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~僕は地獄に堕ちる~ (歌詞)

作者: Kite


  【僕は地獄に堕ちる】


 その扉を閉じないで 閉ざしてしまえば

 もう二度と開くことはないから

 僕は地獄に堕ちて行く


 繰り返し やってくる朝日と夕日

 常闇を翔る流れ星

 僕たちを見下ろす星々が

 僕たちを締め付ける現実を照らして暴いた


 その扉を開けることが出来たのなら

 僕は何だってできる

 たとえ過ちを犯したとしても

 辿り着きたい場所がある

 僕を惑わすさざめき

 忘れられない憧憬を追いかけて

 僕は地獄に堕ちて行く


 雑踏のなか開いた一センチの隙間

 差し出される真っ赤な果実(りんご)

 優しい微笑みたたえ 闇へと誘う甘美な香り

 僕には魔法使いの十字架は重い

 真実を告げてくれる鏡はどこにも見当たらない


 その扉を開いて 閉ざしてしまえたら楽になれる

 もう二度と悪夢を見ることはないから

 僕は天国(そら)から堕ちた


 忘れ去った扉 見失った扉 錆び付いた扉

 いくつもある扉 現れるだけの扉 開かない扉

 ただ……ただ、思い出すだけの扉たちは

 僕が歩んでいる開拓途中の道だ


 その扉を開け放って 僕だけの扉を開け放って

 明日よりも今日だから

 振り向くタイミングにはまだ早い

 10年後 澄ました表情(かお)で振り返ろう

 これが僕だけの道だ 堕ち続けた道だ

 それでもまだまだ、残された扉がそこにあるから

 僕は地獄に堕ちて行く

 





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