プロローグ
憎しみ、悲しみ、怒り、絶望この負の感情が自分の能力を開化させるととある研究者が言った。
喜び、安心、愛、楽しいこの正の感情が自分の
能力を開化させるととある研究者は言った。
それは超能力でもオカルトでもない。一人に必ず与えられた能力だ。
心情能力
その八つの感情の一つが最高潮に達したとき
その能力を使えるようになる。
しかし、能力を開化させるともう他の能力
を習得することができない。
能力の種類を分けると3種類ある
物理型、防御型、次元型。
物理型は、感情の力を身体のパーツに憑かせ、攻撃するタイプだ。感情によっては性質も違うらしい。
防御型は、言葉の通り、感情の力で防御するタイプだ。盾や鎧になるらしい。
そして、最後の次元型は、とても特殊で攻撃、防御の二種を兼ね備えいたり、高速移動できたり、
とてもレアなタイプだ。しかしその数は、とても
少なく、心情能力を持つ人は世界で約10000人ほどなんだが、次元型は、俺を含めて5人しかいないらしい。だから俺はとても…ガンッ!
「いってぇぇぇぇぇぇ!」
脳天に激痛が走った。
「おい、なに授業中に寝てんだ瞬 透弥」
野太い声を聞いて目が覚めた。
野太い声の主は、この学校で一番恐れられている
織原先生、通称(鬼熊)
「たっく....最初の授業から寝るなよ」
鬼熊は、教卓、戻って行った。
俺は、瞬 透弥 (またたき とうや)
今年から心情能力者育成学校、MAl学院
入学した。次元型を持つ一年生だ。