Stidiness Experience 【承】3/3
正露丸は心の友
ピンキー「『ATUSHI』とは…」
パァン!(発砲音)
ドサッ…
ビリシュート「なっ…」
浜埼「学園…長…?」
そこには、頭から血を流して倒れている学園長 ピンキーが居た…
「少々お喋りが過ぎたようだな…品鬼。」
そこには、ヘルメットを身につけ、まるで戦隊モノの戦闘服のような黄色のスーツを纏っている少年と、床にまで達する程の長い丈の白いワンピドレスをきた少女、全身を赤衣に包んだ男が立っていた。
ワイ「お前、誰だッ!」
赤衣の男「フンッ…そこに居るのは例の古代兵器か…」
ワイ「誰だって聞いてんだよぉッッ!!『現実殺し』ッ!奴の脳天をぶち抜けェェェッ!!!!!!!!」
ドガッ
ワイの渾身の一撃が繰り出された…いや、確かに繰り出された筈なのに…目の前の赤衣の男は微動だにしない。
白いドレスの少女「まったく…うるさいわね…いい?今、私達は貴方に用はないの。だから名乗る必要なんて無いの。」
ワイ「な、なんだとぉぉ〜ッ!?」
ヘルメットの少年「今の君たちでは到底僕らの領域には届かないよ」
GUOOOOOFOO↑OOONNNN!!!!!!!
ワイ「ぐぉぉぉぉぉあぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」
謎のヘルメットの少年から発せられた謎の光にワイがゴム毬のように吹き飛ばされた
唐リー「ワ、ワイィィィーーーッッッ!!!」
一体今の光は何なんだ!?スタンド攻撃?それとも投影魔○かオー○ードライブ…??いや、全部違う…奴は『何の能力も使わずに』あの攻撃を繰り出した…!強すぎる…!
ワイ「かっ唐、リー…気をつけろ…奴は、俺たち、が…手に負える…相手じゃ、ない…!」
唐リー「」
へ少年「なんだ…もうくたばっちゃうのかい?僕はまだ『チャージング』すらしてないのに」
コイツら、化け物すぎる…どうやって対処すれば良いんだ…ッ!
ピンキー「ビリ…シュー(無呼吸)…ト…」
ビリシュート「学園長!」
赤衣の男「チッ、まだ生きてたか」
その直後、室内に一瞬で殺気のようなものが広がった。まずい、何か嫌な予感が…!
KMR「みんな早くこ↑こ↓を離れるんだゾ!」
イエイヌ「浜埼さん!」
浜埼「いくで!『Für immer null』チョムニダチェンジッ!!!」ドゥピンッ!
…
浜埼のス○ンドから放たれた光が収まり、赤衣の男達は辺りを見渡すが、唐リー達の姿は見当たらない。
赤衣の男「…逃げられたか」
白いドレスの少女「ま、でも『目的』は果たしたし、もう帰りましょ♪」
赤衣の男「そうだな…品鬼の死は確定したも同然。奴らがいくら足掻こうが我々のプランには全く関係のないことだ。…さて、一度本部に戻るか」
カツカツカツカツ
へ少年「(何故だろうか…あの古代兵器から『奴』と同じ気配を感じた…)」
白いドレスの少女「ちょっと!研!なにボサッとしてんの!」
研(へ少年)「…あぁ!悪い!今行く!」
研「(やっぱり…いや、まさか…な)」
……………
浜埼の『チャンネル』にて
グレイトフル・クレイジー・D
ワイ「唐、リー…」
唐リー「ワイ!大丈夫か!」
ワイ「俺は、大丈夫だ…そ、それより、も、学園長の方を…」
ビリシュート「学園長!」
学園長の脳天から野糞のような血の塊が流れている。
ペプシ「兄貴!兄貴のスタ○ドなら学園長も治せるんじゃ…!」
ビリシュート「いや、俺のスタンド『グレイトフル・クレイジー・Dだかはさっきと違う奴だから池乃めだかの方だからラー油ゆうていみやおうきむこうフッフッフッフッフッフッフッおあとがよろしいようでこれにておしまいビチグソ丸改二『μ兵装』)』は本人の糞から生命を生み出して傷口を補完する能力だからもうこの傷は腸内の糞だけでは…」
唐リー「そうだ!俺の糞を使え!コイツなら無限に出せる!」
ビリシュート「いや、無理だ。この能力の効果の恩恵を受けるには本人の糞が必要だ。だから…」
唐リー「そんな…」
唐リー一行は絶望の淵に立たされた。
ピンキー「ビリ…シュ…ト」
一同「!!」
ビリシュート「学園長!」
ピンキー「この…建…物の…地下…24か…いに…全てが…ある…」
ピンキー「…い…きな…さ…い…み……ら…い………の………え………い……ゆ……………う……………………た…………………………ち………………よ…………………………………………」
ピンキー「……」
