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異世界転生なんてありません。  作者: 豚足演算
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死んだら目の前には

コメディに手を出してみようと思い書いてみました。

恐らく短編になるかと思いますが最後まで気長に!気長に!お付き合いお願いします。

何事にも終わりというのは突然やってくる。

恋愛にしろ家電にしろ人生にしろ。

気づいたら目の前には事務机に向かって忙しそうに書類仕事をしている女性が居た。

これはラノベによくある異世界転生前のチュートリアル的なやつか!と胸を膨らませたが目の前の女性がこちらに気づく様子もなく、あまりにも真剣なので声を掛けるのを躊躇われたが

「あの、すいません。」

よほど集中しているのかこちらには気づかない様子だったのでもう一度声を大きくして

「あの!すいません!」

と叫ぶ様に尋ねた。

「あら、新しい方ですか。死んですぐここにくるという事は余程のことがあるのでしょうね。」

と言い俺の後ろに向かって少し待っててくださいね。すぐ終わりますから。と叫んだ。

後ろを振り向くと先が見えない程に列ができていた。

これが全て異世界転生を待っている人間だとすると異世界というのは余程人材不足なのだろうと1人納得していたが、

「あのー申し上げにくいのですがもしかして異世界転生とかあるとか思っちゃってます?もしそうならそんなものありませんからね。」

俺の夢はそこで砕かれた。

「じゃあここは何なんですか?」

そう尋ねると

「一言で言えば受付ですね。ではこの書類をあちらの記入台にて記入をお願いします。」

そう言われて渡された書類を握りしめお役所仕事かよと愚痴を吐きながら記入台へと行き言われた通りに書いていく。

名前・年齢・出身国・性別・今までの経験人数・人生で1番の善行と悪行などなど。

書き終えたら女の元へ戻るが

「すいません。皆さん並んでらっしゃるのでこちらの列に並んで頂けますか?」

と言われた方向を見るがこれまた先の見えない列ができていた。


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