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ムフフな異世界でグヘヘな俺  作者: なで肩 たか子
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プロローグ1

テクテク歩いてたら


パプーとクラクションが鳴って


キキーってブレーキの音がして


ドーンとトラックに跳ねられて


目が覚めたら知らないとこにいた


あっ!これあれだな!異世界転生ですね!!(*`ω´*)ドヤッ


草原に土の道

佇む俺


ネットで見たことあるよ!異世界転生!!( ゜ー゜)ウ ( 。_。)ン


俺は今後の事を考えながらニヤニヤしてこうなずいた

この後だいたい、凄い困ってる超かわいい女の子出てきて、それを俺が助けてあげて、女の子が俺の事を好きになっちゃうんだねニヤ(・∀・)ニヤ


うん!きっとそうだ!


ニヤニヤと妄想が止まらない

それから竜とか神獣とか捕まえてニヤ(・∀・)ニヤ

レアイテムとか手に入れてニヤ(・∀・)ニヤ



俺は女の子を草原で待つ事にした




そして一時間がたち


おそいなぁ…


三時間が経ち


まだかなぁ…


半日が経ち、日も沈み始め


あれ?これちょっとやばくないか!?


慌ててアタフタしてたら日が沈んだ


ああー…何やってんだろ…

焦りとか後悔とか自己嫌悪とかより、暗闇への恐怖が強い


周囲が完全に暗くなったら終わりだ((((;゜Д゜))))


その時、遠くでボワッと明かりがついた


火の明かり…町だ!あそこに街がある!!(*`ω´*)ドヤッ





夢中で歩き続けた俺が明かりの町を視界で捉えたのは夜明け間近だった


簡素な建物が並ぶ町を囲うように簡素な柵が配置され、柵に沿うようにいくつか火が灯され、何人かがその柵の周りを見張ってる

周りを警戒してるというより、火の番をしてるようで、見張ってる中にはあくびをしてる人もいた



のどかな風景


しばらく近づくと、明るくなってきたのもあり、町の見張りもこっちに気づいたようだ


俺の方を指差し何か喋る見張りに、俺はなんとなくお辞儀した┏○ペコ


どんどんと集まってくる見張りたち


遠くて会話の内容までは聞こえないが、特徴的な耳をしてるのが見えた。


いかにも異世界っぽい


ふっふっふ!異世界人が珍しいのかな!?(*`ω´*)ドヤッ

もうすぐ町につきますよ!待っててね異世界の女の子達ԅ( ¯ิ∀ ¯ิԅ)グヘヘヘ


気がつくと全ての見張りがこっちを見ていた


そんなに注目されると恥ずかしいなぁԅ( ¯ิ∀ ¯ิԅ)グヘヘヘ


ピィィィィィィィィィ

見張りの1人が突然、笛のような物を吹いた


もう1人の見張りが叫ぶ

「猿の亜人だー!」


えっ?!?(゜Д゜≡゜Д゜)エッナニナニ?


さっきまでののどかな風景とは変わって一気に殺伐とし始めた


残りの見張り達も次々に叫び出す

「猿の亜人が出たぞ!!」

「起きろ!!猿の亜人だー!!」

ピィィィィィィィィィ

「武器をもて!!」


見張りの1人が俺の事を指さして叫んぶ

「猿の亜人だ!言い伝えは本当だったんだ!!!」


俺?俺の事かな??


明確な殺気と敵意を感じる


町から出てきて見張りに加わった新しい人が叫んだ

「殺せー!」

喉がはち切れそうな程に続けて叫んだ

「ころせぇぇぇぇぇ!!!!」


次々に村の人達が出てきて、次々に叫ぶ

「ころせ!!」「戦え!!」「うぉぉぉー!!」「父ちゃん頑張れ!!」「女と子供は後ろにさがらせろ!!」「猿なんかに負けるな」「弱気になるな」「街を守るんだ」・・・


やばい!!!

理由も状況も分からないけど、やばいのだけは俺も分かった


「うぉぉぉーーー!!!!!」

何人かの男が叫びながら農具を持って俺に向かって走ってきた


俺は慌てて来た道を戻るように走り始めた


アウトプットって大変なんだなぁと思いました

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