“大人子供”が俺の周りはやたらと多いのは何故なんだ!?
俺の連れには、“大人子供”の奴らがやたらと多い!
俺も連れから、大人子供って何なのか知らなかったから、直接本人に
聞いてみたら? 実家暮らしで家には子供の時に使っていた勉強机や
ランドセル、教科書、おもちゃなどがあり別に仕事が出来るデスクや
パソコンもあったりもするらしい。
家には1、2万円入れて後は自分の好きなモノにお金を使う。
子供の時に遊んだプラモデルやミニカーやビックリマンシールなど
大人になってまた、集めなおす人もいるらしいのだ!
俺にはよく分からんが、そもそも俺は18の時には家を出て一人暮らし
を始めて既に20年以上が経っている。
普通の男らは、独立心もあって実家で親にいつまでも面倒を見て
もらう奴はいないと思っていた!
・・・でも? 俺が40手前になって、やたらと“大人子供”の友達が
増えはじめる。
この歳になると? まともな奴らは、結婚して奥さんや子供達に家族
サービスする奴らが多い。
独身の自立した奴らは、それなりに仕事も頑張って似たような奴らと
つるんでいるだろうしね。
俺みたいに40前なのに、フラフラして定職にも就かずバイト三昧の奴は
そういう友達がお似合いなのかもしれない!
『よお! 今日、仕事が終わったら? 一緒に飲みに行かないか?』
『飲むんだったら、ボクの家で飲まないか?』
『・・・あぁ、別にいいけど。』
『じゃあー家で待ってるよ!』
『分かった!』
・・・俺は電話を切った後に気づく、アイツ! 実家暮らしだったと。
当然! アイツの両親が家に居るはずだ!
まさかだけど? それはないよなと思いながらアイツの家に向かう。
【ピーポーン】
『はーい! あら? 悠児君、随分と早かったのね。』
『・・・お、おばさん、お久しぶりです。』
『“もう、いつでも飲める準備は出来てるわよ!”』
『・・・あぁ、はい。』
“やっぱり! そうなったか。”
『おばさん、料理には自信があるのよ! さあさあ、早く座って!』
『亘祐くんは?』
『自分の部屋で寝てるんじゃないかしら?』
『じゃあ、俺が起こしてきます。』
『あぁ、そう? じゃあ、お願いね!』
『はい!』
俺は亘祐の部屋に行き、亘祐を起こしに2階の部屋に、、、。
『おい、起きろよ! 酒を飲む時間だぞ!』
『・・・おっ、もうそんな時間か?』
『あぁ、それとおばさんも俺達と一緒に飲むつもりか?』
『えぇ!? ダメだったか? お母さん、ボク達と一緒に飲めるっと
思って楽しみにしてたぞ!』
『下で会った時もそうだよ! まあ、仕方ないな。』
『じゃあ、下に降りて一緒に飲むか?』
『・・・あぁ、』
“大人子供”の人間は? 自分の両親も一緒に何かする事が多いらしい。
まあ、今日もそうなった!
アイツとアイツのお袋と俺。
いろいろアイツに聞いてほしいこともあったのだが、流石に今日は諦め
ようと思った。
自分の母親ではないが、なんか今日は酔えそうにない!
テーブルには、“ザ・おふくろの味”といった美味しそうな料理が
並んでいたが、どれも茶色い料理が多かった。
中年のオヤジだが、食べ盛りの俺達には大好物ばかりの料理たちがズラリ!
『さあさあ、悠児君! 仕事帰りでお腹が空いてるでしょ?
今日はたくさん食べてね!』
『・・・あぁ、はい。』
『旨そう!』
『アンタはいつでも食べれるでしょ! 悠児君からよ!』
『なんだよ、悠児ばっかり甘やかして!』
『アンタはいいのよ! じゃあ、悠児君食べて!』
『ありがとうございます。』
・・・まあ、なんやかんやとそれなりに盛り上がった飲み会になった!
しかも? “俺は一銭もお金を使っていない!”
それなのに、居酒屋より美味しい料理をお腹いっおぱい食べさせてもらう。
お酒もたくさん飲んだし、もうそろそろ家に帰るか。
『じゃあ、おばさん! 明日も仕事があるんで俺帰ります!』
『あらそう、じゃあまたね!』
『はい!』
『また一緒に家で飲もうな!』
『うん!』
『・・・あぁ、それと? 明日の晩ご飯に、残った料理持って帰る?
タッパに詰めてあげるわよ!』
『い、いや? そこまで気を遣ってもらっては申し訳ないし、』
『いいのよいいのよ! 家でチンして食べて!』
『・・・じゃあ、お言葉に甘えて。』
『また来てね!』
『はい!』
帰りにはお土産まで貰って、、、。
“致れり尽くせり。”
明日の晩ご飯は、おばさんの料理を食べよう。
何作ろうと考えなくて済むな!
本当に、“大人子供”はいいな~
俺も一人暮らしをやめて、実家に戻ろうかな?
最後まで読んでいただいてありがとうございます。




