表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
50/54

主人公とぱふぇ。の物語

祝50話です

「あーそう言うわけで明日から授業だから遅刻するなよ。」


そう言うゴローさんだがさっきの情けないところ見ると全然威厳がない。


「フィリア、お腹も空いたしどっかでごはん食べよう。」


「…うん。」


今日はフィリアすごく頑張ってたからね。好きな物好きなだけ食べていいよ。


街中を歩いているとフィリアの目線が1つの屋台に向く。


「ん?あれ食べたいの?」


「うん。」


焼き鳥だな。うん、やっぱりフィリアは肉が好きなのかな?


「おじさん、焼き鳥2本ください。」


「はいよ、銀貨2枚だ。」


「え?高くない?本当にその値段?」


日本円にすると2000円だぞ?物価高すぎだろおい。


「そう言うなよ、嬢ちゃん。最近魔物が活発で動物がいないんだ。」


よし、フィリアの好物をなくす魔物は俺が絶滅させてやろう。


「ふーん、まあいいや。はい、銀貨2枚。」


そうして焼き鳥をフィリアに渡す。


もう、熱い焼き鳥をふーふーしながら食べるフィリアを見てるだけで金貨の価値はあるな。


ちなみに俺の所持金残り金貨3枚、銀貨6枚です。意外とピンチです。それもこれも女の服が高すぎるんだよな。フィリアのは別としてもねえ。


「よし、お金集めをしよう。」


とは言ってもフィリアにお金不足がバレるとフィリアは好きな事を遠慮すると思うのでフィリアには内緒だ。


「…どうしたの?」


「ちょっと冒険者ギルドによっていい?ご飯食べてからでいいから。」


「…いいよ。」


適当に素材を売ろうと思う。流石に魔界の魔物は出せないけどね。


「本日はどこようなご用件でしょうか。」


「あ、魔物の素材を売ろうと思って。」


「拝見いたします。では、こちらに。」


ん?ちょっとまてよ、どれを売ればいいんだ?そこらにいる魔物だとせいぜい銀貨2枚程度にしかならないし。あっあいつなら丁度いいんじゃね?


「はい、これです。」


どん、と大きな音を立ててギルドの少し開けた場所が埋まる。


「…これはワイバーン、ですか?」


「多分そうです。」


少し前、近くを飛んでてフィリアが怯えてたから上に飛んではたき落としたら落下死した。そのまま放置するのはもったいなかったのでとりあえず仕舞っといて良かった。


「…これをあなたが?」


「はい。」


「…鱗も傷がほとんどない、綺麗な状態…。少々お待ちください。」


なんかすごい騒ぎになってないか?そんなにワイバーンは珍しくないと思ったんだけどなぁ。


「お姉ちゃん。」


「ん?なに?」


フィリアから話しかけてくるなんて珍しい。なんでも聞いてあげるよ。


「私もあんな魔物勝てるかな…。」


「大丈夫、大丈夫。少し特訓したら楽勝だよ。」


「…頑張る。」


フィリアも自分なりにどうにかしようとしているんだな。この前は怯えるだけで何もできなかったからそれが悔しいのかな。


「おまたせしました。こちらのワイバーン、とても良い状態でしたので金貨30枚になります。」


うん、ぼろ儲けだ。次から飛んでるやつ全部叩き落とそうかな。


「ありがとうございます。よし、フィリア!これでパフェでも食べに行こう!」


「…ぱふぇ?なにそれ。」


ああ、フィリアは知らないのか。


「まあ行けばわかるから、ね。」


俺はフィリアの手を引いて外に出て行った。


「ふふ、パフェ…ですか。あれだけの大金があって。実力はあってもまだ子供って事ですね。」


受付嬢はこう言ったのであった。


「…これがぱふぇ…?」


ちょっとオシャレなカフェでいい値段のするパフェを頼んだだけあるな、結構凄い。


「そう、好きなだけ食べていいよ。」


まあ、そう言ったがこんだけの量だ。さっき昼飯食べたばかりだし流石に二杯は無理だろ。俺もこの身体になって胃袋の量減ったし。


「っ!」


パクパク食べるフィリアいつもながら最高にかわいいな。


フィリアの食べている姿を眺めていたらいつも間にやら食べ終わって心なしか物足りなさそうにしていた。耳も垂れてるし。


「…私の食べる?」


「…それはお姉ちゃんの。悪い。」


そんなこと言ってますけど凄くパフェを見つめてますよね?!フィリアさん?


「いいよいいよ、私は食べたことあるしどうぞ!」


ちなみに食べたことはない。嘘だ。まあ俺はフィリアの食べているところを見てるだけでお腹いっぱいなのでね。


「…じゃあ…。」


すっと私のパフェを取りまたパクパク食べだす。どこにそんなに入る胃袋があるのか謎である。1杯食べるだけで結構きついと思うんだけどな。女の子にスイーツは別腹って事なのか?俺に別腹は無いんだが…。


「…ご馳走さま。」


お早いですね…食べるの…。


ちなみにパフェ2杯で金貨1枚でした。高すぎ。まじでお金不足を解消しなければフィリアの食べる姿を見れないじゃないか。


「「あっ!」」


「フィリアちゃーん!」


「むぐっ!」


カフェから出たらこの前別れたばっかりのカルネラに捕まった。


おお、柔らか…じゃない!


「カルネラ!いきなり抱きつかないで!」


「…フィリア、それにフィリアも久しぶり。」


「ルーシャ、久しぶり。なんでこの町にいるの?」


ちなみにフィリアは俺の後ろに隠れてしまった。知らない仲でもないのにね。


「ふふ、フィリアちゃんは相変わらずだね。私たちは基本スロウロードで活動してるから戻ってきたのよ。」


「…マイネは?」


ルーシャがやけに辺りを見回しているなと思ったらマイネを探していたのか。


「マイネはなんか用事ができたとか言って故郷に帰っちゃったよ。」


「そう…また魔法の話したかった…。」


2人で魔法の話なんてしてたんだ。


「じゃあ、またね!」


「…また。」


「うん。」


「…。」


フィリアが最後に何か喋ろうとしていたが言葉にならずなにを言ったのか分からなかった。

まだまだフィリアとのいちゃいちゃ?は続きます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