第6話 モンスターと戦ってみた
流也はサムドールへ向かうため、森を抜けようとしていた。
「でも、森の中ってモンスターとか出てくるんちゃうやろか・・・」
『リューヤサマハヘタレデスネ。タシカニコノモリノナカニハモンスターハイマスガ、キョウイドハランクエーカラランクシーマデノモンスターバカリデス。アンシンシマシタカ?チキンヤロー。』
「・・・にゃろう。ケンカ売ってるよな?指輪外すぞ?」
『ココロガセマイデスネ。ソンナコトクライデオコルナンテ。ジジツヲオツタエシタノミデス。』
「こいつ・・・はぁ、もーえーわ。とりあえず進もう。」
流也はガイドリングに少しイラつきながら、森の奥へ入っていった。少し歩いているとガサガサと音がした。音のした方向へ向いてみると、木の影から全身緑の皮膚、手にこん棒らしき棒を持った醜い顔をしたモンスターが現れた。
『ゴブリンデス。キョウイドハランクビーデス』
「ゴブリンっ!ランクBってそこそこ強いんちゃうん?俺レベル2やぞ?」
『ゴブリンゴトキラクショーデス。サッサトタオシテクダサイ。』
「簡単に言うなぁ。こっちは初めて戦うんやぞ?」
ガイドリングの軽い物言いに気が楽になりながらも流也は少しビビりながら短剣を抜きゴブリンに向かって構えた。
「ギャギャ!シャー!」
叫びのような奇声を発しながらゴブリンがこちらにこん棒を振り回しながら向かってきた。いきなりの行動に驚いた流也は反応が遅れてこん棒は右肩に直撃した。
「いたぁ!ーーーーーくない?何でや?」
振り回したこん棒が直撃したにも関わらず、トンっと軽く押されたくらいの衝撃に更に驚く。
『シンジュウノムネアテのコウカデス。ダカライッタデショウ。ホントニチキンデスネ。』
「・・・こいつムカつくな。調子乗んなよ?とりあえずお前は後回しや。とりあえず、あいつを倒す。」
流也はガイドリングにイラつきながらもそれどころではないと思い直し、ゴブリンに向かって再び短剣を構えた。
「胸当ての効果がこんなにあるっつー事は、この短剣も期待していいって事やんな。」
流也はそう呟き、攻撃が当たったはずなのに平然としている流也に警戒しているゴブリンに向かって短剣を横凪ぎに振りかざした。
スパッという感触と共に防御しようとして構えたこん棒ごとゴブリンの首が胴体と別れた。
首と体に別れたゴブリンはドサッと地面に倒れこみ数秒後光に包まれ消えていった。その後にはビー玉くらいの光輝く石が落ちてあった。
「なんとか倒したなー。でもやっぱりこの胸当ても短剣もめっちゃスゴいやん。ん?なんやろこの光ってる石みたいなん?」
『ソレハ「マセキ」デス。カンケツニイウトモンスターノカクトナルモノデス。』
「へー、魔石ねー。まさしくRPGやな。これはどういうふうに使うん?」
『イマノリューヤサマニハツカイミチハアリマセン。トリアエズモッテオケバヨロシイデショウ。』
「・・・オマエホンマになめてんなぁ。ムカついてきたから指輪はずしたろかな・・・」
『ジョウダンデス。マセキハマチデゴールドニコカンデキマス。ナノデマジックバックニホカンシテオクノガヨロシイデショウ。アトユビワハハズサナイデクダサイ。アトユビワハハズサナイデクダサイ。オネガイシマス。』
「ちゃんと言えるやんけ。最初からそうしとけよな。ほんまに。」
ガイドリングの応答に呆れつつ、流也は初めての(?)モンスター討伐に心踊らせていた。
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御剣 流也
種族: 異世界人
職種: 迷い人
Lv:2
HP:52/52
MP:15/15
力:20
魔力:10
攻撃力:550
防御力:315
素早さ:115
ユニークスキル
異世界の知識
????
スキル
逃げ足
装備
神が作りし短剣
(神が創りあげた短剣聖なる属性が付与されている)
神獣の胸当て
(神獣フェンリルの革をなめして創られた胸当てある程度の攻撃を弾く効果がある)
身軽のブーツ
(天使の羽を素材の一部で使用したブーツ身軽さがアップする)
マジックバック(所有者固定)
(かなりの物が入るバック所有者が念じることで出し入れができる)
初バトルです!
これからもがんばります!




