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第9話 受付嬢と話してみた1

流也はギルドに入った。


「えーとまずは受け付け探さんと・・・あっ、あそこかな?」


受付らしきカウンターとそこに座っている女性を見つけた。


「すいません、よろしいですか?」


「はいっ!どっどっどうぞっ!」


カウンターの女性に声をかけると、ガタッと椅子を動かしながカミカミの返事を返してきた。


「どうかされましたか?」


「いふぇ!にゃんでもありましぇん!おきゅになさらずに。」


あからさまにおかしいカウンターの女性に流也は戸惑った。


「んっ、・・・・ふぅ。申し訳ありません、このギルドでそのような対応されるのが初めてでして、ビックリして気が動転してしまいました。」


だからってそこまで噛むか?と流也は思ったが気にせず話しかけた。


「そういうことでしたか。ですがそんなに驚くような事なのですか?」


「はいっ!当然ですっ!ギルドを利用する冒険者なんて、ほとんどが乱暴で下品で口悪くてバカで話も聞かないし、ホントにバカばっかなんです! おかげで残業ばっかで最悪です!」


「バカって2回言ったね・・・まぁいいです。すみません、こちらで魔石の買取りは行っておりますか?」


よっぽど溜まっているだろうな~、こっちの世界でも同じだなと女性に同感しつつ、流也は話をすすめていった。


「申し訳ありません!初めての方に愚痴ってしまいまして。魔石の買取りですね。こちらで受け付けておりますよ。ギルドカードはお持ちですか?」


「ギルドカード?いえ持ってないですよ。ないと買取りは出来ませんか?」


「いえ、無くても問題ありませんがギルドカードがあれば、買取り額がアップいたします。」


「そうなんですか。因みにギルドカードを作るにはどうすれば良いのでしょうか?」


「ギルドカードを作るにはギルドに登録していただく必要があります。費用は銀貨10枚となります。少しお高いと思うかも知れませんが、通行証免除、魔石買取り額がアップしたりとお得になります。」


「そうなのですね。ただ、先ほどモンスターに襲われた時に持ち金を落としてしまいまして、お金を持っていないのですよ。」


「えっ?金ないの?っち。てっきり魔石持ってるって言うから強いのかと思って勧誘したのに弱いんかい!」


急に手のひらを返したように態度を変えた受付嬢に流也は呆気にとられながらも気を取り直して話を続けた。


「確かに弱いかも知れませんが、モンスターは倒しましたよ?単純にお金を落としただけです。一応これだけの魔石は私が倒したモンスターですが・・・」


と言いながら流也はマジックバックに入れてあった魔石を全て出した。


マジックバックから出した5個の魔石をチラッと見ながら受付嬢は、


「ふーん、Bランクの魔石ねー。1つで銀貨3枚ってとこね。ギルドカードがあれば銀貨4枚になるけどどうする?Bランクごときのモンスター倒したくらいではまだまだだけどね。」


と、なげやりな態度で言ってきた。流也は少しイラッとしたので、


「はっ?楽勝でしたけど?これくらい。全部一撃で倒してるっちゅーねん!わかったわ、冒険者でもなんでもやったるわい!」


「そう。じゃあこの紙に血を一滴落としてちょうだい。あっ費用は魔石の換金分から差し引いてあげるわ1つ銀貨4枚で5個で銀貨20枚ね。ホントは1つ銀貨3枚だけどサービスしてあげるわ。」


「ふんっ!どーもありがとうございますっ!これでえーんかい!」


「・・・ありがとうございますっ!ではっ、早速手続きさせていただきますねっ!少々お待ち下さいませ!」


急にまたまた様子が変わった受付嬢はさっきまでの態度が嘘のように笑顔を浮かべ奥の方へ入って行った。コロコロ変わる受付嬢に流也は呆気にとられながら、その場に立ち尽くしていた。


3分程で受付嬢はトレイを持って戻って来た。


「大変お待たせいたしました。並びに先ほどは失礼な物言い申し訳ございませんでした。お詫びいたします。」


「えっ、えーー、どういうことですか?」


流也は訳がわからず受付嬢に問いかけた。


「簡単に言いますと、勧誘です。申し遅れました、私マチルダと申します。えー、リューヤ様でよろしいですね。まずはこちらがギルドカードになります。そしてこれは魔石の換金分からギルドカード登録料を差し引いた銀貨10枚でございます。」


マチルダはあっけらかんと勧誘といい放ちギルドカードと銀貨10枚を流也に差し出した。いきなりの展開に流也は頭が追い付けずにいた。


すいません、ストックもなく行き当たりばったりでやってますので思った以上に会話パート長引いちゃいました。続きます。

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