主人公と魔族。の物語
なんでこんな時間に書いているのかって?ふふふ。え?学校?なにそれおいしいの?
「みんなーきたぞ!構えろ!」
軽く数えても数十人くらいがこちらを向いて、武器を構える。魔法の詠唱をしているものもいる。
「ライム、ちょっとだけ本気を出しますか。」
「…!」
ライムもやる気全開のようだ。まあ最近影薄かったからなぁ。ちなみに今はライトニングウルフになっている。
「覚醒進化、攻撃予測。」
「くるぞ!警戒しろ!」
「もう近くにいますよ。」
「な!どこ…か…ら…。」
ごめんな、最近いいスキル覚えちゃったんだ。
共鳴:テイムモンスターと同じスキルが使えるようになる。
これにより、ライムの雷速が使えるようになった。雷速が実に強いかが使ってみてわかったよ。光の速度で迫られたら攻撃予測できても反応できるわけない。
「クロムくんすごい…。」
まあ遠目から見たらものすごいスピードでテイムモンスターとバッタバッタ敵を倒してるもんね。ライムの場合麻痺攻撃があるし、ていうか麻痺させた所を僕が倒してる感じ。
こうして数十人くらいは数分で壊滅した。
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その頃、ロイは…
(どうしようどうしよう、まじで勝てる気がしねぇな。1番やばいのがクロムだろ、次に魔法少女だろ、地味に厄介なのがあのクロムの彼女たちか…。彼女たちはなんとかなるとしても…クロムが助けにくるよなぁ。スキルディスペルは魔法少女に撃つべきかなぁ。魔法少女をディスペルしたところでクロムがなぁ。まじ詰んだ。ん?)
ロイは異変に気付いた。ここ一帯が霧で見えないことに。
(うわー、隅っこで芋ってたのに…絶対彼女たちだろ。そこか!)
ロイの剣とリリスの剣がぶつかる。
「なんで見えるの!」
「ごめんな。精霊の眼は幻影など効かないんだ。」
「そんな!」
「ファイア 」
「ファイア 」
ロイとマリーの魔法がぶつかり相殺した。
実は相殺は後に撃つ側が力の調整するから難しかったりする。
「避けても追尾してくるからな。」
「なんでー!」
(クロム居ないよな…よし!辺りを見渡したが居ない。これで存分に戦える!)
「フェアリーロック 」
「え?足が…。」
ロイの魔法によりリリスの足が固定されてしまった。
「フェアリーシールド 」
ロイの魔法によりマリーの魔法が効かなくなった。
「それずるいー!」
「じゃあクロムが来る前に片付けてしまおう。フェアリーフラッシュ 」
まばゆい光がリリスたちを襲う。
(ごめんなさい、クロムくん。負けてしまいました。)
「そうはさせませんよ。ロイ。」
「げ!」
リリスに魔法が当たる前にクロムが身代わりになった。
「クロムくん!マリーは?」
「いるよー!」
声の先には青いローブをまとったマリーがいた。魔法が当たる前にライムが青いローブになりマリーにまとった。
「ライムちゃん!ありがとー!」
「…♪」
ライムはスライムの姿に戻り、マリーを守るような立ち回りをしているようだ。
「ロイ、覚悟は出来てますか?」
「ちょっ!まっ!」
ここでロイは気付いた、ロイの魔法により霧が晴れていることに。辺りを見渡すと…
自分以外誰も居ないことに。
「このバトルロワイヤル、もうロイだけですよ。」
「クロムー!やっと終わったよ!」
「カンナ、1時間経っても帰ってこないからやられたのかと思いましたよ。」
「変身切れて帰ろうかと思ったんだけどね。なんか魔法が使えなくても物理だけでも勝てたからそのまま戦ってたよ。なんか変身してる時は相手が逃げ回ってたのに切れた途端あっちからやってきたから。」
「カンナふつうにステータス高いですからね。」
[えーやっとこの序列戦に決着がつきそうです。]
うん。なんか実況の人も疲れてる感じ。
「そろそろ30分経つしいけるかな、変身 」
相変わらずのピンクに戻った。
「いけたいけた。」
「さて、ロイ。」
ロイはビクッと震えてるほどの寒気がした。
「大丈夫ですよ。僕は攻撃しないですから。」
と言いながらロイのシールドを破壊した。
(どうか、痛くありませんように。)
ロイは祈ったがそれは虚しく終わった。
「ウォーターカッター ファイアボム 魔法少女スペシャルあたっく☆きらっ☆」
3人の魔法(最後の魔法は物理全開な攻撃だったが)炸裂した。
ちなみにロイのHPの減り具合としてはウォーターカッターで3900/3950 ファイアボムで3800/3950そして最後で0/3950だ。
伊達にロイは精霊術師なだけある。魔法耐性がやばい。が物理的魔法少女には勝てなかったようだ。
ウォーターカッターもファイアボムも強い威力の魔法だ。それをあのダメージだけで抑えたのはすごい。が何度も言うが物理的魔法少女には勝てなかったようだ。
まあわかったことは魔法少女はやばい。だな。
[決まったー!ついに序列戦が終わりました。]
実況の人も疲れてるんだろうないつもよりセリフが短い。ん?
僕は何かが近づいていることに気づいた。
カンナも気付いたようだ。
気配察知に反応、これは魔物か?すごいスピードで来ている。危険察知も反応している。
[クロム!これはやばい!魔族だ!]
カンナか。てか魔族?
[かなり強い、私たちでも勝てない。]
カンナが言ったところで何かが来た。
「人間よ。私は死を司る悪魔デッドフェイだ。」
僕はその見た目を見ただけで寒気がした。これまでにないくらいの威圧感だ。みんなこの威圧感から動けていない。声も出せない。
「やはり、私の威圧感には誰にも勝てないか。」
その魔族の見た目はまさに死神っていう感じで大きな鎌を持っている。
「待ってください。」
僕は勇気を出して足を一歩踏み出す。
「ほう、子供で動ける奴がいるようではないか。」
「何かここに来たのには用があるんじゃないですか?」
「そして私に敵対心を向けれると…。皆殺しにしようと思っていたがそこの少年に免じて見逃してやろう。」
なんだかわからないがなんとかなったようだ。
「少年よ、私のレベルは450だ。それを超えて見せよ。」
よん!…勝てるわけがない。
「では、さらばだ。」
デッドフェイは闇の中に消えていった。
魔族とはまだ戦いません。主人公がもっと強くなるまで…ね?次回、妹?弟? ブクマ、感想、評価などなどお待ちしております。




