7話 明かされる真実 ・・・知りたくなかった真実・・・
2/15日午後
今後の重大な複線を入れ忘れたことに気がついて
加筆しました
やっと来ました
最初の町の噴水広場
ザワザワザワ
僕の目の前には中世のヨーロッパを思わせる光景が広がっている
これがゲームの中の世界かと思えないくらいリアルだ・・・
噴水も石造りで中心にはまるで天球戯か何かの台座を思わせるような形をして、中心から湧き出る水が
四方から噴出し幻想的な光景を生み出してる
ザワザワザワ
回りを見てみると
何故か周りの人がやけに自分を見てるような・・
・・・あっ
今、僕は子供の姿をしてる
よく考えてみると、チュートリアルフィールドでもそうだったが
こんなゲームで子供の姿だと物凄く目立ってるような
まずい・・・
もう少し人気の少ないとこに行こう
そう思い、周りを見渡すと・・・
一人の少女の姿が目に入った
ちょっと特徴的なクセげのロング・・髪の色はピンク色だけど
間違いないあの横顔は・・・
同じクラスで
昨日告白した (そしてふられた)
〔双葉 桜〕さんに間違えない
まずい
ほんとまずい
気まずいというのもあるけど
こんな子供の姿の僕を見られたくない
と言うか・・・見られるわけには・・・
あっ・・・
向こうもゆっくりこっちに振り向いて・・・
目が合った・・・
「しょ・・・・」
ん?
何か桜さんの様子が・・・
「しょっ・・・・・・・」
こっちを見て・・・・ちょっと驚いた表情をしながらとまっている
そして・・・次の瞬間
「ショタっ子だ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~」
えっ?
思いっ切り目をハートにして、両手を頭の上に合わせ・・・まるで蛙のようにジャンプして
こっちに突っ込んでくる
「ショタちゃ~~~~~~~~~~ん」
何か二メートルくらいジャンプしてるんじゃないか?
物凄い勢いでジャンプして・・そして・・・・
どこから現れたかわからない、ムキムキの警備兵らしき人に空中でキャッチされ・・・
「ショタっ子ちゃ~~~ん」
意味不明な叫び声とともに・・・
警備員の人にまるで俵のように担がれ、そのまま連行されながら光とともに消えていった・・・
・・・・・・・・・
あれ・・・本当に桜さんなんだよね
学校でのイメージと違いすぎて、思わずぼーーーっとしてると
後ろから
「あちゃ~~~ あの子、またやっちゃったか・・・・合流が間に合わなかった・・・」
後ろを振り返ると・・・
褐色の肌にショートで緑色の髪色をしてるけど・・間違いない
サクラさんの親友の〔四月一日 響〕さんだ
「僕、大丈夫だった?」
響さんは・・・僕には気がつかないのか、他人行儀で話しかけてくれた
「四月一日さん、僕は大丈夫です・・けど、桜さんって何時もあんな感じなんですか?」
「えっ・・・?」
響さんは僕の顔をよく見て・・・
「も・・・もしかして、うそ・・・柊君?」
「うん・・・僕はここじゃあレンだから・・・そう呼んで」
ザワザワ
まわりがちょっとさわがしい・・
「私はここじゃ〔キョウ〕だから・・って、その身長どーしたの~~~~」
キョウさんは僕の両肩を掴みながら・・ガクガクと縦に揺らしてくる・・
「こ・・・ここ・・じゃ・・・目立ちすぎるから・・・ちょっと・・・向こうで・・話す・・・から・・・は・・離し・・・て・・・」
「あーーーっごめん、ごめん」
やっと離してくれた響さんとちょっと離れた所にあるベンチに座って
(ちょっと回りの視線が怖いけど)
「ちょっとPT組んでいい?」
「あーそーだね」
と、PTを組む
(PTを組んで、PT会話にすると周りに会話が聞かれなくて済むため)
『で、その格好なんなの?』
早速聞かれたので
『何か[Nemesis]を中古で買ったのがいけなかったのか、前やってた人の身長データが残ってて・・・・・』
開始時にGMさんから聞いたことを中心に説明をした・・そして
『身体データ以外あまり問題なさそーだから、このままでいいかと思ってやっちゃってる』
