
レンは、ワインのつまみである、色とりどりで、匂いのよい
チーズに目を輝かせ、シャーゼに、『ひとくちだけよ。』と、
言われ口の中に放り込んでもらっていた。
レイが、シャーゼに妖魔の捕獲器がどこかに無いか、
聞くのをどう話そうか、思案していると、ライラが、
先に口を開いて、聞き始めた。
『双子のエルフと一緒にゴブリンを倒す練習を行いたいので、
捕獲器がありませんか?』と、シャーゼに、唐突に話しかけた。
獣人侍女からは、ワイングラスが渡されて、八分目まで、
真っ赤な液体を注がれた。ドアンもニコニコとし、一緒に
ワイングラスに、注いでもらっていた。
シャーゼは、獣人侍女に一言二言伝えて指示を出し、ライラに
『最弱なゴブリンとは言え、扱いには、十分に気をつけてね』と
注意を促し、獣人侍女には『生肉、明日用意するように』と。
レイが持つ【従属の首輪】は、全部で8つ、三匹を合成と考えると、
妖魔のキメラ化は、二回ほど行えることになる。
レンとレイは、ライラが、やる気まんまんなのを肌で感じ、
ウキウキとし、エノアから狼の子を抱き上げて、
子供部屋に戻っていた。手持ちぶたさなエノアも用意された
部屋に入ってた。
ライラというと、いつの間にか、シャーゼ、ドアンと並んで、
ワインを飲み始めていた。『ドアンは、そろそろ発酵種、
飲みますか。』と、気を利かせた声まで飛び始め、今宵の夜は
長くなりそうである。
今回は、若干、短めです。




