表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
隣の残念教師  作者: 虎元チョコ
17/18

年の瀬に、入院とかしたくないよね。

 あけまして、おめでとうございます。


 今年も宜しくお願いします。

 徳さんを、床下から、引っ張り出して、樋口さんに、連絡を取ったところ、樋口さんは、遠方の現場にいるらしく、誰かを寄越すとの事で、徳さんを部屋で休まして、迎えが来るのを待つ事にした。


 暫くすると、樋口さんの奥さんがやってきた。


 樋口さんが、会社に連絡を取ったところ、事務員達は、職人さん達の給料日らしく、会社を離れる事が出来ないらしく、樋口さんの奥さんに連絡がいったらしい。

 俺は、徳さんを奥さんの車に運び病院に搬送する事になった。

 俺も付き添うと、自分の車で付いて行く事にした。

 瑛里子さんに、その事を告げると、一緒に行くと言うので、車に乗ってもらい、病院に着くまで、


「工事が、年内に終わらないかも知れないけど、どうしますか?」


 と質問してみると、


「他の人が工事しに来てくれないの?」


「無理言って頼んだから、徳さんが仕事出来なければ、どうなるか、ちょっと判らない。

 徳さんの診察結果を待って、徳さんが駄目なら、まぁ、後で樋口さんに、連絡取って、誰か代わりの職人さんが来てくれるのか聞いてみるけどね。」


「そうかぁ、徳さん次第なんだね。」


「でも、徳さん年だから、暫くダメな様な気がするね。

 代わりに来てくれる職人さんがいれば良いんだけどね。

 もし、工事が、止まるなら、仕事が始まるまで、実家に戻っときますか?」


「いやぁ、この年末は、帰るって言ってないし、仕事様の服とか必要だから、あまり無駄使いできないんだよね。」


「今回は、アパートの工事の都合ですので、実家迄の交通費なら、こちらで用意しますよ。」


「いや、そこまでして貰うわけにはいかないよ。

 もしも和彦君が迷惑でないなら、工事が、終るまで、君の部屋にトイレを借りに行く事になる生活でも、私は、構わないよ。」


「トイレたんびに、隣の部屋に駆け込むって、嫌じゃないですか?」


「確かに面倒臭いけど、それが1番のんびりと出来そうだからね。

 和彦君には、迷惑かけるけど………でも、私的には、朝起きてから、寝るまで、和彦君の部屋で過ごしても構わないんだけど(笑)」


「って、病院に着きましたね。」


 2人は車を降りて、樋口さんの奥さんの車から、徳さんを病院内に運び込むと、直ぐに診察室に呼ばれた。

 病院には、既に樋口さんが連絡をしていたらしく、待たずに診察してもらえたのだが、徳さんは10日程入院して安静にしていなければならないらしく、徳さんによる年内の工事が見込めなくなった。


樋口さんの奥さんに、工事の続きがどうなるのか、後で樋口さんに、連絡して貰う様に頼み、僕達は病院を後にした。 



 のんびり更新で、申し訳ありません。


 今年は、なるべく早く更新していきたいです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