『なるほど・・・確かにそんな理由ならしょうがないか・・・』
キョウさんも半分納得しながらも、もう半分は呆れ顔で答えてくれた
『で・・・問題は〔桜〕・・・こっちでは〔チェリー〕か』
『桜さんはこっちの名前は、チェリーって言うんだ』
『えぇ、自分はブロッサムよりかチェリー(童貞)が好きだからとか言って』
ぶっ・・・何かイメージが・・
『さ・・・さくらさんって・・・ほんとうは・・・』
『ばれちゃったらしょうがないわね・・・学校じゃうまく隠してるけど・・・・本当の趣味はBLもだけど、特にショタ、ロリ系、しかも二次元三次元問わず可愛い小さい子全般が大好きな腐女子なのよ・・・』
うわ・・・・
『しかも・・・かなり重度の』
『だから昨日、身長がとか言ってたんだ・・・』
『そう・・・レン君も長身だけど童顔だからいけるかと思ったけど・・・やっぱ背が低くないとダメだったみたいね』
こ・・・これはある意味助かったとも言えるかも
流石にあの姿見ちゃったら・・いくら可愛くても引いてしまう・・・
『けど・・なんで桜さん、こっちのゲームに来たの?向こうの[トワイライト・マジック]の方も今日からだったんじゃなかったっけ?』
[トワイライト・マジック]とは・・このゲームと同じ【Nemesis】の新作で
魔法使いになろうというコンセプトで作られた・・
というと聞こえがいいが
実際は・・・CMでも流れてたんだけど
煌びやかな魔法少女風の衣装を着たアイドル並みのかわいい少女達が空を飛びながら
星とかハートなどの魔法を繰り出しながら、歌い踊りながら戦ってる・・
という・・・魔法少女を量産するゲーム(ちょっと偏見あり)
・・・あくまでイメージなんだろうけど
(ちなみに男バージョンのCMは尖がり帽子にローブといういかにも魔法使いといった服装の魔法使いとシルクハットにタキシードを着た仮面の怪盗風魔法使いが夜空を舞いながら華麗な魔法合戦を繰り広げるといってものだった)
なので・・かわいい子が好きだったら・・向こうの方がよかったのでは?
『あー・・向こうね、あっちって・・ちょっと桜の嫌いなタイプが多そうで・・』
『嫌いなタイプ?』
『そう・・・桜って〔小さくて可愛い子〕が好きなの・・・』
それはさっきも聞いた
『だから・・・大人がワザと可愛くてフリフリな衣装を着てる姿を見るのが大嫌いなの・・・』
自分なりのこだわりがあるんだろうけど・・
『あんなフリフリの可愛い衣装は小さい子が着てるのがいいんでしょ・・とか言って』
『な・・なるほど・・』
わかったような・・わからないような・・
『じゃあ・・・なんでこのゲームはじめたの? このゲームにはロリもショタもなかったような気がしたけど』
このゲームはどちらかというと、動物系や精霊系、死霊系など・・・人型とは無縁のモンスターが多かった気がするけど・・
『それがね・・・レン君もこのゲームのCMは見たでしょ?』
『それは見たけど・・・そんなかわいい子とか出て来た様に見えなかったんだけど』
モンスターオブフォーチュンのCMは
広大な大自然の中で主人公らしき男キャラが、広大な平原を越え、森を越え、海を越え、砂漠を越え
その中でさまざまなモンスター達と出会い仲間にして出会った仲間達と高台の崖の上から広大な世界を見下ろしてる中で小さい画面で様々なモンスターたちの画像が思い出を思い出していくかのように次々と映し出されていく・・・
と言うCMだったはず
『じゃあ・・そのCMの噂っていうのは知ってる?』
『それは聞いたことあるけど・・・』
その噂とは・・・その、思い出のように次々と流れてくる画面の一つに
獣耳のロリっ子モンスターの姿が映ってたという話だ
しかも・・テイマーと一緒に
そのため・・一部では
このゲーム内にはロリっ子獣娘がいてテイムできるのではないかと・・・・
そんな噂が立った後くらいから、急激に予約が殺到し始めたらしい・・
『も・・・もしかして、桜さんも、そのロリっ子が目当てで?』
『それがね・・・そーいうことになると、桜って超人的な力を発揮して』
先ほどの蛙ジャンプで二メートル超え見たいな?
