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48話 南の塔と魚群突破

すいませんだいぶ遅れてしまいました

現在、僕達は南の塔を登ってそろそろ中盤に差し掛かるところ


一番先頭は男性二人組PTがウルフ6匹を連れて現在も駆け上り中

そのあとから少し遅れ

他の男性PTが何組か纏まって先頭PTを追いかけている

少し離れ中盤くらいにレットさん達がフライングフィッシュたちを堅実に倒しながら登っている



僕達はそんな急ぐこともないのでその集団の後ろの方で横から襲い掛かってくる魚達をパールたちに任せながらのんびりと進んでいるんだけど・・・・


「ん~ちょっとおかしい様な」

「何がおかしいんだ?」

「この南の塔ってもうすでに何組のPTが昇ってるんだよね」

「ああ・・・」

「こんなにあっさりと登れるのに何でボスまで行ったって情報がまだ出てないんだろうと思ってね」

「確かに・・・こんなんだったらボスの情報も出てておかしくないよな」

僕たちがそんな話をしてると、ライデンさんが


「提示版情報だと南の塔に上った連中はみんな途中で敵の集団に襲われて死んだといってたんだけど」

その話を聞いたアインが

「えっと・・・・その集団ってもしかしてあれのことか?」


そー言うアインが指をさした方向を見ると


塔の上層部にてまるでイワシの大群が泳いでるのではないかと思うくらいものすごい数のフライングフィッシュたちが群れを作り塔の内部を泳いでいる



「あれってそのままこっちに来ないよな?」

「あははっ・・・さすがにあれがあのまま来られたらひとたまりないよ」


そんなことを言っている間に

先頭の男性二人組が群れの近くに通りかかろうとしていたら

いきなり群れが進む方向を変え・・・・あの二人のほうに


あっ・・・・ぶつかった


と思った途端・・・ポリゴンの光が見えたと思ったら

群れが通り過ぎた後には誰の姿もなかった


その後・・・先頭のPTを追っていた人たちも魚群に近づき過ぎた為巻き込まれ‥次々と魚群の中に消えて行ってしまった



本気か運営


あの群れを通り過ぎろと?



それに気が付いたレットさんは


「皆すすむのストップ・・・このままではうちら全滅するぞ!!」


それを聞いた全員が進むのを一度やめ


「そうだな、全員一度ショタ君のところで集まろう」


なんで僕のところなんだ


それを聞いた途端真っ先に僕達の後ろの方にいた女性PT達が駆け付け


それに続いてリンさん達やレットさん達ほかのPTも全員が集まり

レットさんが今までの情報をまとめると


「いま皆も見たと思うが・・・塔の上に上るためには間違いなくあの群れを越さなくてはならない」

皆うんうんとうなずいてる

「そしてみんな見たと思うがあの、ケルベルさんと魔狩マカロンさんの二人に・・・その後ろにいた人達もあの魚群にぶつかった途端・・・死に戻ってしまった」

あの二人ってそんな名前だったんだ


後で聞いた話だとあの二人は、真のウルフマスターは自分たちだとホムラさんをライバル視していたらしい


「このままだとうちらもあの人達の二の舞、なのでここは・・・人数も減ってしまったが塔に来たときと同じくこちらも集団であの無理にぶつかろうと思うのだが」


それを聞いた皆さんが

「けどさすがにあれだけの数の群れのそのまま突っ込むのは無謀じゃないか?」

「けどほかにどんな方法があるんだよ」

「いま何人残ってるんだっけ?」

「いま18人だな」

「塔までの道の時ですらあんなに大変だったのに・・・この人数だときついような」

「それじゃあ何人かが魚を引き寄せてる間にすり抜けるとか?」

「こんな一本道でどこに引き寄せるって言うんだよ」


そんな感じで話がまとまらないまま


結局は


「今回は試しということで、このまままとまって突入することにして・・・また次回ほかの手を考えよう」


と言うことになった


「最低でもショタ君だけは守るぞ!!」

『おーーっ』


ちょっと

目的が変わってるし


そんな感じで何故か僕かみんなの中心に守られるような感じで魚群まで近づいているのだが


ふいにちょっと思い出してアイテムボックスを調べ・・・まだ少し残ってる


「そろそろ魚群に近づくぞーー」


魚群のほうもこっちに気が付き方向を変えようとした途端


僕は隊列から抜け出し


「ちょっとショタ君危ないって」


そんな声を横に聞きなが・・・アイテムボックスから残っていた鶏の餌を魚群のいない内側のほうに思いっきりばらまいた


そーすると魚群はそのまま方向をぐるりと変えて落ちていく餌を追いかけるように下の方に降りて行ってしまった。


「今のうち、魚群が戻ってくる前に駆け上ろう」


僕のその言葉に呆然と魚群を見送ってたほかの人たちが


「ショタ君がくれたこのチャンスを見逃すなーー!!」


「皆一斉に走れーーー!!


皆目的を変更して一斉に走り出した


あっ・・・リンさんのリリィの短い脚?では皆の着いていけそうになく

リンさんはしょうがなくリリィを石に戻して駆け上っていく




しばらく走り抜けたところで階段の終わりが見え扉前のセイフティーエリアで残ったみんなで一休み



「ふぅ~~今回はショタ君の機転のおかげでここの出来ることができたけど次来る人たちはどーすればいいかだな」

「そうだな、さすがにあんなのまともに戦えないよ」


そんな話をしている中レットさんは


「その話はまたあとで考えることにして、まず次の問題はこの扉のボスがどんな感じのボスなのかだ」

それを聞いた他の人たちも

「そうだな、今までのほかの塔のボスは東は黒いゴブリンだっけ?」

「あぁ、ダークゴブリンとか言うほかのゴブリンより二倍近くの大きさのゴブリンで次から次とゴブリンを呼ぶとか」

「西はエビルバットって名前で暗闇の中から襲い掛かってくる大きな蝙蝠だった」

「北はまだ情報が出てないんだよな」

「あぁ・・・まだ誰も塔にたどり着いてないとか」

「この運営の事だからまともなボスではないと思うが」

「うんうん」

「それじゃあ1PTごと突入していくか」

『おーー!!』


「それで順番はどーする?」


それが問題だ

現在18名6PTいるが


「そうだな・・・まずはショタ君に・・」

その言葉に僕は

「ちょっとまって・・・さすがに最初はないような」

「いや・・・ここまでこれたのも全部ショタ君のおかげだし」

その言葉に全員がうなずくが


「まず最初はリーダーのレットさん達にお願いしますよ」

「そうか?」

何とか説得をして

結局は最初にレットさん達

次に僕たちが入ることになった


「では最初に行ってくるぞーー!!」

そういってレットさんが扉を開けようとした途端


《[PT:βトップの意地]によって北の塔が開放されました》

《四方すべて塔が開放された時、イベントが開催されます》


え?

前回投稿してから連続してほかの働いている人たちが次々と病気で休みだし

(そのうち一人はインフル入ってます!!状態)

それが何とか落ち着いたと思ったら、今度はパソコンが壊れ新しく買いなおしたと思ったら年末今度は自分が体調を崩し・・

まともに書ける状態になるまで時間がかかってしまいました><


これからはもうちょっと早く書けると思います


1/17日

ちょっと訂正して生き残った人数をちょっと減らしました

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