ビリシュート「学園長…?学園長!学園長ォォォォォォォォォォォォッッッッッッッッ!!!!!」
ビリシュートがピンキーの方を必死に揺さぶるが、ピンキーは息絶えていた…
ペプシ「兄貴…」
浜埼「…このまま黙って終わるわけにはいかないだで…」
イエイヌ「えぇ…学園長さんの為にも!」
ビリシュート「ああ、奴らはオレたちが必ず見つけ出し、征伐する」
KMR「もう許せるぞ!オイ!(怒天)」
唐リー「そうだ、俺たちの戦いはまだ始まったばかりだ」
ワイ「唐リー、早く地下24階へ行こう。きっと何かあるはずンゴ」
唐リー「ワイ、もう傷は大丈夫なのか?」
ワイ「ああ、それに…奴らの圧倒的な力を体験しちまったら、じっとしてられないっての」
唐リー「そうだな…おし!皆んな!行くぞ!」
空中学園魔城都市『品鬼』総合管理役所職員館地下24階にて
チーーーン(33-4)
エレベーターのドアが開くと、そこには近未来的な世界が広がっていた…
床、壁、天井の至る所に青い光が走っており、その光は不思議な幾何学模様を作り出していた。
唐リー「何だここは!?」
KMR「眩しくてよく見えないゾ」
イエイヌ「綺麗…….」
廊下の先には厳重そうなセキュリティーシステムがみえる。
ビリシュート「こ↑こ↓は学園魔城都市の職員でも学園長と俺を含む数人の幹部しか入れない場所だ」
ペプシ「兄貴…前にも議会に出席するとか言ってたけど、そんなに凄いだなんて…」
ビリシュート「無駄口叩かずにさっさといくぞママっ子」
ビリシュートがセキュリティーを解除すると、厚さ5メートルはありそうな鋼鉄の扉がコンビニの自動ドアの様に開いた。
そしてその奥には、一度に見渡せないほどの本棚がズラーっと並んでいる。
ワイ「まるで図書館だな、こ↑こ↓は」
ビリシュート「この場所には今までに起きた『裏世界』の問題が全て纏められている」
ワイ「裏世界?」
ビリシュート「ああ。裏世界ってのは俺やお前達のようなス○ンドを扱える人間、霊力、魔法、呪術、超能力が使える人間達の社会の事だ」
ビリシュート「恐らく学園長は俺たちにコレを見せたかったんだろう」
そういってビリシュートは入り口から1番近い本棚から埃に塗れた分厚い赤い本を取り出した。かなり風化している古びた本だった。
イエイヌ「裏…死界…古文書?」
本の表紙には『裏死界古文書 〜レジリエンスメモリーズノ裏技〜 著:ワザツプ』と書かれている。
ビリシュート「こいつが恐らく『キーアイテム』の一つ、『裏死界古文書』だ」
ビリシュートが表紙を開いた。
警告
此処ニ書カレテヰル統ベテノ項ヲ口外スルコト禁ズ。
なんだかただならぬ雰囲気が…
ビリシュートが更にページをめくると
我ガ國家ト臣民の繁栄ヲ無ニ反シウル死ヲ覇セシ者共
第零使徒 品鬼 《脱肛》
第壱使徒 藍染惣右介
第弍使徒 保藻呼符
第参使徒 今多浩二
第肆使徒 冥界ノ天空龍【オシリス】
第伍使徒 志士雄真実
第陸使徒 Beast666『アレイスター=クロウリー』
第漆使徒 祖龍
第捌使徒 チヤージマン研
第玖使徒 ブラウ1589
第拾使徒 アテム(唐) 《脱肛》
第拾壱使徒 ボロス
第拾弍使徒 リリン
第拾参使徒 ATUSHI 《脱肛》
第捨肆使徒 奈落
第拾伍使徒 無惨
第拾陸使徒 範馬勇次郎
第拾漆使徒 嫉妬ノ魔女
第拾玖使徒 金木研
第弍拾使徒 リユシータ・トエル・ウル・スカタ(古代兵器)
第弍拾使徒ノ腹心
下方ノキユルカス
上方ノソルト=リバー
刻方ノブラツクナイト
彼方ノヒユーマンダスト
久方ノルシスチエラム
庁方ノタバタバタ
往代ノ覇者共ヲ滅スル未知ヘノ翼
七龍玉
カシウスノ鎗
アドデツク99
知恵ノリンゴ
ネブガドネザルノ鍵
ワザツプアカウント
グリーンソルト
死屍累々ノ魂
唐リー「なんだんだよこれ….(困惑)」
浜埼「学園長が…使徒…?」
唐リー「それに第拾参使徒 ATUSHIって…」
ビリシュート「あぁ、こ↑こ↓にはこれから起きる厄災の中心となる『原因』と関与してくるであろう使徒達の名が書き連れられている」
ビリシュートがまた次の頁をめくろうとした瞬間
!!!!!!!!!
警告
ココカラ先ハ
読ヨンデハイケナイ
to be continued…
ハイ、一年振りの更新です。英検2級にまた落ちて感傷に浸っていたので書きました(支離滅裂)。一応今後の予定を。次回からstidiness experience【転】が始まりますが、転は序、破、Q、:||の四部構成を予定してます。次回をお楽しみに!