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隣の残念教師  作者: 虎元チョコ
18/18

結局、工事は止まります。

 今回短いです。

 徳さんを病院に運んだ夜、樋口さんから、連絡があり、年内に職人さんを回す事が出来ないと告げられた。

 どうしても年内中に片付けなければならない仕事があり、こちらには人が回せないが、三ヶ日が過ぎ4日の日からならば、どうにか、職人を回して作業が再開出来ると言われ、瑛里子さんに、その旨を伝えると、


「仕方ないね、私の方は大丈夫だけど、和彦君は大丈夫なの?

 工事が終る迄、ずっと私がトイレを借りに来る事になるのだけれど。」


「俺の方は気にしなくても良いですよ、むしろ瑛里子さんが嫌じゃないかと思って。」


 そう言うと瑛里子さんは、笑いながら、


「何なら、トイレ工事が終る迄、和彦のと一緒に暮らしてもいいかもね(笑)

 和彦君の御飯美味しいし(笑)」


「そうですね、トイレ使えないお詫びに、工事が終る迄、三食面倒みます!」


「じゃあ買い物とか一緒に行こうよ!材料代半分持つし!」


 そんな事を話す瑛里子さんは、とてもたのしそうだった。


「そうそう、和彦君は、、正月は、帰らないのかい。」


「挨拶に行くぐらいですよ。」


「それは、私がいるからなのかな?」


「正月だからと言って特別帰らなくても、頻繁に家には顔を出しているからね、それに俺の家はここだから(笑)」


 そんな風に、話しをしていると瑛里子さんは、トイレを借りると席を立ち、トイレから出ると、


「今夜はそろそろ帰る、明日も朝からお願いね!」


 と自分の部屋に戻っていった。

 明日から、御飯は2人分か、と思ったがよくかんがえたら、最近、ずっと2人分だった。 


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