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異世界転移しちゃいます!

私ロリコンなんです。

  この日、自宅で作業していると、突然美しい女性が薄暗い部屋に現れた。

 眩い、女神のような彼女によってその場は照らされ、俺の心を大きく揺れ動かした。

「おめでとうございます! あなた様は異世界への移住者権をランダム選出で当選し、もらい受けました。お礼として異世界で何か使いたいスキルなどありましたら、教えてください。可能な限りで差し上げますよ。ちなみにある程度のものなら複数可ですよ」

 女神さまは颯爽と現れ、マシンガントークのように上記の内容を話した。

「え、って急に言われても困るけど、しいて言うならここの今いる世界とネット接続で繋がれる情報端末かな。複数可能なら、ここにあるスマホとノートパソコンをそういう風にできるようにしてほしいです」

「ほうほう、なるほど! それなら可能ですよ。じゃあその二つを異世界からでもこっちの世界にネット接続できるように設定すればいいんですね。あと他にあります?」

「うーん、そうだね。あとは、それで異世界からでもこっちの仕事請け負ったりするからその報酬を異世界のお金などに変換できる能力かなんかが欲しいかな」

「なるほど! そうですか。あなたがあっち側から受けた依頼の報酬をそっちのお金に変換できる固有の能力を与えましょう」

「はい、そうしてください。ちなみに、なんで俺が異世界転移させられるのですか? こっちの人間をわざわざ」

「それは簡単です。異世界の男の人はなんらかのウイルスにより滅びちゃったらしく、こちらの世界の男性には害がないそうなので、これからの異世界民の繁栄のためにもと、こっち側の男性をランダムに一人選出して、転移させることにしたのです。それにいいでしょう? そっちのほうが。だって世界規模でハーレムですよ」

 俺の顔が熱く耳まで広がってくる。

 ハーレムと聞いた瞬間、俺の男としての欲望が一気に膨れ上がった。

「はい、そっちのほうがいいです」

「ふふふ、そりゃ、そうですよね。ちなみにですけど、異世界の女性はどんな種族の方もロリっ娘ばかりですよ。あなたの趣味は分かりませんが」

 素晴らしい!!! こんなご都合主義な展開、私にとって最高ではありませんか。

 しかも、可愛いロリっ娘たちが沢山いると思うと最高の度合いが更に上乗せされて、気分上々、異世界にいかない理由が見つからない。

「いいですよ。わかりました。行きます! 異世界に連れてってください」

「はい、わかりました。じゃあ異世界まで準備出来次第ワープしますね。なので、持っていくスマホ、パソコンなど生活必需品をしっかり鞄などに入れるなどして、忘れないようにしてくださいね」

「はい、わかりました」

「よろしいです。ちなみにスマホとパソコンの充電器はいりませんよ。こちらで電池が永久に切れないよう設定にしてあげますので」

「ありがとうございます」

 

ねぇ、ロリコンだったでしょ?

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