『あのCMの中の一コマを見つけ出し・・・あれがショタっ子だということを見抜いたの』
な・・・なんだって!!
『あの一瞬だけしか移ってない一コマを見つけ出して、しかも誰も気がつかなかった 男の子だという真実に気がついたとでも?』
『そーいう時の桜の勘?は驚くほど当たるのよ』
それが本当だったら・・・人間を超えてる・・・
そんな話してると、向こうの方から
「あーーーーーーっ、キョウがショタちゃんとお話してる~~~いいな~~~わたしもまぜて~~~」
あっ・・・桜さんこと、チェリーさんが戻って来てしまった
まずい・・ここでつかまりたくない
『じゃ・・じゃあ・・・僕はここで』
ちょっと逃げ腰で・・・
『わかった・・・私が足止めしてるから・・今のうちに逃げて』
『ゴメン・・・・フレンドコードだけ渡しておくね』
『ありがと、またね・・・うまく逃げてね』
そーいうと・・キョウさんがチェリーさんの前に立ちふさがってくれてる間に
「キョウちょっと自分だけずるいって~~~ショタちゃ~~んまって~~」
後ろの方に向かって全力で駆け出していく・・・・
「私はあなたのしたことを謝ってただけでしょ~~」
「ショタちゃ~~ん」
ふぅ・・・ここまでくれば・・・
周りを見渡すと・・丁度門があったので(あわてて走ってた為どの方角の門か知らないけど)
ちょうどいい・・軽く戦闘を試してみるか(武器も持ってないが)
一応・・アイテム欄を確認してみるが・・
ものの見事に何も入ってない
・・・いや
大事な物の欄にパールの召喚石と言うのがあった・・
まずは門を出て(このゲームは半分モンスターが主役のゲームのはずなのに何故か街中ではモンスターを出すことはできない、ギルド内など限られた場所では許可をとって出すことはできるが)
コマンド欄にある召喚からパールを呼び出してみる
「きゅきゅーっ」
光とともに赤い爪の兎〔パール〕
が現れたので・・・さっそく
「きゅっきゅーっ」
もふもふしてみたw
うわーっ・・もふもふでふかふかだーー顔をスリスリしながら
パールも気持ちよさそうにこちらにスリスリしてくれる・・
うわー・・これは癒される・・・
〔スキル:もふもふ のレベルが3になりました〕
しばらくもふもふしてると・・
周りに見られてるのに気がついて、恥ずかしくなって・・・
逃げるかのように平原の奥まで走って逃げた
ふぅ・・何か逃げてばっかしだな・・・
まぁここら辺でいいか・・よく見るとちょっと先に・・・
〔ウルフLv3〕と言う敵がいた
初心者フィールドにいたプチウルフの大人バージョンだな・・
ちょっと強そうだけど・・一匹だし・・試してみるか
まず・・支援魔法〔スピードアップ〕(コレしかなかった)
をパールにかけて
まずはパールに攻撃してもらう・・・
「パール、ゴー」
その瞬間・・・パールが消えた!!
と思ったら
ウルフの首が・・ポロリと落ちて・・・
光の粒子になって消えた
〔レンのレベルが2に上がりました〕
〔パールのレベルが2に上がりました〕
なんか・・・桜さんの暴走と響さんとの会話でほとんど終わってしまったような
それにしても・・桜さん、まるっきし変態になってしまった^^;
後悔はしてない
後で・・響さんと桜さんの(癖の強い)親友が登場する予定・・・
ちなみ二CMの中で流れてくる一コマの小さい獣人はたしかに小さい男の子の獣人のテイムモンスターです
(実際のCMではあまりに流れるスピードが速すぎてコマ止めしてもぼやけて判断でき無いはず)
他の人は妄想でロリっ子と判断していた・・・
この時点でのウルフはかなりの強敵です(普通レベル1では勝てないはず)
感想にあったスキルの説明は次回させていただきます