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瞳に映る夢と現実
よかった
今日は佳い天気
最近いつも曇っていたから
お天道様が眩しいわ
ねぇ パパ
今日はお外に行ってもいいでしょ
もう長い事 この部屋から出ていないような気がするの
なんでかしらね ね！
だからね
こ～んな佳い日にお外に行かないなんで勿体ないじゃない
わたしの身体がサビちゃうわ
やだ パパったら心配性なんだから
わたしは大丈夫よ
それに・・・・・・
パパが傍にいてくれるのなら何処にいても安全だわ
ええ・・・ねっ そうでしょ
そうと決まれば
ほぅら着替えて
そんな汚れた格好では嫌だわ
私の「ナイト」は強くてカッコよくなくっちゃ
わたしは ううん いいの
これが佳いの
この服が一番のお気に入りなの パパは覚えて・・・いえ
なんでもないわ
それよりほら 早く支度して出かけましょ
ほーら わたしの言った通り 来て正解だったでしょ
何処までも広がる空に眩しい太陽 緑の絨毯花模様 鳥は囀り
となりには 世界で一番かっこいい「ナイト」
あぁ 幸せ ねぇパパ わたしも あの太陽の様に輝いて見えるかしら
白銀のドレスは周りの色を反射させ 鮮やかな色となって
光と共に 消えてゆく
