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隣の残念教師  作者: 虎元チョコ
15/18

嗚呼ストーリーが進まない、今回も料理回になってしまった。

 ハンバーグ焼きます。

 瑛里子さんの台所で、ガステーブルをセットした後、自分の部屋に戻り、夕食の準備を始める。


 今夜は、瑛里子さんの、リクエストのハンバーグには、オニオンスープを併せる事にした。

 スープは適当に顆粒のスープの素とスライスオニオンで手抜きして、ハンバーグの付け合わせを考える。

 食材を探すと、馬鈴薯、人参、インゲン豆、プチトマトが目に付いたのでそれを使う事にした。


 人参と馬鈴薯は、電子レンジで加熱した後に、人参は、顆粒のコンソメスープの素でインゲン豆と煮込み、馬鈴薯はオーブンで焼き目を付けシャガバターに、と付け合わせを作りながら、ハンバーグの素形成し、さぁ焼き始めるかというところで、瑛里子さんが部屋にやって来た。

 フライパンで、ハンバーグを焼き始めたのを見ると、隣にくっ付いて、まじまじと見学し始めたので、お皿の用意を頼み人参とインゲン豆、プチトマトを皿に並べ、ハンバーグをひっくり返し、赤ワインをを用意する。

 下面の焼き色を確認してワインを流しフランベすると、瑛里子さんは、ハンバーグってフランベするものなの?と質問してきたので、

「普通は、あまりしませんが、この赤ワインをソースに使用するから、ハンバーグとソースの絡みを良くする為ですよ。」

 と言いながらフライパンに蓋をして、弱火にする。

 ハンバーグが焼き上がったら皿に取りフライパンに刻んだベーコンを入れ焼き色が付いたところで、なめ茸をいれて、麺つゆを少々、味を見て味が薄く思えたので、醤油とハチミツで味を調え、水溶き片栗粉でとろみを付けてソースの完成。

 オーブンから、馬鈴薯を取り出し2つに割って、各々の皿に盛り塩コショウを振りバターを乗せて皿の料理が完成した。



 瑛里子さんは、ハンバーグを一口食べると、


「作ってるの見て、どんな味になるのか、少し心配だったけど、優しい味で不思議なくらい美味しく出来てる!」


 と嬉しそうだった。


「ソースが、微妙に和風だったから、赤ワインを使ったんだけど、良い感じに成りました(笑)」


「狙ってこの味付けにしまんじゃないのかい?」


「冷蔵庫見たら、なめ茸が余ってたんで使ってみようかなって(笑)」


「じゃあ即興で、この味を考えたのかい?」


「そう言う事になりますね(笑)」


「私は、和彦君に胃袋を掴まれてしまったかもしれないね、本来なら、普通は女の私が男性の胃袋を掴まなければならないんだが、料理では君に勝てそうもないや。」


「じゃあ、瑛里子さんに料理教えてあげましょうか?」


「教えて貰いたいのはやまやまだが、1から10まで教えて貰うのは、気が引けるので、今度、私が作った料理を食べてアドバイスをしてもらおうかな。」


「分かりました、楽しみにしてますね。」



 食事の後、雑談をしながら、不意に思い出した事があったので瑛里子さんに尋ねてみた。


「そうそう、トイレの工事で和式から、洋式に切り替えるのに、トイレの床と水道の場所を作り直すので、もしかしたら、明日は1日水道が使えなくなるかもしれません、もし夜も使えない様なら、また一緒にスーパー銭湯にでも行きませんか?」


「そうだな、あのスーパー銭湯は、私も気に入ってるから、また行きたいね。」


「じゃあ明日は、スーパー銭湯に行きましょう!」


「じゃあ私は、少しばかり部屋の模様替えのプランを考えたいので、そろそろ帰るよ。」


「そうそう明日は、9時から工事を始めるらしいので、そのつもりでいて下さいね。」


 部屋を出ようとする瑛里子さんに声を描けると、ああ、分かったよ、今夜もご馳走さま!と手を振りながら、俺の部屋を後にした。


 しかし、後々考えると瑛里子さんは、立派な食器棚持って来たけど、彼女の部屋って食器が殆んど無かったのを思い出し、何とかしなければ!とお節介の虫が働き始めた。 


 

 サブタイトルと前書き、入れ替えた方がいいかな?

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